2009年1月23日

VAIO 「type P」レビュー　動画再生性能（DVD・AVCHD）

今回は動画再生機能のチェックをしていきたいと思う。
まずは単純にDVDを再生してみる。

VAIO 「type P」
VGN-P90NS・P90S・P90HS　　　79,800円（税込）～

VAIO type P レビュー記事履歴（よかったらチェックしてみてください）
・(6)VAIO 「type P」レビュー　展示モデルのスペック・展示状況
・(5)VAIO 「type P」レビュー　いろんな物と大きさ比較
・(4)VAIO 「type P」レビュー　フォントサイズ＆外部出力について
・(3)VAIO 「type P」レビュー！外観編
・(2)VAIO 「type P」実機レビュー！3色＆付属品チェック。
・(1)ポケットサイズのVAIO type P 発表!!

DVDを再生するとしてもDVDドライブを内蔵していないので
今回は手持ちの外付けバスパワー駆動のDVDスーパーマルチドライブを使ってみることにする。

VAIO仕様
●type P
　CPU：Atom Z530（1.60GHz）
　メモリ：2GB　SSD：64GB
　標準バッテリー

● Buffalo USB接続型 DVDスーパーマルチドライブ（バスパワー）
● ミスター・インクレディブル（本編115分）

設定
●ワイヤレスLAN:OFF
●液晶輝度:最大
●音量:真ん中
●画面:全画面

実際バッテリーだけでどれだけの時間再生ができるのかをテストしてみたいと思う。
DVDドライブはPC本体のUSBポートから電源供給するバスパワー型なので
通常動画を再生するよりたくさんの電力を必要とする。
はたしてどれくらい再生が可能なのかを見てみよう。

DVD

DVDを全画面で再生するんだけど
特殊な横長液晶なので縦に合わされてしまって左右に黒帯が、
さらにはシネスコサイズなので上下にも黒帯。
ひとまわりちいさく見える。

この前、地上波でミスター・インクレディブルがハイビジョンで放送されてたけど、
ドットがきめ細かいからかハイビジョンクラスの画質に見えてしまう。
荒さを感じない。特にCGってこともあるんだけどほんとに綺麗に表示する。

再生は全くコマ落ちなく再生できる。
DVDのドライブは内蔵していないので外付けドライブを携帯するのはどうかと思うが、
あればどこでもDVDを楽しむことが出来る。

とりあえず、MPEG2（720×480）は問題が無く再生が可能。

そして視聴してから1時間39分（99分）でスリープモードに。
バッテリー切れです。
映画1本はダメでした。短いものなら可能ですが。

もちろんLバッテリーなら問題なく映画1本は可能。2本は無理。
まぁここまでして無理にDVDをtype Pでモバイル視聴する必要は無いんだけどね。

AVCHD
次にハイビジョンハンディカムで撮影した
AVCHDのハイビジョン画質ではどうか？
●1920×1080 AVCHD （MPEG4 AVC/H.264）
●使用プレーヤー：Windows Media Player 11

こちらは問題なく再生できた。
これにはほんと驚きだ。
ハイビジョンが気軽に再生できるのならといろいろ試してみた。

使用プレーヤー
●WMV（1280×720）ウィンドウ表示（なめらか）全画面時に少しコマ落ち
●DivX（1280×720）音ズレ・コマ落ちで見れるレベルではない

AVCHDの動画はハードウェア・デコーダ機能を搭載し、
最適にチューニングされているため再生が可能だが、
それ以外のハイビジョンクラスのMPEG4はかなりしんどいみたい。
まぁ、この機種でハイビジョンカメラの映像が
なめらかに再生することだけでも驚きだから良しとしよう。

その後、いろいろ調べていたら
ハイビジョンカメラ以外でも1920×1080の映像を再生させてしまった記事を発見。
参考までにリンクを張っておきます。

▼Gigazine（ギガジン）
　●フルHDサイズ（H.264+AAC、1920×1080）のムービーを低いCPU負荷でぬるぬる再生する方法。

　●VAIO type Pのハードウェア再生支援機能で
　　本当にHD動画がスムーズに再生できるかどうか、いろいろと試してみた

ほんと世の中には凄いことを発見する人たちがいますね。
はっきりいってついていけない感じです。
これがもっと簡単に最適に動画変換できるようになったら便利なんだが
そうまでして動画を持ち歩きたいかって話だけど
僕はキー入力が快適に行えるモバイルノートってことだけでも
十分満足ですけどね。
みなさんはどんな使い方をしますか？

VAIO 「type P」
VGN-P90NS・P90S・P90HS　　　79,800円（税込）～