VAIO S15実機フォトレポート！第8世代Hコアプロセッサー搭載デスクトップ級の性能を持ち出せ！

　　

　
新しくなったVAIO S15、発売前に触ることができたので、実機フォトレポートしたいと思います。
　
（4/19発売）
▼パーソナルコンピューター　VAIO S15（15.4型ワイド）
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VAIO S15実機フォトレポート
　

　
デザインを一新した新生VAIO S15。
長らくデザイン変更がなかっただけに一気にカッコイイデザインにかわりました。
VAIO SX14やS13、S11と同じ雰囲気のデザインですね！
ようく見るとテンキーが搭載されていて、少し大型のノートパソコンとなります。
　
それではどんな風に変わったのかを前モデルと色んな角度で比較してみましょう。
　
　

前モデルは少し丸みを帯びたデザインでした。
新モデルは角が取れただけでなく、一回り小さくなっていました。
重さも250gほど軽量化しています。

新：約 幅361.4mm×高さ22.0～26.0mm×奥行254.3mm、約2.25kg
旧：約 幅380.3mm×高さ25.1mm×奥行260.8mm、約2.5kg
　
　

　
今までは、液晶を開いても本体がフラットなデザインでしたが、
新しくチルトアップヒンジを採用したおかげで本体に傾斜が生まれて、キーボード入力など、手首に負担がかりにくい傾斜となる。
　
　

　
新旧重ねてみました。
今回気になったのが、マイク入力端子を省略して、USB Type-Cを採用したところ。
USB Type-Cは「Thumdervolt 3」に対応しています。
　
　

　
SDカードスロットは全面で前と同じ。
SDHC、SDXC対応、UHS-Iなので、UHS-IIには非対応なのが残念。
いつかどんなパソコンでもUHS-IIが標準対応する時代になってほしい。
　
　

　
背面ですね。
こんな風に並べたときが一番サイズ感の違いがはっきり分かりました！(*^▽^*)
　　
　

　
今回フラットアルミパームレストを採用しているので、キーボードカバーである「キーボードウェア」には非対応となります。
　
　

　
今回キーボードを触らせていただきました。
キーボードユニット自体はフニャフニャしなっていますが、実際にのタイピングでは剛性が確保されています。
　
　

　
フラットアルミパームレストにセットし、さらに剛性をはかる金属プレートでサンドイッチされることにより、柔軟なキーボードでありつつ、剛性が確保された。
　
　

　
どれくらい剛性さが違ってくるかと言うとこんな感じですね。
もちろん、新VAIO S15がしならないわけではなく、同じ力加減でこれだけ剛性が違っていました。
ヤラセじゃないですよ（笑）
　
　

　
キーボードのキーストロークやピッチは同じで、テンキーの幅が少し狭くなっている。
・テンキー：有（キーピッチ 約16mm）
・ストローク：約1.5 mm
・ピッチ：約19 mm
　
キーピッチ・キーストロークが同じでも、本体サイズが小さくなっているので、テンキーを細く幅を縮まることによりキーボードの打ちやすさは確保されていました。
あと、キーボードバックライトには対応しないので注意です。
　
　

　
比較はこれくらいにして、新VAIO S15のディティールを見ていこう。
パームレスト左キーボード下辺りにVAIOロゴがプリントではなく刻印されている。
キーボードも浮石のようにスマートに浮き上がっていて、高級感がハンパないですね！
　
　

　
ヒンジ部分のオーナメントはアルミのヘアラインデザインが施されている。
　
　

　
ヒンジ周り。
　
　

　
液晶をオープンするとこんな感じ。
オーナメントが地面に当たって傷がつかないように透明の硬い樹脂のような爪で支えている。
　
　

　
4Kディスプレイが選択できるのは必見です！
15.4型（3840×2160ドット）の4Kディスプレイを選択すればとにかく写真がめっちゃ綺麗です！
　
　

　
横並びにしてディスプレイを撮ってみました。
アンチグレア液晶を採用していて、反射映り込みを抑えて見やすく、目が疲れにくくなっています。
輝度は4Kディスプレイのほうが明るく色鮮やかでした。
　
　

　
さらに拡大して文字のきめ細かさを、フルHD と4Kディスプレイで確認すると一目瞭然。
1ドットが1/4きめ細かいので、15.4型でもドット感が確認できません。
文字がなめらかなのと、複雑な画数の多い文字でも省略することなく綺麗に表示してくれます。
　
　

　
視野角も170度と広く、これくらいの角度で見ても明るさ・鮮やかさは変わりませんでした。
高輝度・広視野角・高色域・ハイコントラストな液晶パネルを採用しております。
　
　

　
オールインワンモデルなので光学ドライブを内蔵できます。
今モデルから初のUltra HD BD対応のブルーレイディスクドライブの選択が可能。
　
・ブルーレイディスクドライブ（Ultra HD BD対応、BDXL対応）：（+10,000円）
・DVDスーパーマルチドライブ：（+0円）
　
　

　
本体底面です。
今モデルからはHDDやメモリーにアクセスするカバーがなくなっています。
もちろん自己責任ですが、分解すれば自分で交換したりなどが可能だと思います。
　
　

　
ACアダプターです。
今回その気になればUSB Type-Cでの給電や充電に対応できるワット数でしたが見送られています。
まぁ～ハードルが高くなるので分からないでもないですが、今回もACアダプター経由の充電オンリーとなります。
出力：19.5V、4.62A（約90W）
　
　

　
今回USB Type-Cが「Thunderbolt 3」に対応して外付けのグラフィックス（dGPU）にも対応しています。
VAIO株式会社にはデスクトップモデルはありませんが、ノートパソコンで、デスクトップ用のグラフィックスカードをUSB Type-C経由で利用できるのが「Thunder volt 3」の特長。
ちなみに、VAIO SX14やVAIO A12などのUSB Type-Cは「Thunderbolt 3」に対応していないのでお間違えなく。

　
デバイスマネージャーを覗くと２つのグラフィックが存在してました。
2つあると実際どうなるの？って思いますが、昔VAIOのSシリーズでハイブリッドグラフィックスシステムっていう切替式のグラフィックがありましたよね！
その感覚でグラフィックを切り替えて使うって感じです。
　
▼ディスプレイアダプター
・Intel UHD Graphics 630
・NVIDIA GForce RTX 2070
　
　

　
今回、外付けGPU Boxに
GIGABYTE製 AORUS RTX 2070 Gaming Box 「GVN2070IXEB-8GC」を使用。
パソコンとの接続はUSB Type-C一本のみ。
このGPU Boxに「NVIDIA GForce RTX 2070」が接続されています。
なので、もっと高性能なグラボを増設することも可能です。
なかなか高価なものですが、それでもノートパソコンでグラフィックス性能がアップできるのは非常にありがたいですね！
　
＞GIGABYTE　ギガバイト GIGABYTE NVIDIA GeForce RTX 2070 搭載 外付けVGA BOX GV-N2070IXEB-8GC[GVN2070IXEB8GC]
　
　

　
背面にはHDMI出力端子やディスプレイポート端子も備えるので、ここから4Kテレビに出力させたりもできます。
あと周辺機器との接続にも使えるUSB3.0ポートも3つほど付いていますね。
　
　

　
もちろん、最高のパフォーマンスを出すにはパソコンはバッテリー駆動ではなく、ACアダプターに接続して行ってください。
CINEBENCH R15を使ってグラフィックステストを行ってみました。
　
　

　
まずは本体の内蔵GPU「Intel UHD Graphics 630」のグラフィックス性能をテスト。
パソコンのスペックはこちら。
　
▼VAIO S15（VJS1531）
・CPU：Intel Core i7-8750H（2.21GHz）（6コア、12スレッド）
・Intel UHD Graphics 630
　
（CINEBENCH R15）OpenGL：54.90fps
　
参考：VAIO SX14（VJS1411）Intel UHD Graphics 620
（CINEBENCH R15）OpenGL：51.64fps
本体の内蔵GPU性能も何気にパワーアップしていってますね！
　
　
 
　
▼VAIO S15（VJS1531）
・CPU：Intel Core i7-8750H（2.21GHz）（6コア、12スレッド）
・NVIDIA GForce RTX 2070
（CINEBENCH R15）OpenGL：109.58fps
　
凄い！単純に2倍のグラフィックス性能が出ていました！
ほんといろいろお店いただきましたが3Dグラフィックスがヌルヌル動いていましたよ！(*^▽^*)
　
　

　
いかがでしたか？
前モデルよりスリム・軽量になってCPU性能も格段に向上！
もう非力とは言わせない第8世代インテルのHコアプロセッサーでぎりぎり持ち運べるデスクトップ級のノートPC、新生VAIO S15。
USB Type-CのThunderbolt3に対応し外付けdGPUに対応し、自宅・職場では本気モードも実現できる。
またワクワクするVAIOが登場しましたね！
これからはデスクトップの代わりにノートPC運用もいかがですかぁ～！(*^▽^*)
以上、実機レビューでした！
　

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