大三元超広角F2.8 世界最小・最軽量 『SEL1635GM2』徹底スペックレビュー！

『SEL1635GM2』徹底スペックレビュー！

こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
2連休お休みしてたのでこれから新商品のスペックレビューを行っていきたいと思います。
まずは大三元超広角F2.8 世界最小・最軽量 『SEL1635GM2』の徹底スペックレビューをお届け！
　
（9/22発売）
9/6(水)10時より先行予約販売が開始
▼フルサイズ Eマウント（FE 16-35mm F2.8 GM II）
・SEL1635GM2：ソニーストア販売価格：346,500円(税込)　→　詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用：311,850円(税込)前後

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＞プレスリリース（SEL1635GM2）
＞ソニー製品情報（SEL1635GM2）
　
YouTube動画をまだご覧になられていない方はどうぞ。
　

＞Introducing FE 16-35mm F2.8 GM II | Sony | α Lens
　
　

 
ついにF2.8超広角レンズの登場で大三元2型化がコンプリート！
2021年11月26日に70-200mmF2.8が2型化がスタートして、1年と10ヶ月で全てが2型化が完了しますね。
SEL70200GM2は長い時は6ヶ月納期、未だに3週間納期がかかってるくらい大人気のレンズ。
SEL1635GM2も2型の噂で買い控えしてたユーザーや、買い替えユーザーでどれくらいの人気が出るのか楽しみなところではあります。
まずは買い替える魅力があるのかどうかをこのレビュー記事で徹底的にお伝えできたらと思います。
　
　

　
FE 16-35mm F2.8 GM II（フルサイズ Eマウント）
SEL1635GM2（大三元超広角）
　
　

　
フルサイズF2.8大三元レンズで『世界最小・最軽量』を実現！
長さ的にも約1cmも短くなって、133g(約20%)も軽量化して547gに。
　

主な仕様での比較でみると、レンズ構成でレンズが1枚少なくなっています。
　
　

　
最短撮影距離がワイド・テレ共にセンサー位置から22cmの距離でピントが合う。
1型が28cmだったことを考えたら6cmも寄れて超広角レンズにも関わらずボケを表現する撮り方がさらに増しましたね。
最大撮影倍率0.32倍は望遠レンズ並みの倍率。
　
　

＞SEL1635GM2、35mm、F2.8、1/8秒、ISO100、0EV
　
「撮影サンプル」ページを見ていただければかなり近接して撮影できることが分かります。
上の写真は35mmでかなり近づいて撮っていますね。
　
　

＞SEL1635GM2、16mm、F2.8、1/320秒、ISO400、0EV
　
続いて16mmでの作例。
　

＞SEL1635GM2、16mm、F8.0、1/2000秒、ISO400、0EV
　
被写体に寄って広角レンズならではのパースを生かしつつ、大きなぼけを使った表現が可能。
また、フローティングフォーカス機構の採用により、最短撮影距離でも高い解像性能を実現している。
たとえば、被写体に寄って遠近感を強調する構図などにもフレキシブルに対応し、表現の幅を広げます。
　

ちなみにズームレンズなので、焦点距離によるレンズの出っ張り具合なんですが、画像がなかったので、僕が動画で見た感じでイメーを作ってみましたが、こんな雰囲気だと思っていただければと思います。
　
　

　
1型が16mm時かなり出っ張っていたので、2型は本体サイズだけでなく、広角時も出っ張らずコンパクトなのも嬉しい進化ですね！
広角端も望遠端も前に出っ張らなくなったので、ジンバル運用の動画撮影時に細かなキャリブレーション作業なく行えそうな気がしますね。
もうここまでレンズが出っ張らないのであれば、思い切ってインナーズームにしてほしかったと思ってしまいますね（笑）
　

　
　
最近のソニーのレンズの小型化は、特に動画時ユーザー向けにも絶大な指示を受ける設計になっているので、その辺も要チェックですよ。
　
　

　
レンズ径自体は小型化しているのですが、フィルター径は従来の82mmを採用しています。
これはすでにフィルターを持っている方への配慮かと思われる。
逆に80mmとか中途半端なフィルター径がなかったからなのかな？
　
今回レンズ自体の小型化で気になるのがフィルター径に余裕ができているのかどうか？
丸型のフィルターでは何の問題もないのですが、角型フィルターを使う際に、従来の1型ではギリギリすぎて、82mmアダプターが汎用のものを使うと四隅が若干ケラレるので、ソニーの16-35mmGM推奨の別売りの薄型アダプターを別途買って使っていました。今回レンズ径が小さくなたことで汎用の82mmアダプターでもケラレなくなっていたら、これも嬉しい進化ですね。このへんは実機を触って確認してみたいと思います。
　
　

　
2型はレンズフードもコンパクトにできています。
この記事を書きながら思いましたが、レンズ径の小型化で少し気になることを発見してしまいました。

　
それがこの溝の深さです。2型はレンズ径が小さくなった分フードのかわりとなるこの部分を深くしたおかげでレンズフードを小型化できたような印象にも思えます。ってことは、レンズ径自体小型化したけど、ここで深く作ってるのでもしかしたら角型フィルターアダプターも従来どおりなのかもしれないですね（泣）
それでもほんの少しでも余裕ができることを期待したいですね！
　
　

＞SEL1635GM2、16mm、F8.0、1/250秒、ISO100、0EV
　
もうひとつレンズフードの小型化に貢献したのが、ゴーストの低減。
太陽を逆光にしたときの強い光源がある時でも、ソニー独自の「ナノARコーティングII」により、逆光耐性がさらに上がって、ゴーストやフレアが起こりにくくなっています。
ゴーストやフレアを「ナノARコーティングII」で大幅に制御したことにより、レンズフードの小型化にも貢献しているとのことです。
加えて、鏡筒内の反射も徹底的に抑える設計で、ヌケの良いクリアな描写を実現し、様々なシーンで活躍します。
　
　

＞SEL1635GM2、16mm、F11、1/20秒、ISO100、0EV
　
画質についてこれまで触れていませんでしが、G Masterレンズならではの高い解像性能と美しいぼけ描写性能を両立しています。
拡大しても四隅の高い描写で隅々まで綺麗に捉えます。
　
　
【レンズ構成】

　
従来の1型よりも、画面中心から周辺部までの解像性能を高めています。
そのなかでも特にこだわっているのが画面周辺部の解像度です。
・諸収差を効果的に抑制する「非球面レンズが１枚」と「超高度非球面XAレンズが3枚」。
・色収差を効果的に抑制する「EDガラス」が「3枚とスーパーEDガラス」が1枚。
・色収差と球面収差を同時に抑制する「ED非球面レンズ」を1枚。
　
　
【MTF曲線】

その効果はMTF曲線を見れば一目瞭然。
レンズ中心部分はもちろん、レンズ周辺部も高い解像感を実現しています。
実際に新旧のレンズで撮影した作例も見ましたが、明らかに解像感は上がってたので期待してください！
色収差もJPEGの場合はカメラ内で補正が入って色収差を抑えることができますが、当たり前ですがRAWだと収差補正が入りません。でもこのSEL1635GM2ならそもそも色収差を抑えてくれるのでRAWでも色にじみを抑え被写体をシャープに捉えることができるので最高ですね！
　
　

　
ボディの高速性能を引き出すAF性能をソニー独自の4基の高推力な「XDリニアモーター」で実現。
AF速度が従来比で最大約2倍に高速化し、α1との組み合わせでは、最高約30コマ/秒の高速連写が可能に。
さらなる高速・高精度なAFで快適な撮影をサポートしてくれる。
　
タイムラグが少なく応答性に優れた「リニア・レスポンスMF」を採用
マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応する「リニア・レスポンスMF」を採用。リング回転角度にリニアなフォーカス移動を実現し、静止画、動画撮影時ともに、撮影者の意図をダイレクトに反映した、精緻（ち）なピント合わせができます。
　

小型ボディでも充実の操作系。今どきのソニーのレンズの操作性となります。
　
1.フォーカスリング
2.フォーカスモードスイッチ
3.フォーカスホールドボタン（レンズ上部およびレンズ左側面）
4.ズームリング
5.絞りリング
6.アイリスロックスイッチ
　
　

7.絞りリングクリック切り換えスイッチ（レンズ右側面）
　
絞りリングは動画撮影時にクリック音が録音されないようクリック音OFFに設定すれば無音化できるので便利。
　
　

　
フォーカスホールドボタンは縦位置でも利用できるよう2個用意されていて便利ですね。
さらにこのボタンはカスタムキーにも設定が可能で、フォーカスホールドとして使わないよ！って方はこのボタンを様々な機能のボタンに割り当てることができるのでα＜アルファ＞ユーザーには要チェックですよ！
　
　

　
動画撮影に便利な進化として、フォーカスブリージング補正に対応。
最新のレンズ設計技術で、フォーカス時のブリージング、ズーム操作に伴う軸ずれやフォーカスシフトを抑制。
　

＞α7 IV:機能説明:ブリージング補正【ソニー公式】
　
　
　

　
レンズ最前面にフッ素コーティングを施しており、レンズ表面に指紋、ほこり、水滴、油、泥などが付きにくく、付着しても簡単に取り除くことができる。
もし水滴がついた際には、拭き取るのではなく、ブロワーの風で飛ばしてあげるのが賢明。
　
さらに防塵・防滴に配慮した設計で、静止画・動画を撮影するプロからのさまざまなフィードバックを反映し、従来機種より一層、防塵・防滴に配慮し、随所に工夫を施したとの事。外装の合わせ目全周にシーリング構造を採用しているほか、ボタンやスイッチ周りのシリコンゴムパッキング、レンズマウントゴムリングなど、ゴミや水滴の浸入経路となりえる箇所の構造を工夫し、屋外の厳しい撮影環境での使用にも耐えられます。また、防塵・防滴仕様のカメラボディ、フラッシュ、縦位置グリップなどと組み合わせることで、システムとしても高い防塵・防滴性能を発揮する。
　
　

　
ついにフルサイズEマウントの16-35mmが4本になりました。
1型のF2.8が重さと大きさで妥協してF4のツァイスを買ってた方には2型のF2.8デビューにおすすめです。
当時のツァイスレンズには操作系のボタンやダイヤルが一つも無かったですからね。
思い切って買い替えを本当におすすめしたいレンズですね。
　
　

＞SEL1635GM、16mm、ISO100、F8.0、1/100秒、-1.7EV
　
僕は1型の「SEL1635GM」ユーザーなのですが、こんな逆光写真を撮ることが多いんです。
しかもハーフNDで空を減光させることで太陽や空の白飛びを極力抑えつつ、逆光で適正露出に近いノイズのない綺麗な写真を撮ることができます。
とにかく16mmという画角は空をたくさん入れた風景写真にほんと最高です。
12-24mmの出目金レンズだったら角型フィルターも150cm×150cmの大型フィルターで荷物がかさばるので、16-35mmのシステムなら100cm×100cmのシステムで楽しめるので凄く便利なんですよね。なので僕のカメラには常にSEL1635GMが着いています（笑）
　
　

＞SEL1635GM、16mm、ISO100、F8.0、1/320秒、-1.0EV
　
今年撮った「新倉山浅間公園」での富士山との撮影も最適でした。
とにかく空を広く入れた風景写真を撮るにはおすすめのレンズですね。
GMならではの隅々までさらに綺麗に撮れるようになったみたいなので物欲湧いてきますね！
　
　

　
いかがでしたか？
とにかく軽量・コンパクトになっただけでもありがたい進化ですが、操作系も充実しつつ、さらにはゴーストなども抑制してくれるので僕みたいに太陽を逆光で撮影するシーンが多いフォトグラファーにはそれだけでも買い替えたい衝動に駆られるレンズですね！
さらに近接撮影できるようにもなって、1本のレンズでいろいろな撮り方ができるので物欲MAXです（笑）
発売日は9/22(金)で、ソニーストアでは9/6(水)　10時より先行予約販売が開始します。
こちらも人気が出るレンズだと思うので発売日に手に入れたいって方は早めの受注をおすすめします。
大三元の2型化による軽量化も魅力的なので、すでに2本レンズを2型化されている方は発売が楽しみですね！(*^▽^*)
　
　
『SEL1635GM2』徹底スペックレビュー！
　
　

（9/22発売）
9/6(水)10時より先行予約販売が開始
▼フルサイズ Eマウント（FE 16-35mm F2.8 GM II）
・SEL1635GM2：ソニーストア販売価格：346,500円(税込)　→　詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用：311,850円(税込)前後

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＞ソニー製品情報（SEL1635GM2）
　
　
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（10/13発売）
9/6(水)10時より先行予約販売が開始
▼『α7CII』本体のみ（フルサイズ Eマウント）
・ILCE-7CM2：ソニーストア販売価格：295,900円(税込)　→　詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用：266,310円(税込)

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＞プレスリリース（α7CII）
＞ソニー製品情報（α7CII）
　
　
　
（10/13発売）
9/6(水)10時より先行予約販売が開始
▼『α7CR』本体のみ（フルサイズ Eマウント）
・ILCE-7CR：ソニーストア販売価格：449,900円(税込)　→　詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用：404,910円(税込)

＞新規の方も安心！My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
　
＞プレスリリース（α7CR）
＞ソニー製品情報（α7CR）
　
　

＞α7CR/α7C II購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン
　
　

（10/13発売）
9/6(水)10時より先行予約販売が開始
▼グリップエクステンション（α7CII）用
※α7CRを購入される方は標準で付属しているのでご注意ください。
・GP-X2：ソニーストア販売価格：20,900円　→　詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用：18,810円(税込)

＞新規の方も安心！My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
　　
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▼当店ブログレビュー記事

＞【α7RV徹底スペックレビュー！】 6100万画素の高画素機に新開発AIプロセッシングユニットや4軸マルチアングル液晶モニターを搭載したα7RV（ILCE-7RM5）が発表！　
　
　
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＞α＜アルファ＞で撮った作例記事！（α＜アルファ＞で撮る！）
　
　
　

　
▼店舗情報 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ソニーショップ ワンズ （ショップコード：2029001）
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL：0794-63-7888、URL：https://www.ones.co.jp
　
兵庫県小野市にある唯一のソニーショップです。基本的に街の電気屋さんなので、Panasonicなどのエアコン・冷蔵庫・洗濯機などの白物家電の販売や取り付け工事も行っております。テレビの壁掛けもお任せください。
店頭ではメインでソニー製品の展示を行っております。
特にα＜アルファ＞コーナーは充実していて、カメラ本体やレンズなども多数展示しております。
実際に見て触って体験していただけるので気軽にご来店くださいね！(*^▽^*)
　
普段カメラの接客は、このブログの筆者takuこと、吉田が行っております。
自身で撮った写真の作例を大画面テレビをお見せしたり、レンズ選びのサポートをさせていただいております。
＞takupocho（Instagram）
インスタグラムでも写真の撮影Exifデータの提供を行っているのでご参考にしていただければと思います。
店頭ではソニーストア商品をさらにお得にご購入していただける「ソニーストア取り扱い店」となっているのでご購入を検討される方は、ぜひご来店くださいね！
　
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店（銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神）で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。

当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
　
   
【ソニーストア直営店】
・ソニーストアショールーム／ソニーストア銀座
・ソニーストア札幌
・ソニーストア名古屋
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など、リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコード「2029001」をお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです(*^▽^*)
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

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