さらにモバイルに磨きをかけたVAIO Pシリーズ徹底レビュー!
何が「VAIO New Ultra Mobile」なの?
って思われた方もいるかもしれませんが、
でもほんとにそれくらい言ってもいいくらいに機能・性能が進化したということです。
いままでのPシリーズとは一味違います。
その真価点をレビューしてみたいと思います。
VAIO Pシリーズ
・VPCP11ALJ・VPCP11AKJ 79,800円(税込)~
新採用のCPUや限定柄のクロコダイルなどの受注は6月下旬となっております。
この辺をご理解の上、受注に臨んでくださいね。
それではレビューをしていきたいと思います。
先日見て触ってきました。
なので見た目や感触など実際に体験してきているのでしっかりお伝えできるかと思います。
まずはコンセプトですね。
今までは光沢感のある高級なデザインというのがPシリーズの売りだったのですが、
気がつけば、指紋がきになったり、表面のキズが気になったりと
モバイルで気軽に使おうと考えている割に、大事にキャリングケースにしまったりと
気軽さが欠けてしまっているのが現状。
そこで今回このようなデザイン・質感・カラーになったわけです。
できれば大胆にカバンに入れて気軽に使っていただくというのがコンセプトですね。
そこでビビットカラーのマットボディを採用して、指紋やキズが目立ちにくしています。
ブラックと組み合わせたツートンカラーが美しさを演出している。
ちなみにブラックとグリーンはソニースタイルの限定カラーとなっている。
それと限定デザインとして、
以前VAIO typeCで採用していたクロコダイル柄がPシリーズで復活。
こちらの柄を選択したい方は受注が6月下旬となっていますのでお気を付けくださいね。
目指したのは生地のような質感。
まるでタオル生地で折りたたんだかのようなデザインをカラーで表現して、
やわらかさを感じさせる質感で、見た目も手触りも良かったです。
キーボードは天板と同じカラーとなって統一感をだしている。
キーの部分は素材そのものの色なので、
キー入力をハードな使い方をしても色がハゲたりする心配が無いですね。
さらには、キーの文字もプリントではなくレーザー刻印なので安心です。
英字配列キーボードの選択もあるのですが、
さらに今回、「日本語配列(カナなし)」が選べるのもレーザー刻印のおかげです。
使い勝手はいつもの日本語配列、でも日本語かな表記がないことにより、
英字配列キーボードに近いすっきりとしたデザインとなっている。
今回の新機能として、ボディ内にGセンサーを搭載しているので、
液晶画面を縦にするように持っていただくと、画面が自動で縦表示になり、
WEBの閲覧などが本を見るかのように使えます。
これも新機能ですね。モバイルグリップスタイル。
液晶画面の左右にタッチパッドとクリック・右クリックが配置されていて
上の写真のような持ったまま操作が行えるようになっています。
以前VAIO Uシリーズを思い出しますね。
場所を問わず、どこでもどんな態勢でもできるというところが
これぞモバイルのスタイルだと思いますね。
今回アクセサリーなんかも豊富で同じビビットカラーで揃えたアクセサリーが選べます。
モバイルグリップスタイルのためのストラップであったり、マウスカバー、
シリコンケースには穴があいていて違うカラーと組み合わせれば、穴から
別のカラーが顔を出すみたいなコーディネートができます。
たとえばこんな感じ。
Pシリーズ用のアクセサリーシミュレーションが行えるのでここは要チェックです。
ちなみに僕なら、こんなカラーコーディネートもありかなと。
すべてのビビットカラーを楽しめます。
オリジナルのメッセージを刻印して、世界であなただけの1台に。
ということで定番の刻印メッセージサービスなのですがここも進化しております。
今回メッセージに使用するフォントは9種類から選択することができ、
日本語も入力も可能となりました!
さらに刻印の楽しみが広がりましたね。
今回から、電子コンパス機能が内蔵されています。
地球のわずかな磁力により方角がわかるという機能です。
このようなガジェットも用意されていのでモバイル時には役に立つのかもしれませんね。
つづいては性能パフォーマンスについて
CPUには大幅な小型・薄型化を実現したインテル Atom プロセッサーを採用。
動画や音楽、インターネットなどを快適に楽しめるパフォーマンスを備えながら、
省電力性にも優れ、長時間のバッテリー駆動を可能にします。
VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでは、
インテル Atom プロセッサー Z530(1.60 GHz)をはじめ、
上位グレードのZ550(2 GHz)、およびZ560(2.13 GHz)の選択も可能。
今回選べるようになったAtom Z560には、
最新のチップセットシステム・コントローラー・ハブ US15Xを搭載。
従来のUS15Wチップセットより、
グラフィック性能が200MHz→266MHzと約33%向上するため、
システム全体のパフォーマンスがさらにアップするとのこと。
ネットブック特有の表示のもっさり感がかなり解消されるということです。
また、今回から2GBの大容量メモリーが標準搭載されるようになりました。
ちなみにZ560に関しての受注開始日は6月下旬になります。
今回エントリーで争うことのないCPUなので、高性能CPUを求める場合は
後日の受注開始となります。
どうして上のようなパフォーマンスに差が出てくるのかというと、
SSDの性能にも関係があります。
今回からHDDの採用をやめて、すべてをSSDだけにしております。
そして、VAIO Xシリーズと同様に、SSD64GBに関してはIDEのパラレルタイプで、
SSD128GB・SSD256GBにはSATAを採用して変換アダプタを使って接続しているので
速度を重視される方は128GB以上のSSD選択をお勧めいたします。
今回ストレージをSSDに統一することにより、
本体設計を見直し、限りなく小さくすることにより、6mm程内部的に削る事が出来たので
実はバッテリーの容量アップを図っています。
本体サイズはそのままに、スタミナ性能を強化いたしました。
バッテリー容量 2100mAh → 2500mAh
S(標準): 最長約4時間 → 最長約5.5時間
L(大容量):最長約8時間 → 最長約11.5時間
たった6mmけすることだけで、バッテリーのセルをわずかながら大きくするだけで、
これだけのスタミナが実現できたというわけです。
さらに他のVAIOと同様に「照度センサー」も標準搭載されているので、
部屋の明るさや使用環境での明るさを最適に調整してくれるので、
省エネ性能がアップしました。
バッテリーカラーも本体カラー同様のカラーを採用しております。
別売りSバッテリー購入時でもしっかり5色分用意されています。
ただし、Lバッテリーに関しては、ブラックカラーのみなのでそこだけ気を付けてくださいね。
WWAN&GPS+WiMAX
VAIOではじめて、WWAN&GPS+WiMAXの同時搭載が可能。
これでエリア範囲が広いFOMA回線と、
都市部でしか利用できないけど高速モバイル通信が楽しめるモバイルWiMAX
とを切り替えて楽しむことができます。
さらに今回はWWANに対してFOMAだけではなく、
低料金でリーズナブルなb-mobileが契約できる
「b-mobile 最大6ヶ月無料ワイヤレスネット接続パック」が用意されています。
これの特徴は、
・ソニーからSIMカードをセットした状態で出荷してくれます。
・面倒な手続きが不要、電話一本で回線開通!
・最大6ヶ月、360分の無料通信券が付属。
・1,000円単位のプリペイド方式なので、ちょっと使いでも安心。
・サービスエリアはドコモのFOMA回線と同等
「b-mobile 最大6ヶ月無料ワイヤレスネット接続パック」
Bluetooth搭載VAIOをPS3のワイヤレスキーボード化に対応。
【リモートキーボードwith PlayStation】
PlayStation 3をもっと楽しく便利にするVAIOのリモート機能VAIOと
“PlayStation 3”をBluetoothでつなげば、文字などをVAIOのキーボードで入力できます。
ネットワークゲームやPlayStation Homeでチャットをするときなどに便利です。
さらに、インターネット経由でVAIOと“PlayStation 3”を接続してリモート操作することも可能。
外出先でも、VAIOで“PlayStation 3”に保存したゲームのPVや写真などを再生したり、
「週刊トロ・ステーション」を見たり、多彩な楽しみが広がります。
ただしVAIOリモートでPS3の画面をVAIOに表示させてプレイできるのは、
現時点で「週刊トロ・ステーション」のみ。
今後、ソフトメーカーの対応待ちのようで実現できるとうれしいですよね。
あとTorne(トルネ)で録画した地デジの番組や視聴は
現時点では著作権保護の問題で対応しておりません。
今後の展開が楽しみですね。
かなりの方が利用されていると思われる「Evernote」に、なんと!
もっと便利に利用していただきたいということで、「Evernote for VAIO」が搭載されました。
Evernoteとは、
Webページ、写真などの様々なデータを保存でき、
ネットを介してどこからでもアクセス可能なWebサービス。
データ量が毎月40MBまでは無料でアップロードが可能。
パソコンはもちろん、iPhoneやXPERIAなども専用アプリがあって、
Evernoteで管理しておけばどこでもデータを見ることができるという優れたサービスです。
VAIOならではのWebカメラの連携やPictureMotionBrowserの連携、
QuickWebAccessからのブラウザーからの閲覧も可能。
これはVAIO Pシリーズだけではなく、今後出てくるVAIO夏モデルから搭載予定するらしい。
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とにかくかなりのフルモデルチェンジということでまたまた楽しみなVAIOが登場しましたね。
これは個人的にも持ってみたいなという物欲も湧いてきました。
ほんとさらにモバイルが楽しめる機能が盛りだくさんなので
みなさまに気軽にどこでも持っていけるというところで、お勧めしたいVAIOですね。
VAIO Pシリーズ
・VPCP11ALJ・VPCP11AKJ 79,800円(税込)~