2012年10月1日

圧倒的な高精細・高画質で臨場感がハンパ無い4K対応テレビが登場！

圧倒的な高精細・高画質で、臨場感がハンパ無い4K対応テレビが登場しました！
これ、ほんとに凄いです！

▼84V型4K対応液晶テレビ＜ブラビア＞ 11月23日発売
・KD-84X9000メーカー希望小売価格：1,680,000円

とにかく値段が…凄いけど、凄いのは値段ではなくそのクオリティにあります(^O^)。

この4Kテレビが出てくるまでは
フルハイビジョン（1920×1080ドット）がテレビ業界の最高画質。
そして4Kテレビの解像度はその4倍の（3840×2160ドット）と驚異の解像度。

デジカメの解像度感覚で比較すると、フルHDは約200万画素の写真をそのまま映し出せ、
4Kテレビでは実に800万画素相当の写真をそのまま映し出せるほどの解像度があるんです。
それはMacBookProのRetinaディスプレイをも遥かに凌ぐ解像度（まっサイズが違うけどね）。

実際にこの映像を見たときはほんとに驚きました。
とにかく初めてハイビジョン画質を見た時の感動以上に、驚きを感じましたね。
これだけ目が肥えているはずだから、そんなには驚かないだろうと油断してました。
ディスプレイの綺麗さもそうですが、その撮影の綺麗さにも驚きました。
顔をディスプレイに近づけてみたけどデジタル映像特有のデジタルノイズを感じず、
細かい部分もくっきりしてて、これぞ4K画質っていうのを体験してきました。

正直僕が一番気になったのは、この4Kテレビに映し出されているこの映像を
どんなカメラで撮影したのかとか、この映し出されている映像のビットレートはどれくらいなのかとか
このテレビを買ったとしても、このクオリティの映像ソースはどうするのか？

現時点ではブルーレイディスクで超高ビットレートの4K映像を記録し
楽しむのが基本になると思います。

でも4K映像ってハンパ無いくらいのデーター量。
ましてやそれをより綺麗にってことになると、思っている以上のデータ量だと思います。
映像配信は実現できるんですかね？
現時点での地上波の映像配信ビットレートは微妙です。
小さなテレビでは問題無いでしょうけど、60インチオーバーのテレビで近づいてみると
デジタル放送の圧縮ノイズが感が出てきてハイビジョン画質に幻滅するときがあります。
ビットレートが少なくても十分綺麗なのがアニメとか動きの激しくないドラマですね。
バラエティ番組のド派手なスタジオ背景や駅伝などの常に激しく動いているような映像は
地デジではかなり厳しいですからね。
その点BSならまだマシなのですがそれでも限界を感じるときがあります。

はてさて、4Kのテレビの楽しみ方をもっと明確にしていかないと誰も買えませんね。
現時点で僕が楽しむなら写真を綺麗に大画面で楽しむことかな。
僕はこれだけでも満足ですけどね（笑）

もちろん今現行の地上波放送を4Kにアップスケールしてみることもできます。
でも、もちろんオリジナルの映像より正直綺麗になることは無く、
4倍に引き伸ばした時の粗さを超解像度技術で補うってことですよね。

実際、オリジナルよりはるかに綺麗にすることができるんなら
今の60インチ以上のテレビにもそういう回路を入れるべきだと思うし、
無いというのはやっても意味がないって言う意味にも捉えられます。
いままでDVDのアップスケーリングも見てきましたが、補正はかけてると思うけど、
別にハイビジョン画質になっているわけでもないんで、そんな感覚なのかとも思います。

僕はまだアップスケーリングされた映像はまだ見たことないんで何とも言えませんが
一度どこかで体験してみたいですね。
でもさすがにお店では展示しないだろうなぁ。

とにかく4Kというテレビ自体はほんとに物凄いクオリティだと思いました。
ただ現時点では気軽に買えるようなものでもないので今後の動向を見守りたいと思います。
でも思ってたより相当安かったので正直それも驚いてます。200万円以上すると思っていた。
メーカー希望小売価格で168万円なので実際はもっと安く買えそうですね。
お金が有り余っている方で、フォトフレームとして使いたい方にはお勧めしますよ（笑）