2012年10月31日

「VAIO Duo 11」のデジタイザーペンで本格的にイラストを描いてみた。

お待たせしました。以前ブログで告知してた
「VAIO Duo 11」のデジタイザーペンで本格的にイラストが描けるのか？
実際に描いてみたんだけど…

このVAIOマジで良すぎです！

▼VAIO Duo 11（Windows 8 搭載）
・SVD1121AJ99,800円～ 長期保証＜3年ベーシック＞付

僕は14年ほど前、パソコンでワコムのペンタブレットを使って描いたことがありますが、
紙とペンでは納得のいく絵が描けるのに、ペンタブレットになるとぜんぜん書けなくって、
途中で挫折してしまった口です。
10年ほど前にも液晶ペンタブレットを採用したデスクトップVAIO Lシリーズがあったが
ワコムのペンタブレットよりは描きやすかったけど、それでも描こうとは思わなかった。
でもこれは良い！思ったように描けるんです！

絵には自信があるが、タブレットに慣れ続けることができず挫折してしまった方！
ついに理想のタブレットが出てきましたよ！

まずはこちらをご覧ください。
デジタイザスタイラス（ペン）を使ってイラストを描いてみました。
線画は前日の夜中に頑張って描いて、
色塗りを、ほぼノーカットで撮影した映像を YouTubeにアップしたので
よかったら見てやってください。

ねっ！凄くないですか！
これで描いたらセミプロになったような錯覚をしてしまう。
適当に塗ってても良い味出ますよ。こんな描き方ができるんだと新発見です！
不透明度で描く塗り技はなかなかハマりそうです。

ちなみにこのビデオ編集は「VAIO Duo 11」で
Adobe Premiere Pro 2.0にてハイビジョン編集した動画です。
15分の映像ですがAVCHD書き出しに5時間30分ほどかかってしまった。
この辺がウルトラブックの性能ですね。でもしっかり編集は出来てましたよ。

僕は普段あまり絵を描くことが無いので、
子供に絵を描いてあげたりするのも年に一回二回ほど？
今となっては、なかなか紙やペン・色鉛筆を用意してまで描かなくなってしまった。
とにかく描く準備をしても描き終える時間が無いからヤル気がおこらなかったのかな。
でもこの「VAIO Duo 11」（タブレット）があれば、いつでも手軽に描けそうなので
15年くらい前によく描いてた頃の絵心が復活するかもしれません。（ちょっと期待）
ホームページもイラストで描き替えていくか？なんてね（笑）

ほんとWindows8のおかげで、こんな神タブレットパソコンが出てくれるなんてね。
11.6型 IPS液晶パネルが、発色もよく描いててほんと楽しいですね。
見る角度が変わっても色味や濃淡が変わらないのが良いです！
デザイナーや趣味で絵を描く方にも超おすすめですね！

とにかく「VAIO Duo 11」でお絵かきソフトって言うと、
「Fresh Paint」や「ペイント」が標準で入っているのですが、
僕がおススメしたいのが、「Note Anytime for VAIO」ですね。
たぶんイラストを描くと言ったことに関しては盲点なWindowsアプリ。
そしてこのアプリ意外に相当出来のいいソフトですね。
基本的には、この「Note Anytime for VAIO」は仕事効率化ソフトで
ノートとして、ビジネスなんかに役立ちそうなアプリです。

「Note Anytime for VAIO」の
「for VAIO」っていうのは、アプリメーカー（MetaMoji）が
「VAIO Duo 11」用に最適化した特別仕様のアプリなんです。

標準状態では、指でなぞるとキャンバスが動いて、線が描けない。
そしてデジタイザースタイラス（ペン）で描けば線が描けるようになっています。
もちろんオプション設定で、指でなぞっても描けるよう設定も可能です。
なので、ペンを持ったまま液晶画面に手が付いても間違って描かれることはないですね。
「Fresh Paint」や「ペイント」は手が触れただけで描けるので誤操作の原因に。
ただ、タイミング悪く手いた時にピンチインのような動作になったりすることもあるので、
手を置くところにクリーニングクロスなんかでも置いて作業すれば快適に描けますよ。

デジタイザスタイラスを良く使うようになれば電池が切れた時のことを考えて
予備を持っておいた方がよさそうですね。正直どれくらい使えるかもわからない。
単6型って日本では見かけないので買うところが限られてそうです。
またなんかのついでに買っておこうっと。

シックエナジャイジャーアルカリ乾電池単6形 2本入 E96 B2

▼これはiPad

すでに「iPad」用のアプリもあってWindows・iPadとデータの相互間もあって
Windowsで作成したデータを「Note Anytime形式」でメールで送って、
iPadで楽しむといったことができる。ためしにiPadに入れてみたけど、
同じようにベクタードローデータなので拡大しても綺麗に見れます。
一応Androidアプリも対応予定にはなっているので、
このソフトを使
いこなしておくのに損はなさそう。早く対応してほしいものですね。

そういえば「Note Anytime for VAIO」は標準で
インストールされていないんでまずはダウンロードする必要があります。

スタート画面にある「ストア」を選びます。

「VAIOのお勧め」ってところに「Note Anytime for VAIO」があります。

ここから「インストール」ボタンを押してインストールします。
しばらく待てばインストールが完了。
基本無料のソフトなんで気軽にインストールしてみてください。

この「Note Anytime for VAIO」は
フォトショップのようなビットマップペイントソフトではなく、
どっちかっていうとイラストレーターのようなベクタードローソフトなんで、
拡大してもドットが荒くなるようなことが起こりません。
いつもエッジはボケることなく綺麗に表示される。

そして、ひと筆描くごとにオブジェクトな管理になるので
線が多少ズレようが、引っ張ったり・拡大・縮小・回転自由自在に修正できます。
そうでありながらフォトショップのように描けるのでかなり楽しいソフトですよ。

一本一本の線オブジェクトをまとめて選択してグループ化もでき、
レイヤー管理は無いが、重なる順序で前面・背面へと移動もできる。
最前面っていう操作ができないのが残念ですが、一度カットしてペーストすれば
最前面で貼り付けできるので工夫次第ではなんとでもなりそう。

操作ツールもシンプルでペンを何種類かセットできます。
とりあえず一つ選んでみよう。

そうすると、ペンの太さやインク色、不透明度が変えることができる。
インク色は24色しか無いのかと思ったらそうでもなく、
無料で自由に使える色がこの標準のインク色になって、

その他、「パステルカラー」「アースカラー」「グレイッシュカラー」
が用意されているが、よく見ると160円（購入）ってなっている。
なるほど課金制度ね。
でも実際に選んでみると色が塗れる。
なろほど、インクビンに99って数字が書かれているが、
使った色の量だけこの数字が減ってきて無くなると160円で補充するといった仕組み。

でも大丈夫！
発想次第では標準カラーだけでも十分に色が楽しめます。
不透明度を調整して重ね塗りをすれば色は無限に作り出すことができる。
使い慣れたら色のセンスも身に付きそうですよ。
この辺はYouTubeでも説明してるのでチェックしてみてくださいね。

完成したイラストです。
こんなのが簡単に描けちゃいます。
そこそこ絵心のある人は相当楽しめるんではないでしょうか！
もしくは絵の上達にも使えるかとも思います。

実は僕は、見マネでしか絵が描けず、自分で考えて描くことができません。
なので見本を見ながらでないとダメなので時間がかかってしまいます。
しかも漫画レベルでしか描けないのが欠点です。
この半透明での塗り方は水彩画風（かな？）なので、
もっと慣れて、風景画なんか描けるようになったらいいかなぁって思います。
マネして描く絵ではなく、いつか自分の絵が描けたらなぁとも思います。