LDACの効果がハイレゾに聴こえてくる!「SRS-X55」スペックレビュー!
先日3機種発表された、ワイヤレスポータブルスピーカーの最後の紹介。
従来の3倍のデータ転送量!
Bluetoothの新コーデック「LDAC」の効果が抜群に感じ取れる
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X55」のスペックレビューをしたいと思います!
(2月21日発売)
▼ワイヤレスポータブルスピーカー
・SRS-X55:24,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
見た目はあまり変わらないですが、中身がかなりパワーアップしているので
その辺を見ていきましょう!
個人的にも大好きな「SRS-X5シリーズ」の後継機種。
寸法・質量は従来と同じままで、サブウーファーの出力が10W→20Wに倍にアップ。
「SRS-X3シリーズ」もコンパクトの割になかなかのものですが、
迫力だけでなく、音に立体感が出るのはこの「SRS-X5シリーズ」以上のモデルになります。
このサイズでこの音が楽しめるんだったらって思える良いサイズですね。
ちなみに僕は「SRS-X5」を車用に使っているんだけど、
騒音が目立つ軽四なんかは「SRS-X3」より「SRS-X5シリーズ」がおすすめですね。
さらに、バッテリー駆動時のウーファーの出力が「SRS-X5」では、
10W→8Wと若干出力を抑えられていたのですが、
「SRS-X55」なら、バッテリー駆動時でも
AC駆動時同様20Wで楽しめるようになったので、
より迫力の音で鳴らせるようになります。
▼比較表
SRS-X5 | SRS-X55 | |
使用スピーカー | 直径38mm(フルレンジ)×2 58mmサブウーファー |
← |
エンクロージャー方式 | パッシブラジエーター方式 | ← |
周波数帯域 | 60Hz-20000Hz | ← |
実用最大出力 | 20W(10W+5W+5W) | 30W(20W+5W+5W) |
通信方式 | Bluetooth標準規格 ver.2.1 + EDR |
Bluetooth標準規格 ver.3.0 |
Bluetooth 対応プロファイル |
A2DP,AVRCP,HFP,HSP | ← |
Bluetooth 対応コーデック |
SBC、AAC、aptX | SBC、AAC、LDAC |
電池持続時間 (Bluetooth接続時) |
約8時間 | 約10時間 |
寸法(幅×高さ×奥行) | 約221×118×51mm | 約221×118×51mm |
質量 | 1200g | 約1200g |
バッテリー持続時間が2時間も増えたのはありがたいですよね。
あとBluetoothの対応プロファイルは同じですが、対応コーデ
ックが増えています。
ソニー独自開発のBluetoothコーデック「LDAC」を新たに採用。
「LDAC」なら(96kHz/24bit:990kbps)で広帯域で送れるのが特徴です。
ビットレートが「SBC」の3倍です!
あと皆さん一番気になるのが「LDAC」の音質ですよね。
とくの「SRS-X33」で聴くよりは「SRS-X55」で聴くほうが、本当に効果の感じ方が良く分かります。
それとハイレゾとまでは行きませんが、その音の良さがハイレゾ並で聴けるので、
スピーカーとしては、かなり良くなっていました。
これはほんと一度聴いてみてください!
「LDAC」はソニー独自って言ってますが、
世界標準規格に持ってこうとしているコーデックなので、
これからのスタンダードになってくれればいいかなって思います。
楽しみですね!
▼参考までに
SBC:328kbps(44.1kHz/16bit)
AAC:(80kbp~320kbps)ビットレート変換することなくそのまま送れるのが特徴
aptX:354kbps
LDAC:990kbps
国内では未発表ですが、
ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1ABT」も「LDAC」に対応しているので
ついにBluetoothヘッドホンでもハイレゾ並の音質で楽しめます。
また、ハイレゾだけでなく、CD音源も音質劣化が少ないのが特徴です。
あと残念な点が一つあって、
Bluetoothコーデックの「aptX」に非対応になった理由が分からない。
もちろんLDACのほうが良いから使わないだろうってことかもしれませんが、
対応機器がまだ充実していない分、aptXの対応だけはしてほしかったなぁ~。
あと個人的にですけど、色がブラックとホワイトのみになってしまって
レッドの選択肢が無くなってしまったのが残念。
・「SRS-X5」を分解して金属製のスピーカーネットのヘコミを修復してみた!
以前分解したことがあるんですが、全く同じ設計だったら
僕はレッドを持っているので、「SRS-X55」のブラックかホワイトを買って
スピーカーネットだけ移植すれば自分だけのLDACに対応したレッドが完成しそうです!
↑そこまでするか?
なんかこれだけで物欲が湧いてきた!
でもLDACに対応した機器と言えば
「NW-ZX2」「NW-A10シリーズ(アップデートにて4月頃対応予定)」。
う~ん、現状どちらも持ってないやぁ~(泣)
そうなると僕はしばらく「SRS-X5」で我慢することになるなぁ~。
あっ、「SRS-X11」でしばらく遊べるから良いか!←何の割り切りや!
電源と受話ボタン以外の操作は、タッチセンサー方式を採用。
一回の操作で、推奨サウンド設定を実現する「ClearAudio+」
ソニー独自のさまざまなデジタル信号処理技術を組み合わせることで、
ソニーならではの音を手軽に楽しめる技術。
高い臨場感を実現する音場技術、迫力の低音を再現する低域再生技術、
そしてクリアなサウンドを実現する補正技術を盛り込みながらも複雑な設定を
することなく、低域から高域までソニーお勧めの音を楽しめます。
あと、デジタルアンプ「S-Master」や
圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」も搭載。
NFCも上部に備えているので
NFC機器同士なら、かざして簡単にペアリングすることが可能。
あとはBluetoothでワイヤレスで楽しむことができます。
対応機器は特に制限が無く、Bluetooth接続に対応しておけば、
WALKMANだけではなく、Android・iOS・Windowsを搭載した
スマートフォン・タブレット・パソコン・WALKMAN・ゲーム機など、
様々な機器とワイヤレスで接続することができます。
1つのスピーカーで最大8台までの機器とペアリングできる「マルチペアリング」に対応。
電源は「SRS-X5」ではDC IN 12.5Vでしたが、
「SRS-X55」はDC IN 15Vに変更されていました。
う~ん、さすがに出力が上がったので変更せざるを得なかったのか?
でもいろんな種類のACアダプターが増えると管理が大変ですよね、
別売りでいいから1つでソケットを変えるなりして扱えるACアダプターを
ソニーが出してくれないかなぁ~。
ちなみにUSB端子が付いてますが、
これはUSB充電するモバイルデバイス(スマホ・タブレット・WALKMANなど)に
おすそ分け充電をするための端子です。
バッテリー容量も少しアップしてそうなのでいざって時に安心ですよね。
▼SRS-X5・X55専用キャリングケース
・CKS-X5:3,000円+税 → 詳細・ご購入はこちら
キズつかないためにも携帯するときにはお勧めですよ。
まず2015年第一弾として発表されたこの3モデル。
どれが良いの?って言われたら、音なら迷いなく「SRS-X55」。
どれが一番手軽で使い勝手が良いの?って言われたら「SRS-X33」。
持ってて人に見せたりして楽しいのは「SRS-X11」ってとこですかね。
あとワイヤレスで左右離してステレオペアリングで楽しめるし…。
僕は去年のモデルはほとんど買ってしまったが、それぞれ使い分けて楽しんでいます。
僕は比べるんじゃなくって、ここにはこれでって言う使い分けをしてしまうので、
1つとは言わず2つ3つ必要に応じて楽しんでみてくださいね。
以上、「SRS-X55」スペックレビューでした。
(2月21日発売)
▼ワイヤレスポータブルスピーカー
・SRS-X55:24,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
(3月14日発売)
▼ワイヤレスポータブルスピーカー
・SRS-X33:16,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
・さらに小型化だけど音質はパワーアップした「SRS-X33」スペックレビュー!
▼SRS-X33専用キャリングケース
・CKS-X33:2,380円+税 → 詳細・ご購入はこちら
(2月21日発売)
▼ワイヤレスポータブルスピーカー
・SRS-X11:8,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
・キューブ型で超可愛い!! ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X11」スペックレビューだ!
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