VAIO Zの技術も取り入れた超軽量モバイルノート 『VAIO SX12』 実機レビュー！

『VAIO SX12』実機レビュー！

　
こんにちは、ソニーショップワンズの takuです。
最後に「VAIO SX12」の実機レビューをお届けします。
　
▼【VAIO SX14/SX12発売記念キャンペーン】2021.10.13日(水) 13:00 ～12.1(水)10:00
・本体ベースを10,000円(税込)OFF
・第四世代ハイスピードSSD 512GBを10,000円(税込)OFF

（10/22発売） （Windows11搭載）
▼VAIO SX12（2021年モデル）12.5型ワイド
・VJS1241：123,100円(税込)～　→　詳細・ご購入はこちらから

　
通常モデルに加えて、「勝色特別仕様」「ALL BLACK EDITION」も登場しているので要チェック！
 
・【勝色特別仕様】：237,500円(税込)～　→　詳細・ご購入はこちらから
・【ALL BLACK EDITION】：232,000円(税込)～　→　詳細・ご購入はこちらから

　
　

　
VAIO SX12は、アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインホワイト、ローズゴールド、ファインブラックの5色から選べます。
本体カラー「ファインホワイト」を選ぶにはキーボードの選択で
・「日本語配列（かなあり/バックライトあり）ホワイトキーボード」
・「英字配列（バックライトあり）ホワイトキーボード」
この２つのどちらかが選ばれていないといけなかったりと、少し条件があるので注意が必要です。
　
　

　
今回レビューしたのは「アーバンブロンズ」カラーです。
　
　

　
天板に埋め込まれたロゴプレートが同色で輝いて綺麗でした。
　

天板には立体成型カーボンを採用した天板を使用。
従来モデルで薄型軽量化と強度の両立に貢献していたカーボンウォール天板がさらに進化して、ディスプレイ両側面までカーボン素材で覆いさらなる剛性向上と軽量化により、最軽量構成時約887gを実現している。
　
　

　
なんと言ってもVAIO SX12の魅力は軽量コンパクトな所です。
最軽量構成時では、なんと約887gという圧倒的な軽さを実現しています。
寸法：287.8×205mm、厚みは15.0～17.9mmとなる。
　
ちなみにVAIO SX12の887gの最軽量構成条件は
・CPU Ci5以下
・WWAN無し
・KBDバックライトなし
を選んだ時に887gが実現します。
　
組み合わせで一番重くなっても936gなので、VAIOオーナーメードにて選ぶ内容に妥協せず、自分が欲しいと思う性能を選んでいただけたらと思います。
　
　

　
本体底面部はシンプルな構造で隠しビスはなく、オープンビスで開けやすいシンプルな構造になっています。
本体がコンパクトなので、一見分厚いノートのように見えるかもしれませんがそんなことはないですよ。
　
　

　
このように薄型の超軽量モバイルノートとなります。
ヒンジ部のこのデザインこそVAIOらしいデザインですね！
ちなみにVAIO Zと同じく「片手で開ける新開発ヒンジ」を採用している。
　
　

　
なので、このようにペタンと180度開くことができる「180度フルオープン構造」。
　
　

　
キーボードの「Fn+2」で画面を反転することができます。
対面の人に画面を見せたり、プレゼンする時に超便利ですよ！
　
　

　
パームレストはアルミのヘアライン加工されていてクールな仕上がり！
ヒンジからパームレストまでアルミの一体成形でシームレスなデザインに！
　
　

 
バックライトキーボードは今回標準搭載ではなくて、VAIOオーナーメードにて、選択する必要があります。
ちなみにこれは「日本語配列（かななし/バックライトあり）ブラックキーボード（+5,500円）」です。
　
キーボードの「キートップ」はディッシュ(皿)形状になっていてタイピングしやすい形状です。
　
　

　
VAIO SX12で新旧とインターフェースの内容が変わってきています。
　
まず新しいVAIO SX12は「SDカードスロット」「VGA出力」が非搭載。
標準のUSB-A端子が両サイドに２つ備わっていて、さらにはUSB Type-Cが２つも備わっています。
このUSB Type-Cが大幅に進化したわけなんですが、今回Thunderbolt 4に対応しているので、外付けGPU BOXでグラフィックス性能を強化することも可能になりました。
　
▼USB Type-C 仕様
・Thunderbolt 4 / USB 4 / USB 3.1 / USB Power Delivery / DisplayPort 1.4
　
　

　
あと充電も新VAIO SX12ではUSB Type-Cを使った充電が標準になったので、DC INなどのACアダプター用の端子はなくなっています。
　
　

　
これはUSB Type-Cで充電しているところです。
付属のUSB ACアダプターのUSB Type-C端子はつかみやすい形状ですごく便利です。
　
ちなみに、USB Type-C端子が2箇所どちらも同じ性能なので、どちらでも充電が可能です。
　
　

　
充電には従来のACアダプターは使わずに、付属のUSB Type-CのACアダプターを利用して充電でき、コンパクトで持ち運びも便利なのでメリット大ですね！
60%の出力増と小型軽量化(重量・体積共に約30%減)を両立させたUSB PowerDelivery対応ACアダプターを新開発！発熱量を抑え小型軽量化を実現させるために最新パワー半導体GaN（窒化ガリウム）を採用しています。
　

▼小型大容量のType-C ACアダプター （VJ8PD65W）
・最大供給電力65W（USB PD対応）
・INPUT：100～240V、50/60Hz、1.5A
・OUTPUT：5V（3A）、9V（3A）、15V（3A）、20V（3.25A）
・重量：164g（ケーブル含む）、サイズ：60×45×28mm
　
　
あと市販のUSB ACアダプターも使えるのは魅力ですね！
　

　
　

　
USB Type-Cでも急速充電が可能です。
PD対応の60W、45W、20Wなど様々なモバイルバッテリーが出ていますが、
いざってときに充電ができるので安心ですね！
　
　

　
これもVAIO Zから継承した性能で、
生体認証として、WEBカメラを使った「顔認証」と「指紋認証」のダブル生体認証が可能。
VAIO オーナーメードで、「顔認証(+3,300円)」を選べば、約207万画素の高性能フロントカメラになってパスワード入力しなくても顔認証でログインできます。
カメラを使わない時はシャッターを閉じることで目隠しすることができるので、気になる方には安心ですね！
　
　

　
「指紋認証」は電源ボタン一体型で電源ボタンに軽く触れてログインすることができます。
マスクを付けていて顔認証できないときにはおすすめですね！
　
　

　
ディスプレイは12.5型ワイドのフルHD(1920×1080)のみで映り込みを抑えたノングレア液晶を採用。
VAIO SX14のようにタッチパネルや4Kディスプレイが選べないので注意です！
　
Windows11搭載
Windows 11を簡単に触ってみた感想は、凄くモダンなデザインになって良い感じでした！
いろいろな部分がシンプルに、最初は戸惑うかもしれませんが、検索窓で機能を呼び出したり、よく知ってた方は設定画面にすぐに辿り着けるでしょう。
Windows10のサポートが終了してしまったら、Windows11にアップグレードしないといけないので、早かれ遅かれ避けては通れぬ道ではあります。
Windows11へはシステム最小要件を満たさないとアップグレードできませんが、無料だというところが魅力の一つですね！
　
それと、確実に電源ONからの起動などや、普段使いの動作が超サクサクになります。
正直これだけでも魅力があるのかもしれませんが(*^▽^*)
　
　
さらに目玉と言っても過言ではないのが「Androidアプリ」が動かせるというところです。
　
現時点ではまだ対応していなく後日アップデートにより使えるようになると思いますが、これを実現するためにMicrosoftとAmazonやIntelが深く関わっていて、Androidのオープンソースを利用して、それを改変したAmazonが独自に「Amazonアプリストア」で提供しているのを知っている人も多いでしょう。AmazonのFire TVやFireタブレットがそれに当たるんですが、直接MicrosoftとGoogleがタッグを組んだわけでもなく、MicrosoftとAmazonのタッグでWindows11上で「Androidアプリ」が動くのが実現するということになります。
　

　
WindowsでAndroidアプリが動くということは、タッチパネル搭載のWindowsパソコンがまたまた注目されますね！
ただ唯一Windows11搭載機でタッチパネルやペン入力に対応しているのがVAIO SX14だけなので、SX12ではタッチで楽しめないのが残念な所。
個人的にはinstagramなどのSNSアプリもパソコンで楽しめるなら最高です。
ただひとつ問題はGPSなどを使ったゲームが楽しめるかどうか？
レビュー中にはAndroidアプリに対応していなかったので試せませんでしたが、VAIOオーナーメードにて「LTE通信モジュール(+16,500円)」を搭載すればGPSが搭載されるんですが、AndroidアプリでGPSを使うアプリにも連動するかは実際に使ってみないとわからないですね。
　
　

　
続いてソフトウェアに「AIノイズキャンセリング」が搭載されましたが、このノイズキャンセリングはマジで凄かったので、ZOOMやMicrosoft TEAMSなどのテレワークされる方には最高の機能でしたよ！(*^▽^*)
　

　
これに関しては実際に体験しないと凄さが分かってもらえませんが、救急車や消防車のサイレンの音が周りで聞こえるとします。
例えば「プライベートモード」にすれば、AIノイズキャンセリングではノイズとして処理されて、パソコンの前で喋っている方の声のみを届けてくれます。
隣で音楽が流れてたり、隣で喋られててもそれもノイズとして処理されて自宅でのテレワークでも安心して会話が楽しめますよ！(*^▽^*)
　
さらにもう一つ凄いのが、「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」機能です。
例えばリモートで、相手の方の環境音が酷くて聞き取りにくい時は「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」をONにすれば環境音をノイズキャンセリングして声だけを鮮明に届けてくれるのですごく便利でしたよ！
　
↓百聞は一見に如かず！AIノイズキャンセリングの威力を御覧ください
　

＞AIノイズキャンセリング機能を体験！（VAIO Official）
　
　

　
ハイパフォーマンスな最新世代プロセッサーを搭載／インテル Evoプラットフォーム準拠
　
最大4コア/8スレッド駆動という卓越したハイパフォーマンスに加え、グラフィック性能も大幅に進化させた第11世代インテル Core プロセッサーを搭載。
VAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」によって、プロセッサーが持つ力を発揮できるように。
　
また、「インテルEVOプラットフォーム」を満たしているので、優れたモバイルノートパソコン体験を実現するインテルのお墨付きです。
この機種を買うにあたって、性能に間違いはないですよ！　
　
▼インテルEVOプラットフォーム システム要件
・第11世代インテル Core プロセッサーを搭載
・インテルIrisXeグラフィックス搭載
・フルHDディスプレイで9時間以上のバッテリー駆動時間
・30分以内で4時間駆動分の急速充電が可能
・Wi-Fi6 およびThunderbolt4搭載
・システムはスリープ状態から1秒未満で起動
　
　

　
CINEBENCH R23によるベンチマークテストです。
　
今回テストを行ったVAIO SX12のスペックです。
・CPU：11th Gen Intel Core i5-1155G7 2.50GHz（4コア8スレッド）
・グラフィック：Intel Irus Xe
・メモリー：8GB（オンボード）LPDDR4X
　
　

ストレージにはSSDが標準になっていますが、
PCIe Gen.4接続の「第四世代 ハイスピードSSD」も選択可能です。
　

　
シーケンシャルリードで6GB/sを超えるスピードを実現して、現在SSDでは最速となります。
選択可能な容量は 2TB / 1TB / 512GB / 256GB から選べる。
新SX12シリーズからハイスピードSSDも暗号化機能(Opal)に対応とのこと。
　
ちなみに、シーケンシャルリードの速さの参考値として
SATA HDD：100
SATA SSD：500
PCIe 第3世代ハイスピードSSD:2000
PCIe 第3世代ハイスピードSSD:3000
PCIe 第4世代ハイスピードSSD:6000
　
とにかく、圧倒的なスピードを実現しますよ！
　
　
続いてグラフィックのベンチマークテストです。
VAIO SX12のグラフィックはインテルのIrus Xe。
　
・CPU：11th Gen Intel Core i5-1155G7 2.50GHz（4コア8スレッド）
・グラフィック：Intel Irus Xe
・メモリー：8GB（オンボード）LPDDR4X
　
　

　
▼ドラゴンクエストX ベンチマークテスト
・1280×720（標準品質）スコア：16186（すごく快適）
・1280×720（最高品質）スコア：16187（すごく快適）
・1920×1080（標準品質）スコア：13479（すごく快適）
・1920×1080（最高品質）スコア：12228（すごく快適）
　
　

▼ファイナルファンタジーXIVの紅蓮のリベレーターベンチマークテスト
・1280×720 標準品質（ノートPC）スコア：11314（非常に快適）
・1920×1080 標準品質（ノートPC）スコア：7369（非常に快適）
・1280×720 高品質（ノートPC）スコア：9526（非常に快適）
・1920×1080 高品質（ノートPC）スコア：5497（とても快適）
　
　

　
▼ファイナルファンタジーXV ベンチマークテスト
・1280×720 標準品質（ノートPC）スコア：3322（普通）
・1920×1080 標準品質（ノートPC）スコア：2258（やや重い）
・1280×720 高品質（ノートPC）スコア：1934（重い）
・1920×1080 高品質（ノートPC）スコア：1360（動作困難）
　
VAIO SX14と同じグラフィックスですが、CPU性能にも依存しているので、
Core i7 と Core i5で若干の差が出ていますね。
　
　

　
最後にVAIO SX14とVAIO SX12のサイズ感の違いを写真でどうぞ。
　
▼VAIO SX12（VJS1241）12.5型
・寸法：約幅287.8mm×高さ15.0～17.9mm×奥行205.0mm
・質量：約887～936g
　
▼VAIO SX14（VJS1441）14.0型
・寸法：約幅320.4mm×高さ13.3～17.9mm×奥行222.9mm
・質量：約999～1139g
　
　

　
デザイン的にも新型同士は同じイメージな感じですね。
　
　

　
VAIO SX12はキーピッチがVAIO SX14と同じなのでキーボードが本体横幅ギリギリですがしっかりと収まっています。
なのでどちらも入力が行いやすくなっています。
　
キーピッチ：約19mm
キーストローク：約1.5mm
　
　

　
液晶を開いた時の真横からの比較。
　
　

　
VAIO SX14とSX12のインターフェースは全く同じです。
　
　

　
いかがでしたか？
性能を合わせればVAIO SX14と同じ処理能力も実現しつつ
1kgを切る最軽量VAIOなので、ウルトラモバイルPCとしては超おすすめです！
今回タッチパネル液晶が選べないことが残念でしたが、VAIO Zと同じような造りなのでソニーフラッグシップノートと大差がない出来栄えになっているので、ご検討いただければ幸いです。(*^▽^*)
　
　
（10/22発売） （Windows11搭載）
▼VAIO SX12（2021年モデル）12.5型ワイド
・VJS1241：123,100円(税込)～　→　詳細・ご購入はこちらから

　
　
『VAIO SX12』実機レビュー！
　
　

＞Windows11を搭載しフルモデルチェンジした 『VAIO SX14』 実機レビュー！ペン入力対応タッチパネル液晶も選べる！
　
　

＞Windows11搭載 『VAIO Z | 勝色特別仕様』 実機レビュー！VAIOファンに贈るこだわり塗装に物欲MAX！
　
　

＞Windows11搭載 NEW VAIO 3機種発表！こだわりの勝色特別仕様も登場！（VAIO Z / VAIO SX14 / VAIO SX12）

　
　
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