「typeT」シルバー レビュー C1比較。
展示用のVAIO 「typeT」のシルバーカラーが入ってきました。
VAIO typeT 「VGN-T92S」 146,800円(税込)~
くわしくはこちらからソニースタイルで
モバイルマシンの買い替えを検討している方、
C1をこよなく愛している方、必見です。
それでは早速レビュー!!
まずはC1との大きさ比較。
なぜ今頃C1比較なのかというと、僕が愛用しているからです。
なので自分ごとですみません。
C1についての説明。
VAIO 「PCG-C1MRX」 初めてWindows XPを搭載したC1
2001年12月に発売。約3年半前のモバイルノート。
液晶は8.9型 1280×600。
当時このマシンが出たときは、ほんと飛びつきましたね。
従来のC1は1024×480だったので、解像度が上がったので飛びつきました。
でも実際ネットサーフィンは、縦が600なのでスクロールばっかで見にくいです。
最近JAVASCRIPTやFLASHなどで画面サイズの固定するサイトが増えてきたのでつらいです。
重さもC1の武器でもあるのが軽さ998gと、1kg以内で超軽っ!
さらにこの大きさで35万画素CCDカメラ内臓で、
当時話題になったのが、MPEG2リアルタイムエンコーダーボード内臓。
C1でバリバリ動画撮影が可能。
ほんとこの当時はソニーらしいモバイルノートで、かなりの人気を誇っていました。
今でも、後継機種で最終モデルのPCG-C1MZXが、オークションなんかでも、高値が付く商品です。
モバイルするのにはホントコンパクトで助かっています。
で、こんなにC1をこよなく愛している僕も、とうとう浮気心がでてきました。
それがVAIO typeT 「VGN-T92S」です。
モバイルノートは小さいに越しことはない。
パソコン性能が少々劣っていても、デカイよりはマシ。(C1は縦が短いのでほんとに小さい。)
などとほざいていた僕ですが、
さすがに今のモバイルノートを使ってみると、
その性能の差にショックを受けます。
液晶は10.6型 WXGA(1280×768)で15.4型ワイドのtypeFやtypeAとほぼ同じ解像度。
モバイルの使い勝手の悪さは感じないです。
まず、ここ最近特に思うのが、メモリ不足。
C1はMAXにしても382MBしか容量を増やせません。
特に去年の9月に公開されたWindowsXP ServicePack2にアップデートしてからかなり遅くなりましたね。
ウィルス駆除ソフトなんかも入れると動きません。
起動、スタンバイ状態からの復帰でもイライラしてきます。
なので普段は高速起動のPDA「クリエ」などを使ってすばやくメモを取ったりして、あとでパソコンで管理するようにしています。
今は最低512MB以上ないとパソコンは普通に使えないからね。
その点、「typeT」はメモリMAX1GB。
CPUはCruso(クルーソー)とPentiumMでは、話にならないくらい性能アップ。
まず一番の差はバッテリー性能。
当時C1は2時間ほどバッテリー性能に加えて、
typeTのPentiumMプロセッサーモデルでは8.5時間。
高性能になっていても、バッテリーの持続性がぜんぜん違う。
ほんとのモバイルはやっぱりACアダプター使わずにどこでも気軽に長時間使えてモバイルといると思います。
電源なんか気にしてたら、話になんないですからね。
ちょっと本体から飛び出たバッテリーデザインだが、立った状態でも楽に安心して使えるよう、片手でバッテリーをグリップしてもう片方の手で操作するといった使い勝手のよさが良いですね!
次にC1と決定的に違うのは、
ドライブが内蔵しているところ。
しかもDVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層記録対応)。
写真で比較しているように大きさを見てもらったら、C1と厚みはかわらないのにドライブが内臓できており、
大き目のタッチパッドも付いて、ワイヤレスLANも内臓。USBも2.0対応で一切の不満なしって感じです。
C1の時の不満は有線LANでつなぐときや外部モニタに出力する時でもポートリプリケータと接続しなければならないし、
何かソフトをインストールしようとするとドライブを外部接続するという手間があったが「typeT」ならすべて内臓。
モバイルなのにそれをサポートする小物が多すぎるのが欠点です。
今のバッテリー性能からいうと、1日2日出張してもACアダプターも特に要らないくらい、
理想のモバイルマシンとなっております。
次にモバイルテストとして、
スタンバイに入る時間や復帰の時間をテスト。
パソコンをスタンバイ状態で、使いたいときにすぐに起動して使えなければモバイルじゃない。
さきほどC1を使わずにクリエを使っているといっていましたが、
このVAIO「typeT」、半端じゃないっす。
まずスタンバイに入ったり、スタンバイからの復帰はたったの5秒ほど。
これなら特にクリエいらず。
直接パソコンを使っても問題なし。
スタンバイに入るときでも、たとえば
PhotoShop 7.0、Illustrator10、Word、Excelなど、
複数のアプリケーションを起動した状態でのスタンバイでも、
たったの5秒ほど。
感動したのが、Photoshop7.0起動も5秒ほどで起動します。
今のC1だったら...。
ほんと使ってて思ったのが、これはモバイルの性能じゃない。
ちょっとパソコンの性能をチューンして快適設定すると
ある意味デスクトップ並みの性能。
ハイビジョン編集や3Dグラフィックのゲームを快適に楽しみたいと思わなければ、
「typeT」がデスクトップマシン代わりでも僕的には十分ですね。
仕事柄WEBデザインや写真加工などではメインマシンとして使えます。
最後にモバイルに欠かせないACアダプターの大きさも
バイオ至上最小の大きさで、ACアダプターの弱点である、
コード付け根も断線しないような配慮がほどこされており、
より一層安心してモバイルできます。
あと言い忘れてましたが、
今回テストした「typeT」のスペックは、
Windows XP HomeEdition
PentiumM 753 (1.2GHz)
メモリ:1GB
HDD:60GB
DVDスーパーマルチドライブ(2層記録対応)
です。
ちなみに展示の「typeT」はソニースタイルオリジナルモデルなので、
カスタマイズしたのだが、気が付けば、FeliCaポートを付けるのを忘れていた!←注文した後に気づかず商品がきてから気づいた。
なんてこった!
とりあえずFeliCaポートに関しては、別の機会にレビューしたいと思います。
皆さんもソニースタイルモデルを注文する際は気をつけてくださいね。
VAIO typeT 「VGN-T92S」 146,800円(税込)~
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