ハイエンドHDVカメラ「HDR-FX7」登場!
「HDR-FX1」から2年ぶりのモデルチェンジ。
家庭用で使うハイエンドクラスのハイビジョンカメラだけに
かなり興味があります。
◆デジタルハイビジョンハンディカム 11月11日発売
・HDR-FX7 378,000円(税込) ソニースタイル販売価格
さっそく性能チェックだ!
・3クリアビットCMOSセンサーを搭載。
・さらなる小型化。(FX1と比べて体積比40%重量25%削減)
・操作性の向上。充実したマニュアル機能。
・光学20倍ズーム
・HDMI端子装備
・バッテリー性能の向上
まず気になるのが「3クリアビットCMOSセンサー」。
総画素数112万画素「クリアビットCMOSセンサー」を3枚使用。
3CCDのCMOS版ってとこで3CMOSで、そこはいいんだが、
なんだろ?
最低被写体照度が8ルクスになっている!
HC3の11ルクスに比べると夜でも綺麗に撮れるようになっているが、
FX1の6ルクスに比べると性能が落ちている。
このクラスのカメラは夜に強いという僕なりのイメージがあったので
もしかして4ルクスくらいの明るさで撮れるようになったのかな?って
期待して見てみたらガックシ。
せめて被写体照度の6ルクスはキープしてほしかった。
この辺は夜景・夜祭など撮る人にはFX1がまだまだ魅力がありますね。
HC1ユーザーの僕は15ルクスで夜にピントが合わないのがつらい。
話を戻して、
たしかにCMOSの特徴である
ダイナミックレンジの広さで黒つぶれや白トビを抑えてくれるし
スミアレスで強い光源でも自然に映し出すメリットを考えると
ハイエンドクラスに必要な性能でもある。
「明るさ」を取るか「綺麗に自然のまま」を取るか...
ソニーもどちらを取るかで悩んだ末の結果だと思うので
その違い・進化を期待したいと思う。
実際に14日見てくるのでチェックしておこう。
お次は小型・軽量化。
上の写真でもわかるようにFX1と比べてかなりの小型化を実現している。
そうです!
DCR-VX2100クラスのサイズに戻っています。
そうそうこのサイズ。
結構ウケるんでないの?
たまにVX2100で撮ってる人いるんだけどかっこいいんだよなぁ。
さすがにFX1は両手仕様だったので撮影は大変でした。
1年半前に子供の入園式にお借りして撮影したけど、
あまりの大きさと威圧感でテレビ局の人かと勘違いされたくらいです。
その分みんな気を使ってくれるというメリットもある。
FX7は片手仕様だから良い感じです。
使い勝手も良さそう。
小さいのも良いけどこのサイズも捨てがたい。
他の人とは違うぞっ、こだわってるぞってアピールできるから。
世界に誇る光学性能。光学20倍ズームが可能な
カールツァイス「バリオ・ゾナー」レンズ。
8mmカメラ以来の光学20倍ズーム。
これならテレコンレンズはいらないな。
っていうかオプションにも無い。
さらにデジタルエクステンダーで最大30倍ズーム!
って以外に綺麗にとれるんだろうが多分使わんな。
ただ残念なのがかなり広角(32.5~390mm)だったFX1に比べて
FX7は(37.4~748mm)。HC3の(41.3~485mm)に比べればわずかに広角だ。
◆ワイドコンバージョンレンズ
・VCL-HG8062 希望小売価格 44,940円(税込)
まぁオプションのワイドコンバージョンレンズを装着すれば
×0.8倍で、(29.92~598mm)を実現。
ほんとこれくらいほしいよ。
僕なんかはHC1で常にワイドコンバージョンレンズ付けて撮影している。
HC1(41mm→28.7mm)
一度つけたらはずせないよ。
FX7用のワイコンは少し高いけど
それだけの価値はあるよ。
HC3などのコンパクトなカメラでも、
とりあえずハイビジョンカメラにかえるとプロになったような気分になる。
画質はあきらかにハイビジョンがキレイ。
少し離れてズームして撮ると、
一眼レフのカメラのような、背景をボカした映像が撮れる。
自分で撮って驚くほどの簡単にプロっぽい撮り方ができる。
そういった操作を自由自在に操れるのがFX7。
マニュアルでズーム・フォーカス・アイリスが自由自在。
シネマトーンガンマやNDフィルターで
作品を撮るって感じのカメラですね。
暇な時間ができたらこういうカメラを持って自然を撮ってみたいですね。
ちなみにソニースタイルでのHDR-FX1の注文ができなくなっています。
新しいFX7に挿し変わってるんだけど発売が11月11日なので
急ぎで欲しくってもハイエンド向きがそれまで買えないのが辛い。
新機種「HDR-FX7」に期待し気長に待ってくださいね。
来週東京で見てきたらレビューするのでお楽しみに。