VAIO Zシリーズのベンチマークテストをしてみた。(FFベンチなど)
早速、VAIO Zシリーズでベンチマークテストを行いました。
その前に展示機のスペックはというと、以下に。
▼先行展示予定 VAIO Zシリーズのスペック
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OS : Windows 7 Ultimate 64ビット 正規版 (SP1)
カラー : カーボンブラック
パワーメディアドック : ブルーレイディスクドライブ
CPU : Core i7-2620M(2.70 GHz)
メモリー : 8GB
ディスプレイ : 13.1型ワイド Full HD 1920×1080ドット Adobe RGB 96%
ストレージ : 第3世代 SSD RAID 約256GB
無線WAN : 搭載(3G・b-mobileパック)
無線LAN : IEEE802.11a/b/g/n (MIMO 3×3)
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VAIO Zシリーズ(2011夏モデル) VPCZ21AJ 144,800円(税込)~
まずはエクスペリエンスインデックスをチェック。
ハイブリッドグラフィックスシステムを搭載するZシリーズでは
2パターンのテストができます。
まずはパワーメディアドックに搭載している外部グラフィックの性能をチェック。
パワーメディアドックに搭載されているグラフィックは
「AMD Radeon HD 6650グラフィックス(1GB)」です。
パワーメディアドックをZ本体に接続することにより、自動的にパワーメディアドックの
外部グラフィックに切り替わる、ハイブリッドグラフィックシステムを採用。
エクスペリエンスインデックスによるパフォーマンススコアは、
プロセッサ : 7.1
メモリ(RAM) : 7.5
グラフィック : 6.8
ゲーム用グラフィック : 6.8
プライマリハードディスク : 7.9
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基本スコア 6.8
一番低い性能が基本スコアとなり、グラフィックの6.8となる。
次にパワーメディアドックを外して、本体内蔵のGPU、
「インテルHDグラフィックス3000」の性能を見てみる。
プロセッサ : 7.1
メモリ(RAM) : 7.5
グラフィック : 5.9
ゲーム用グラフィック : 6.3
プライマリハードディスク : 7.9
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基本スコア 5.9
グラフィック性能が5.9、パワーメディアドックの6.8とのグラフィック性能の差がわかりますね。
ゲーム用グラフィックスは6.3と少し性能がいいですね。
それではこのスコアでFF XIVのベンチマークテストを行いたいと思います。
かなりのスペックがないと動かないとされるファイナルファンタジーの最新作
「FINAL FANTASY XIV」オフィシャルベンチマークテストを実行。
いまひとつゲームに疎いのでテストが合っているのかがわかりませんが
僕が選択した内容も載せておきます。 それでは実行。
それにしても凄いグラフィックですね。
かなりパワーのあるスペックが必要なのがわかる気がします。
それではスコアを御覧ください。
▼パワーメディアドック 「AMD Radeon HD 6650グラフィックス(1GB)」
・LOW(1280×720) : SCORE=1981、LOAD TIME=23210ms 【重い】
・HIGH(1920×1080) : SCORE=1094、LOAD TIME=23392ms 【動作困難】
▼内蔵グラフィック 「インテルHDグラフィックス3000」
・LOW(1280×720) : SCORE=745、LOAD TIME=32437ms 【動作困難】
・HIGH(1920×1080) : SCORE=388、LOAD TIME=35418ms 【動作困難】
ダメでした。 パワーメディアドックを使えば、LOWでゲームができないことはないレベルです。
こんなに凄いのか!FF14は!
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▼参考動作プレイの目安とスコア
【8000~】 非常に快適
→非常に快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください。
【5500~7999】 とても快適
→とても快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めに設定しても、
とても快適に動作すると思われます。
【4500~5499】 快適
→快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めにしても快適に動作すると思われます。
【3000~4499】 やや快適
→標準的な動作が見込めます。余裕が有れば描画クオリティの調整をお勧めいたします。
【2500~2999】 普通
→標準的な動作が見込めます。
【2000~2499】 やや重い
→ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、
その場合はコンフィグにて調整する事をお勧めいたします。
【1500~1999】 重い
→ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。
コンフィグで調整をした場合でも、あまり改善は見込めません。
【1500 未満】 動作困難
→動作に必要な性能を満たしていません。
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結果ベンチマークテストすることによって、動かないという実証をしてしまったものですね。
良かったのか悪かったのか...。
ただ【重い】という
▼パワーメディアドック 「AMD Radeon HD 6650グラフィックス(1GB)」
・LOW(1280×720) : SCORE=1981、LOAD TIME=23210ms 【重い】
の動作速度を動画で撮影してみたので、「これくらいなら使えそうだな」というのがあれば
参考にしてください。
・2011夏VAIO Zシリーズ FF14ベンチマークテスト!(LOW:1280×720) (YouTube)
・2011夏VAIO Zシリーズ FF14ベンチマークテスト! (HIGH:1920×1080) (YouTube)
どうでしたか? 僕が見た感じではLOWは問題なく動いているように見えますが...。
物足りないんでしょうかね?
続いて、今までのFF11のベンチマークもついでに行いたいと思います。
なんだか懐かしい感じですね。 僕も長いことテストなんかしてませんでした。
今の最強モバイルノートでどこまでの数字が出せるのかが楽しみですね。
それでは結果です。
▼パワーメディアドック 「AMD Radeon HD 6650グラフィックス(1GB)」
・LOW(1280×720) : SCORE=8248 【計り知れない】
・HIGH(1920×1080) : SCORE=5460 【とてとて】
▼内蔵グラフィック 「インテルHDグラフィックス3000」
・LOW(1280×720) : SCORE=5968 【とてとて】
・HIGH(1920×1080) : SCORE=4058 【とてとて】
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▼参考動作プレイの目安とスコア
【1000 ~ 1499】 楽
【1500 ~ 1999】 ちょうど
【2000 ~ 2499】 おなつよ
【2500 ~ 2999】 つよ
【3000 ~ 3999】 とてつよ
【4000 ~ 】 とてとて
【7000 ~ 】 計り知れない
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先ほどのFF14に比べると差がましなような気がします。
インテルHDグラフィック3000でもかなり快適に動きますね。
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