超高感度+5軸手ブレ補正内蔵「α7SII(ILCE-7SM2)」 国内発表スペックレビューだ!
ついに「α7SII」が国内で発表されましたね。
10月16日発売でソニーストアで先行予約販売が開始しました!
なんといってもイメージセンサーが高画素化しなかったのが、
「α7S」をよく使ってる僕らとしては分かってくれてるなぁ~と思いました。
なので従来の高感度性能はそのままで、AF性能がアップ。
さらには5軸手ブレ補正機能を内蔵し、4K動画記録が本体で行え、
スローモーション動画撮影にも対応して最高の進化を遂げて上位モデルが登場しました。
(10/16発売)
▼デジタル一眼カメラ α7SⅡ ボディ
・ILCE-7SM2:418,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
・海外で5軸手ぶれ補正を搭載した「α7SII」を正式に発表!プチスペックレビューだ!
早く実機を使って撮影してみたいですね。
それではスペックレビュー行ってみましょう!
なんといっても「S」シリーズの魅力はセンサー性能で、
他の一眼カメラとは比べ物にならないほどの、圧倒的な高感度・低ノイズ設計だ。
最高ISO409600という暗所でも明るく撮れるというおそるべし高感度設計。
これを実現するが
有効1220万画素の35mmフルサイズ「Exmor」CMOSセンサーだ。
あれっ?「α7RII」のように裏面照射じゃないの?って思われますが、
そもそも裏面照射CMOSセンサーは高画素センサーでないと実現ができない技術。
高感度・低ノイズを重視している α7「Sシリーズ」では、
1画素を大きくすることにより1画素に入る光の量が効率よく高感度・低ノイズを実現している。
現在の「高画素でないとダメ」という時代には相反して
本当に良いカメラを作ろうとすると、これくらい割り切って特化した商品が必要となるわけです。
かといって有効画素数4240万画素の「α7RII」を否定しているのではなく、
撮れる環境での最高のカメラとしては「α7RII」がまさに最高の商品で、
撮れないかもしれない環境でしっかりと撮ることができてしまうカメラが
「α7SII」だと思っていただけたらなと思います。
明るく撮るための技術は低画素だけではなく、様々な技術が採用されています。
まずは、考えられないと思うんですが、センサーの1画素を思いっきり拡大すると
実は1画素に対して1つレンズがのっかっています。
そして、集光効率を飛躍的に高める「ギャップレスオンチップレンズ構造」により、
レンズ一つ一つに隙間を空けずに沢山の光が吸収できる構造になっています。
さらにオンチップレンズの位置を光の入射角に合わせて最適化し、
入射角が厳しくなるイメージセンサー周縁部まで高画質を実現している。
ミクロの世界で目には見えないこういった技術は本当に凄いですね。
あと、明るく撮るための技術はこれだけではありません。
【S/N比を大幅に向上させる、高集光プロセス技術】
より多くの光をとりこむために、画素の配線層を限界まで低層化。
集光効率を飛躍的に高めることで、画素単位のS/N比を大幅に向上しました。
【受光面積を拡大する、ワイドフォトダイオード設計】 strong>
1画素あたりの回路設計を最適化し、
光を取りこむフォトダイオードの受光面積を大幅に拡大。
高集光プロセス技術と組み合わせて、高感度・低ノイズ化だけでなく、
ダイナミックレンジの拡大にも貢献しています。
常用ISO100-102400(拡張ISO下限ISO50、上限ISO409600)
の幅広い感度領域で、解像力と低ノイズを高いレベルで両立。
独自の「オンチップ・カラムAD変換」方式を採用し、
センサーチップ内でADコンバーターが一括変換を行い、ノイズの発生を抑えつつデータを高速転送。
さらに、アナログ段階とデジタル変換後の2回、
ノイズ成分の除去を行う「デュアルノイズリダクション回路」の搭載により、
高感度撮影時でも圧倒的な低ノイズを実現。
さらに、高速連写した4枚の画像を合成して、
設定したISO感度から最大約2段分のノイズ低減効果が得られる
「マルチショットNR(ノイズリダクション)」機能を搭載しています。
【暗所撮影でも威力を発揮する5軸ボディ内手ブレ補正機構】
フルサイズ対応5軸手ブレ補正機構と35mmフルサイズセンサーを小型ボディに凝縮。
焦点距離が長くなるほど起こりやすい角度ブレ(Pitch/Yaw)に加え、
マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなると顕著に表れるシフトブレ(X/Y、
夜景撮影時や動画撮影時などに目立つ回転ブレ(Roll)など、
さまざまなブレに対して5軸でブレを検出し補正します。
最高4.5段分の補正効果の実現により、
高感度性能と合わせてスローシャッターから高速シャッターまで
手持ち撮影による表現の幅が広がります。
また、静止画撮影時と同様に動画撮影時でも5軸で手ブレを補正するため、
より高精細な動画を撮影できます。
これでAマウントの望遠レンズで、手ぶれ補正(角度ブレ)にも対応ですね。
ただでさせ、手ぶれ補正がなくっても高感度設定でブレすに撮れてたのが
さらに恐ろしく凄くなりそうですね。
動画撮影時の手ぶれ補正効果は絶大ですね。
【低照度時でも高速・高精度な「ファストインテリジェントAF」】
高速・高精度なフォーカスを実現する「ファストインテリジェントAF」がさらに進化。
α7Sで採用された25点のAF枠のうち、中央の9点を細分化した合計169点のAF枠を配置。
これにより、被写体の検出精度が大幅に向上し、高速かつ精度の高いフォーカシングを実現しています。
また、AF枠表示が細分化されたことにより、
被写体のどこにフォーカスが合っているかをより正確に確認しながら撮影が可能。
動画撮影時にも従来比約2倍の高速AFを実現しています。
【-4EVの低照度環境下でも合焦可能】
イメージセンサーの高感度性能により、-4EVの低照度環境下でも合焦できます。
肉眼で確認が難しい暗所での撮影も、高速・高精度なオートフォーカスが可能。
低照度での動画撮影時もスムーズかつ精度の高いフォーカシングができ、多彩な映像表現を可能にします。
【緻密(ちみつ)なピント合わせを可能にする「瞳AF」】
瞳だけにオートフォーカスする「瞳AF」機能を搭載。
顔が斜めを向いているときでも高い精度で瞳を検出でき、
フルサイズの浅い被写界深度でも瞳への緻密(ちみつ)なピント合わせを実現します。
さらに「コンティニュアスAF(AF-C)」時にも「瞳AF」に対応し、
被写体が動いても瞳にピントを合わせ続けます。
また、合焦すると、合焦エリアが一定時間表示されるため、
意図通りにピントが合っているか事前に確認できます。
「瞳AF」はカスタムキーに割り当てることで使用できるため、撮影シーンに応じて任意に起動できます。
【3段階から枠サイズを選べる「フレキシブルスポットAF」】
画面上の任意の場所を選択してピント合わせできる
フレキシブルスポットのスポット枠サイズを3段階から選択可能。
スポット枠が狙った被写体よりも大きくピントが定まらない場面でも、
スポット枠を小さくし、より厳密なピント合わせができます。
さらに「拡張フレキシブルスポットAF」にも対
応。
選択したフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、
その周辺のフォーカスポイントに自動で切り換わり、被写体を捉えて再びピントを合わせます。
高解像度と高速レスポンスを実現する、画像処理エンジン「BIONZ X」の性能はそのまま。
・αレンズの描写性能を余すことなく引き出すディテールリプロダクション技術
・クリアなパンフォーカス撮影を可能にする回折低減処理
・上質でクリアな高感度撮影を実現する、エリア分割ノイズリダクション
【フルサイズセンサーの描写力を引き出す基本性能】
従来「α7S」と同様イメージセンサー内でAD変換された14bitのデジタル信号を、
フロントエンドLSIと「BIONZ X」のシステム内で一度16bit処理してから、
RAW画像に14bit出力することで、より豊かな階調表現と高画質を実現する
「16bit画像処理/14bit RAW(圧縮)フォーマット」に対応。
さらに、「α7S II」はイメージセンサーの持つ広いダイナミックレンジを生かし、
階調性に優れた画像データを得られる14bit非圧縮RAWフォーマットに対応。
従来の圧縮RAWフォーマットと合わせ、用途に応じて選択できます。
【カメラブレを極限まで抑制する低振動シャッター】
シャッター振動によるブレの影響を最小限に抑えるために、ブレーキ機構を採用。
電子先幕シャッターと組み合わせてメカ先幕/後幕による振動を抑え、
α7S IIの解像性能を最大限に引き出します。さらに、静音化を実現しています
【最高約5コマ/秒連写に対応したサイレント撮影機能】
シャッター音を消音できるサイレント撮影機能を搭載。
野生動物の撮影やコンサートなど静粛性が求められるシーンに最適です。
また、サイレント撮影時の最高約5コマ/秒連写を搭載。さまざまなシーンで一瞬を逃さず撮影できます。
さらに、カスタムボタンにサイレント撮影機能を割り当てられるので、より直感的にオン/オフを切り替えられます。
35mmフルサイズ領域で
画素加算のない全画素読み出しによる高画質な4K動画記録
4K(QFHD:3840×2160)動画の本体内記録に対応。
フルサイズならではの表現力はそのままに、
全画素情報を間引きや画素加算なく読み出して使用するため、
モアレやジャギーを抑えた、より解像感の高い4K映像を実現。
圧倒的な高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジと合わせて、
夜景などさまざまなシーンで高画質な4K動画を記録できます。
またフルHD撮影時も画素加算のない全画素読み出しに対応。
個人的に実際に確認してみたいのが、
「フルHD動画(1920×1080)に必要な画素数の約5倍もの豊富な情報量を凝縮して映像を出力するため、オーバーサンプリング効果による高画質なフルHD動画撮影を可能にします。」
いままで4KハンディカムでフルHD設定で撮影しても、
パソコンで4K動画→フルHD変換するほどのクオリティの高さでの記録はできなかったんですが、「α7SII」なら綺麗に残せそうなので試してみたいですね。
フルサイズ画角に加えて、Super 35mm相当のフォーマットにも対応し、
表現や用途に応じて選択できます。
「α7RII」のように、外付けレコーダー(SHOGUN)いらずの
4K動画を直接本体に挿さっているメモリーカードに記録することができます。
高感度撮影+5軸手ぶれ補正+4K動画記録が実現できるので凄く楽しそうですね!
これなら4K動画がいろんな環境で気軽に撮影できるのでぶっ物欲が…
マジで個人で低価格で本格的な映画撮影ができそうですね。う~ん、たまらん!
【高画質映像を実現するXAVC Sフォーマットを採用】
プロ用に開発された4K/HD記録フォーマットXAVCを民生用途に拡張した
XAVC Sフォーマットを採用。
4K記録時は最大100Mbps、フルHD記録時にも60p/30p/24p記録で
最大50Mbpsの高ビットレートで高画質記録が可能。
ファイル形式はMP4を採用しています。
4K動画記録はClass10以上のSDXCカードが必要。
さらに100Mbpsで記録する場合はUHSスピードクラス3が必要です。
【プロフェッショナルの映像制作をサポートする、進化した動画撮影機能】
本格的な動画撮影の現場に求められるさまざまな動画機能を搭載。
ピクチャープロファイルやタイムコード、HDMIクリア出力など従来から搭載されている機能に加え、S-Log収録時にモニタリングしやすいガンマ表示アシスト機能や露出合わせがしやすいゼブラ機能など、さまざまな動画撮影機能が進化しプロフェッショナルワークフローを強力にサポートします。
【S-Gamut3.Cine/S-Log3、S-Gamut3/S-Log
3に対応】
S-Log2に加えて、シャドーからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。色域はフィルム撮影のネガフィルムをスキャンしたものに近づけて設計されたS-Gamut3.Cine、S-Gamutから色再現性に改善を加えたS-Gamut3に対応。デジタルシネマの色域であるDCI-P3より広く設定されたS-Gamut3.CineとS-Log3を組み合わせれば、DCI-P3や709ビデオカラースペースをターゲットにしたカラーグレーディングが容易です。用途に応じてS-Log2/S-Gamutも選択可能。S-Log3設定時は14ストップという再現域を確保しています。
【フルHD 120fps記録と4倍/5倍スローモーション動画記録】
画素加算のない全画素読み出しによる高画質なフルHDでの120fps記録に対応。
最大100Mbpsの高ビットレートで記録できます。
さらに30p/24p記録を選択すれば、4倍/5倍のスローモーション動画記録も可能です。
α<アルファ>デジタル一眼で初めてのスローモーション動画撮影に対応しましたね。
4K画質ではありませんがクオリティの高いスローモーション撮影ができそうです。
【快適なモニタリングが可能なガンマ表示アシスト機能】
S-Log収録時の低コントラスト映像を快適にモニタリングできるガンマ表示アシスト機能を搭載。
S-Log2、S-Log3それぞれをITU709(800%)ガンマに変換し、
液晶モニターやファインダー上で、よりコントラストのある自然な映像でモニタリングできます。
カスタムボタンにも割り当て可能なため、直感的に切り替えて確認できます。
またモニタリングだけでなく、ピント拡大によるフォーカス合わせにも効果を発揮します。
次は動画撮影時のAF性能の向上を見てみましょう!
新旧モデルで2台同時に撮影してAFスピードの比較をしています。
明らかに「α7SII」のAFが速いですよね!
世界最大のファインダー倍率0.78倍を実現した
ZEISS「T*コーティング」採用「XGA OLED Tru-Finder」
ファインダーは「α7RII」と同じ 高解像度・高コントラストの有機ELパネルに加えて、
接眼レンズには両面非球面レンズを含む4枚レンズによる新規光学系を採用した
「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。
世界最大のファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5度)を実現し、
隅々までクリアな映像を映し出します。
さらにZEISS「T*コーティング」を採用し、のぞいた際の映り込みも大幅に低減。
各種設定値の反映・拡大表示機能やピーキング機能による微細なピント合わせ、
撮影画像の確認、また撮影される映像をぼけ像まで忠実に再現するなど、
電子ビューファインダーならではの特性と合わせて、高解像性能を生かした撮影をより強力にサポートします。
【高い堅牢性を実現するフルマグネシウム合金ボディ】
フルマグネシウム合金ボディも「α7RII」と同等性能。
過酷な環境下での撮影にも耐えられる堅牢なボディを実現するため、
トップカバー、フロントカバー、内部フレームに加えて、
リヤカバーにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。
ボディの堅牢性を確保すると同時に、小型・軽量化にも貢献。
大型のAマウントレンズ装着時でも、グリップのホールド性を強固なものにしています。
▼本体質量(本体のみ)、寸法(W×H×D)比較
・α7:約416g、約 126.9×94.4×48.2mm
・α7R:約407g、約 126.9×94.4×48.2mm
・α7S:約446g、約 126.9×94.4×48.2mm
・α7II:約556g、約 126.9×95.7×59.7mm
・α7RII:約582g、約 126.9×95.7×60.3mm
・α7SII:約584g、約 126.9×95.7×60.3mm
質量は2gだけど、α7シリーズでは最重量となります。
【厳しい環境下で使える防塵・防滴に配慮した設計】
主要な操作ボタンやダイヤルにシーリング処理を施し、メディア・ジャックカバー、
各キャビネット部品のあわせ目を凹凸にすることで2重構造化。
ボディ全体にわたりシーリングを効果的に施し、
水滴やほこりが浸入しにくい防塵・防滴に配慮した設計により、厳しい環境下での撮影を可能にしています。
※ 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません
「α7RII」と同様、モードダイヤルのロック機構をはじめ、
直感的で即時性の高いダイヤル操作ができます。
【明るい場所でも見やすい、
約122.9万ドット3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」】
約122.9万ドットの大画面3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」に、
明るく見やすいWhiteMagicディスプレイを採用。
画素に白画素を追加し画面をより明るくするWhiteMagic技術により、輝度を高め、
屋外などの明るいシーンでも高い視認性を実現しています。
さらに、晴天の屋外でも液晶画面が見やすい「屋外晴天」モードも搭載しています。
【自由なアングルで撮影できる、チルト可動式液晶モニター】
液晶モニターは、自由なアングルやポジションで撮影できるチルト可動式。
上方向に約107度、下方向に約41度まで角度を調節でき、
ハイポジションで撮影したり、目線に合わせて低く構えたりと、
撮影の自由度を高め表現の幅がさらに広がります。
▼本格的な撮影をサポートするα7S II対応アクセサリー
・ピント合わせをアシストするフルHD対応5.0型LCDモニター
▼クリップオンLCDモニター (フルHD対応5.0型)
・CLM-FHD5:65,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
ピント位置を確実に見極められる
フルHD(1920×1080)対応の5.0型LCDモニターをご用意。
ピント合わせをアシストする拡大表示機能(3倍/6倍)やピーキング機能をはじめ、
露出確認をアシストするFalse Color(フォールスカラー)機能や
Video Level maker(ビデオレベルマーカー)機能など、
撮影をサポートする便利な機能を搭載しています。
好みのアシスト機能は2つのカスタムボタンに登録可能。付属の液晶フードと
ARコーティング(反射防止膜)対応の液晶により屋外撮影でも活躍します。
大型レンズやマウントアダプター使用時に高いホールド性を実現。
バッテリー2個連続使用による長時間撮影が可能。
カメラ本体と同様の高いカスタマイズ性でカスタムボタンを3個搭載している。
▼縦位置グリップ
・VG-C2EM:33,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
材質:エンジニアリングプラスチック
大きさ:約 幅127×高さ100.5×奥行60.5mm
質量:約250g (バッテリー含まず、バッテリートレイのみ含む)
α7
SII本体質量が約584gだから、セットで834gでがっつりカメラ化してしまう。
それではα7Sで僕が今まで撮影した作例の一部をどうぞ。
・ソニーα<アルファ>&コンデジで撮る!蛍撮影テクニックをご紹介。
・紅葉ライトアップ撮影 「α7S」「SEL1635Z」「SEL70200G」作例レビュー!
・「α7S」+「SEL70200G」の最強コンビで地元の獅子舞を撮影しました!
・α7(2400万画素)、α7S(1200万画素)でスーパームーンを撮影。画質勝負の勝者は!?
・「α7・α7S」+「SAL70300G」を使って皆既月食を撮ってみました!
・「α7S」で撮る!イタリアレストラン&子供 作例フォトレビュー!
α7S + SAL50F14Z、Mモード、MF、50mm、F1.4、30秒、ISO200、0EV
明るさ補正 →さらに大きいサイズで確認する(3234×2160)
α7S + SAL50F14Z、Mモード、MF、50mm、F1.4、20秒、ISO200、0EV
明るさ補正 →さらに大きいサイズで確認する(3234×2160)
まず上の写真2枚は低照度環境で液晶画面に風景を明るく映し出し
画角を合わせられるってのが「α7S」の凄いところ。
竹藪のここにピントを合わせるってことができ、ピンと拡大で自由に合わせることができる。
α7S + SAL50F14Z、Mモード、MF、50mm、F1.4、1.3秒、ISO3200、-2.0EV
→さらに大きいサイズで確認する(3234×2160)
いままでこんな蛍だけの写真があまり撮られていないのは、
たぶん他のカメラじゃ撮れないからだと思います。
この写真も低照度でふつう液晶画面にライブビューで映し出せないと思うんですが、
α7Sなら工夫次第でフレーミングできて撮ることができました。
もちろんピンと拡大でマニュアルフォーカスで撮っています。
僕もこの写真はほかのカメラだと撮ろうともしなかったと思うんですが、
α7Sなら撮れるんじゃないかな?って思えてやってみたら撮れちゃった写真ですね(笑)
α7S + SEL70200G:97mm、ISO12800、F4.0、1/15秒、-2.0EV、
Dレンジ:Lv5、クリエイティブスタイル:ビビット、WB:太陽光
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
これは長時間露光すれば綺麗に撮れると思うんですが、
目で見て上の写真より暗いところでの撮影でしたが、
あえて高速シャッターでリアルに撮ってみました。
α7S + SEL70200G:97mm、ISO25600、F4.0、1/250秒、-1.7EV、
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
地元の獅子舞を望遠で撮影するんですが、
もちろん激しく舞っているのである程度シャッター速度を上げるために
あえてISO25600で撮影。拡大して確認してもらえばわかりますが
これがISO25600のノイズですが全然問題のないノイズですね。
まだまだ上げてもよさそうでした。
α7S + SEL70200G:97mm、ISO16000、F4.0、1/250秒、-1.7EV、
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
田舎の小さな祭りなので少しだけのライトアップですが、
画質はISO16000とは思えないほどのクオリティで撮れました。
α7S+500mm望遠レンズ:Mモード、500mm、ISO100、F10、1/125、トリミング
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
スーパームーン
月を撮影されたことがある方はわかっていただけると思うんですが、
1200万画素でもこのクオリティですよ。
画素数が必要なのかこれで十分なのか判断いただける写真かと思います。
α7S+SAL70300G:Mモード、300mm、ISO800、F6.3、1秒、トリミング
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
皆既月食ですね。Aマウントレンズ「70-300mm Gレンズ」で撮影。
ほんと「α7S」の解像感はスペックだけでは語れない、ほかのカメラと一味違いますね。
α7S + SEL2470Z:ISO 25600、55mm、F5.0、1/100秒、+0.7EV、手持ち
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
イタリアンレストランに行ったときに撮影した子供の写真。
ここはムードを出すために少し暗いところでしたが、
しっかりISO感度も上げて適度に絞って撮ってみました。
これがα7Sシリーズ以外ではあまり上げたくないISO感度設定ですね。
ほんと子供ってじっとしていないのでシャッター速度をしっかり稼いでいないと
バッチリ撮ることができません。
α7S + SEL2470Z:ISO 25600、42mm、F5.0、1/125秒、+0.3EV、手持ち
→ 画像サイズ(3234×2160)で見る
こういう動きのあるシーンでもシャッター速度を上げて撮ればブレずに撮れてますよね。
明るいレンズを使えばここまでISO感度を上げなくってもいいですが、
被写界深度が浅くなってしっかり撮れなくなります。ボケはいいんですが…
ってことで、F4通しのレンズを使っても「α7S」なら残せちゃうんです!
全てのレンズが使えないところで使えるレンズになるので、
このボディの凄さが分かっていただけたらなと思います。
いかがでしたか?
個人的には「α7RII」よりも物欲を感じる商品となります。
普通では撮れない環境でしっかりと設定次第では撮ることのできるカメラ。
「α7S」でも凄かったんですが、5軸手ぶれ補正を内蔵して
さらに無敵感が増したと思います。
それにこの凄い性能で4K動画も撮れると思うと価値観が「α7RII」以上に感じます。
動画撮影時のAF性能も上がっているので、
僕は今年発売した中で最高のカメラだと思っています。
かと言って金額面も凄くなっていますが、僕が思ってたより安かったので結構売れそうな予感です。
かといって僕がこのモデルが買えるかって言うと先立つものもないので買えませんが、
余裕のある方にはほんとおすすめのカメラなんで分かっていただけたのなら行っちゃってくださいね!
僕も余裕ができたら優先的に買いたいカメラですね。
(10/16発売)
▼デジタル一眼カメラ α7SⅡ ボディ
・ILCE-7SM2:418,880円+税 → 詳細・ご購入はこちら
・海外で5軸手ぶれ補正を搭載した「α7SII」を正式に発表!プチスペックレビューだ!
・お待たせ!ソニーストア大阪で「α7SII」を触ってきました!ストアレポート(その1)
・「α7SII」ソニーストア大阪レポート(その2)動画撮影に便利なアクセサリーをご紹介
▼デジタル一眼カメラ「α7RII」ボディ
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪)で商品ご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただければ幸いです。
当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・名古屋・大阪」リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp
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