SIMフリー『Xperia 1 V』実機レビュー!進化したカメラ性能を試す!
SIMフリー『Xperia 1 V』実機レビュー!
こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
SIMフリー『Xperia 1 V』実機レビューをお届けします!
新しく進化したカメラ性能に注目!
色はブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色から選べるんですが、カーキグリーンのみSIMフリーモデルの限定カラーとなります。
やはり人気はSIMフリー限定カラーのカーキグリーン。
ディスプレイは約6.5インチで有機ELを採用した4K(3840×1644ドット)ディスプレイ。
比率は21:9の シネマワイド ディスプレイ。4K HDR・120Hz駆動に対応。
バッテリーは5,000mAhでワイヤレス充電にも対応する。
4Kディスプレイを搭載しながら約20時間の連続動画再生が可能。
3年経っても最大容量を80%維持し劣化しにくい長寿命バッテリーとなっています。
液晶画面のガラスや背面には強度の高い『CORNING Gorilla Glass Victus 2』を採用。
Xperia 1 Vは機能性触覚デザイン(Functional Tactile design)を採用しており、背面には、独自開発のきめ細かなテクスチャーを施した、フロスト強化ガラスを採用。タフさと先進さを感じるデザインに。滑りにくく、持ちやすいので、撮影時や視聴時も快適に使用できる。
>新世代センサーで劇的にカメラ性能が進化!SIMフリー『Xperia 1 V』徹底スペックレビュー!明日5/23(火)10時より先行予約販売開始!
スペック的な性能はこちらの記事でご紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね!
それでは「Xperia 1 V」と「Xperia 1 IV」の違いを見ていきましょう!
Xperia 1 V SIMフリーモデル |
Xperia 1 IV SIMフリーモデル |
|
サイズ(mm) | 71×165×8.3 | 71×165×8.2 |
質量 | 約187g | ← |
バッテリー容量 | 5000mAh | ← |
OS | Android 13 | Android 12 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform | Snapdragon 8 Gen 1 |
RAM | 16GB | 16GB |
ROM | 512GB | 512GB |
スペック的にCPUが進化しています。
RAMとROMの容量は同じですね!Android OSも最新のVer13となります。
寸法・重さもほぼ同じで、「Xperia Stream」も共通して使えます。
あとはカメラ性能で24mmレンズのセンサーが大幅に進化して、クリエイティブルックや動画撮影時にS-Cinetoneなどが使えるようになったのも魅力の一つですね!
ベンチマークテストで比較をしてみました!
同じような本体温度で比較するとCPUで約10万スコアも差が出ていますね!
CPU・GPU性能共に格段に進化しているので凄すぎです。
Xperia史上最速CPUと言うだけありますね!(*^▽^*)
パフォーマンスを維持するサーマルマネージメントを見てみると、Xperia 1 IVと比べて、「Snapdragon 8 Gen 2」のCPUの電力効率を約40%も改善。
さらにカメラ動作時の消費電力を従来比約20%改善と本体の熱拡散シートの体積を約60%まで拡大しているので、Xperia 1 IVから大きく進化している。
パワフルで長寿命なバッテリーを採用。
容量は5,000mAhで、4Kディスプレイを搭載しながら約20時間の連続動画再生が可能。
3年経っても最大容量を80%維持し劣化しにくい長寿命バッテリーとなっています。
Xperia 1 Vの性能を最大限まで引き出す多機能ゲーミングギア「Xperia Stream」に対応。
装着すればファンにより冷却効果をもたらすことができます。
電源はXperia本体のUSB Type-Cから供給できるので便利ですね。
さらにXperia Stream本体のUSB Type-C端子からXperiaの充電もできるので最高のゲームギアとなっています。
・USB Type-C(給電のみ)
・HDMI出力(プレミアムハイスピード)
・有線LANポート(100BASE-TX)
・3.5mmオーディオジャック(4極ヘッドセット〈CTIA規格準拠〉対応)
それでは「Xperia Stream」に装着した状態でのベンチマークテストを行ってみました!
CPU・GPU共にさらにスコアが上がりました!
やっぱりスマホ本体の温度が上がりすぎると効率が悪くなって性能が落ちてしまうんですね。
Xperia Streamを使う前は約40℃くらい本体が熱くなっていましたが、Xperia Streamでしっかり熱対策できれば約36℃くらいまで熱を下げることができていますね。
Xperia Streamを装着してゲームを楽しむ時は「Game Enhancer」アプリの「ゲームモード」で「Xperia Stream」の制御ができます。
▼ゲームモード(Game Enhancer)
・パフォーマンス優先
・バランス
・省電力優先
・カスタム
ゲームに最適な設定が選べたり、カスタムならファンの回転数もMAX 10200rpmに設定したりすることができるので充電しながら常にハイパフォーマンスでゲームを楽しむことができますね!
オープンワールドのゲーム「原神」をやってみました!
操作は液晶画面に触れてるので画面が熱いとストレスになってきますが、「Xperia Stream」なら本体を冷やし続けてくれるので快適にプレイできましたよ。
原神に限らず画面を触り続けるスマホゲームには最高のゲームギアですね!(*^▽^*)
続いて実際に撮影した写真を見てもらいつつカメラの性能をご紹介したいと思います。
上から超広角、広角、望遠と3種類のカメラが搭載されています。
Xperia 1 Vは特にカメラの性能が格段に進化したので要チェックでした。
まずは一番上の超広角の16mmはF値2.2開放で1/2.5型の1200万画素センサーとなります。
使ったアプリは「Photography Pro」です。
Xperia 1 Vから「Photography Pro」「Videography Pro」が縦撮影のUIにも対応しています。
Xperia 1 V:16mm(3mm)、ISO64、F2.2、1/250秒、0EV、クリエイティブルック:ST
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これが16mmで撮った作例です。無加工で撮って出しのJPEG画像です。
レンズの焦点距離的には3mmで、35mm換算16mm相当になります。
ただし、16mmの広さで撮るには縦横比4:3が条件。
ちなみに縦横比は、「4:3」「16:9」「1.1」「3:2」から選べます。
基本的にセンサーの縦横比の関係で一番広く撮るためには4:3の選択肢がおすすめです。
基本的に一眼カメラの標準の縦横比として「3:2」が一般的。
「3:2」比率にすると、最初の写真からこの黒帯の分カットした写真が撮れます。
ちなみにこの黒帯はどれくらいカットされたのかわかりやすくつけているだけで、実際は黒帯の部分はトリミングされていると思っていただければと思います。
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これが「3:2」の切り取りです。
クリエイティブルックを「VV」ビビットにすれば彩度の高いコントラストの効いた写真で撮れます。
ただこれはJPEG画像をもとにビビッド風に少し現像してみました。
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続いて大本命が真ん中の広角レンズ24mmF1.9で、センサーサイズ1/1.35型で有効画素数4800万画素で記録画素数1200万画素となります。
2層のトランジスタ画素積層型のセンサーを採用。
レンズの焦点距離的には6mmで35mm換算24mm(4:3比率時)となります。
Xperia 1 V:24mm(6mm)、ISO64、F2.2、1/250秒、0EV
クリエイティブルック:STで撮った写真を現像してみました。
とにかく解像感が凄いので大きく見てください!
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Xperia 1 V:24mm(6mm)、ISO25、F1.9、1/400秒、0EV
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24mmレンズで紫陽花にこれくらい近づくと良いボケができます。
Xperia 1 V:24mm(6mm)、ISO25、F1.9、1/125秒、0EV
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今度は少し離れて近づきすぎず。
Xperia 1 V:24mm(6mm)、ISO1250、F1.9、1/6秒、0EV
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この夜景は手持ちで気軽に撮影した夜景です。
こういう写真はデジタル一眼カメラより手軽で綺麗に撮れると思いました!
Xperia 1 V:Mモード、24mm(6mm)、ISO25、F1.9、8秒、0EV、フィルター:ND1000、三脚
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滝の撮影を本格的に撮れるのかもチャレンジ!
これは八反の滝なんですが、一般的なスマホ含め、Xperia 1 Vのレンズは絞りが調整できないので絞って時間を稼ぐってことができないので、Xperia 1 Vを三脚に固定して、NDフィルターを手持ちでレンズの前に重ねて長秒撮影してみました!
どうですか?なかなか本格的な滝の撮影ができてますよね!
Xperia 1 V:Mモード、24mm(6mm)、ISO6400、F1.9、30秒、0EV、三脚
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天の川の撮影もしてみました!
光害のないかなり暗い場所での撮影でしたが、1枚撮りのRAW現像なので鮮明こそはありませんが、とりあえず天の川が撮れました。
天の川のクオリティ的には1インチセンサーを使ったXperia Pro-Iの方がやはり綺麗でしたね。
それでも新しいセンサーでこれだけ撮れたら一眼カメラを持っていかない場合でもXPERIAで雰囲気撮れるのでこれはこれでありですね!
続いて動画撮影をしてみました。
動画も切り替えれば「Photography Pro」で撮影ができます。
「Videography Pro」は4Kの120p記録する際には必要なアプリなんですが、4K 30pなら「Photography Pro」でも大丈夫です。
ルックにS-Cinetoneが設定できるのでシネマティックに撮影ができるんです。何カットか撮影したのをビデオ編集ソフトで繋いで音楽をつけて編集してみたので御覧ください。
>Xperia 1 V × S-Cinetone 4K 30p手持ち撮影(XQ-DQ44)SIMフリーモデル
▼Xperia 1 V(XQ-DQ44)SIMフリーモデル
・4K 30p
・S-Cinetone
・ビデオ手ブレ補正(高品質)デフォルト
雨降りの中、傘を片手に手持ちで歩きながら撮っています。
手ブレ補正がよく効くので少しくらいの歩き動画ならジンバル入らずですね!
手持ち撮影で便利だと思ったのが、Xperia 本体の側面は切り込みの溝構造になっていて、ほんと持ってみたらかなりのホールド感がありました。
今までXperiaはつるつりした感じだたので、持ってて落としてしまいそうで不安になっていましたが、Xperia 1 Vは背面ガラスの滑り止め効果もあり指紋もつかないということもあって、初めてケース無しで使ってもいいかなって思えるような安心感でしたよ。
それでもやっぱりポケットから落としてしもうことがよくあると思うので、ケースは着けたいですよね!(笑)
今回純正ケースは良くできていて、カメラで撮影するときにもメリットがありました。
このように今回は縦置き横置きスタンドとしてしっかりと楽しめます。
そしてスタンドを立てるところが少し盛り上がっていて、何気にカメラグリップ的な持ち方ができるようになっているので今回の純正ケースは超おすすめですよ!
気になるスタンドの強度的なところですが、負荷をかけすぎるとこのように外れるようになっていて、割れて壊れる感が少なそうな印象でした。
このまままたパチンとハメ込めばまた普通に使えましたよ。
ソニーストアで販売するSIMフリーモデルは、万が一の事故にも安心の「Xperiaケアプラン」もご用意!
自然故障 破損・全損 水没など、思わぬトラブルが発生したとき、「交換」と「修理」の2つのサービスであんしんをお届けします。
料金は年払いと月々払いの2種類から選択が可能です。
もしものときのためにも入っておけば安心だと思うのでぜひ内容をチェックしてから加入してくださいね!(*^▽^*)
最後にデジタル一眼カメラα<アルファ>とUSB接続してXperiaの「外部モニター」アプリの使い勝手。
USB Type-Cで接続して、α側で「USBストリーミング」設定すると、Xperia 1 Vにα<アルファ>から映像出力した映像が映されます。
これまでの「Xperia 1 IV」同様外部モニターアプリを使えばUSB Type-Cケーブル1本でUSBストリーミング接続することで外部モニターとして使えてます。USB Type-Cケーブルで接続する場合は動画撮影のモードのみで、写真撮影時に外部モニターとして使うのであれば「USB Video Class出力」に対応した映像機器とUSB Type-Cケーブルで繋ぐ必要があるのでご注意ください。
「Xperia 1 V」になった進化点としては、Xperiaに映し出されている映像をXperia側で動画で録画することが可能に。
αの本体でメインの動画を記録しつつ、Xperia側でもバックアップ用にも撮影できるし、メイン動画を撮影する前にこんなシチュエーションで撮影してますよぉ~っていうのを動画で記録することが手軽にできるのがすごく便利に使えます!
ダブルタップやピンチイン・ピンチアウト操作でピントを最大4倍まで拡大表示できる。動画撮影中に拡大してシビアなマニュアルフォーカスでピントを合わせれるので、あとからピンボケだったっていう失敗が防げます。
映像解析機能として、2022年モデルからあるグリッドライン、フレームイン、波形モニター、フォルスカラーに加えて、2023年モデルはゼブラとピーキング機能が追加されまれていました。
Atomosなどの外部モニターは重量もあるし常に持っていかないといけないとなると大変ですが、Xperiaなら常に携帯しているのでいつでも手軽に使えそうですね!
さらにXperia 1 Vは高輝度で屋外でも視認性が良いのと、1台1台色キャリブレーションでカラーマネージメントを行っているので色ズレがほとんどなく、映像制作で使われるリファレンスモニターに即した映像表示をしているので、クリエイターにみていただくのに最適なモニターとしても使っていただけるよう「外部モニター」アプリにも力が入っていました。
※接続例(Xperia 1 IV + α7RIV)
写真モードでの画面録画をする際はサポート対象外だが、UVCに対応した他社製品が必要となる。
カメラの撮影情報画面も含めた映像出力を録画したい場合HDMI出力が必要で、USB Video Class(UVC)に対応したビデオキャプチャーを使ってUSB変換すればAtomos Ninja的な使い方もできるのでさらに付加価値が上がりましたね。
▼参考までに僕が買ってる商品をご紹介
いかがでしたか?
とにかく持ちやすく落としにくいデザイン設計と、使いたくなるカメラ性能の進化で物欲上がりました!
個人的にはα<アルファ>デジタル一眼カメラの外部モニターとして使えるのも魅力でした。
ワンズではSIMフリーモデルを展示しているので興味がある方はご来店くださいねぇ~(*^▽^*)
(7/14発売)
▼Xperia 1 V SIMフリースマートフォン
・XQ-DQ44:194,700円(税込) → 詳細・ご購入はこちらから
(7/13発売)
▼Style Cover with Stand for Xperia 1 V
・XQZ-CBDQ:4,730円(税込) → 詳細・ご購入はこちらから
SIMフリー『Xperia 1 V』実機レビュー!
▼当店ブログレビュー記事
>【α7RV徹底スペックレビュー!】 6100万画素の高画素機に新開発AIプロセッシングユニットや4軸マルチアングル液晶モニターを搭載したα7RV(ILCE-7RM5)が発表!
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>α<アルファ>で撮った作例記事!(α<アルファ>で撮る!)
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:https://www.ones.co.jp
兵庫県小野市にある唯一のソニーショップです。基本的に街の電気屋さんなので、Panasonicなどのエアコン・冷蔵庫・洗濯機などの白物家電の販売や取り付け工事も行っております。テレビの壁掛けもお任せください。
店頭ではメインでソニー製品の展示を行っております。
特にα<アルファ>コーナーは充実していて、カメラ本体やレンズなども多数展示しております。
実際に見て触って体験していただけるので気軽にご来店くださいね!(*^▽^*)
普段カメラの接客は、このブログの筆者takuこと、吉田が行っております。
自身で撮った写真の作例を大画面テレビをお見せしたり、レンズ選びのサポートをさせていただいております。
>takupocho(Instagram)
インスタグラムでも写真の撮影Exifデータの提供を行っているのでご参考にしていただければと思います。
店頭ではソニーストア商品をさらにお得にご購入していただける「ソニーストア取り扱い店」となっているのでご購入を検討される方は、ぜひご来店くださいね!
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ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。
当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
【ソニーストア直営店】
・ソニーストアショールーム/ソニーストア銀座
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当店のショップコード「2029001」をお伝えいただくと当店の成績となります。
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ぜひともご協力いただければ幸いです(*^▽^*)
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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