RAW現像ソフト『SILKYPIX Developer Studio 6』(旧バージョン)が無償でライセンス公開!
ダウンロード期間限定(7/2~9/2)で、
RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 6」が無償でライセンス公開!
>http://silkypix.isl.co.jp/download/ds6-free/(ダウンロードページ)
公開期間:2018年7月2日(月)〜2018年9月2日(日)
対応OS:Windows 10 version 1511/ 8.1 / 7 / Vista(64bit推奨)
macOS 10.6.8〜10.11
しっかりとしたRAW現像デビューされたい方は要チェックですよ!(*^▽^*)
ただし、旧バージョンとなり、対応カメラ機種が約2年前までのカメラに限られるので注意!
期間中にダウンロードしてライセンス認証すればフル機能で利用ができるので旧機種の方にはおすすめです!
対応カメラは一覧よりチェックしてみてください。
>対応カメラ一覧(SILKYPIX)
ソニーの機種は、α7RII、α7SII以前までの機種が対象。
α99、α9、α7RIII、α7III、RX100V、RX100VI、RX100V(A)は非対応となります。
早速ダウンロードし、インストールして使ってみました!
僕はもちろん初めて使うRAW現像ソフトになるんですが、
お客様で以前から使われてる方もいらっしゃったので、少しだけ見たことがありました。
現在そのお客様はα7IIIを買っていただき、当初はRAWファイルが対応してなかったので困ってはりましたが、最新バーションでようやく対応して、現在は最新機種α7IIIでRAW現像を楽しまれております。
ってことで僕も少しくらいは使えるようにと勉強のためインストールしてみました。
今回インストールした「SILKYPIX Developer Studio 6」では、
非対応カメラだとこのようにサポートされていないカメラが検出されましたと出てきます。
やはり「α7III」で撮った写真はRAW現像できませんでした。
α7+SEL1635Z:16mm、F8.0、↑クリックで拡大
まだRAW現像をされていない方で疑問に思うのが、
そもそも何故RAW現像が必要か?というところだと思います。
例えば、このシチュエーションの写真をもとにRAW現像の楽しみ方を見ていきましょう。
普通にこういう逆光シーンで、建物を明るく撮ろうと露出を上げれば、明るい空が真っ白になっていき、色トビを起こしてしまうのはカメラで撮影されてらっしゃる方は経験があるかと思います。
まぁこれもカメラで撮影した「味」といえばそれまでなんですが、人間の目って逆光で黒つぶれしたり空が白飛びしたりってほとんどしませんよね!
例えば凄く印象的な空模様と一緒に撮りたいけど、空を犠牲にするか、被写体を犠牲にするかどちらかになるかと思います。
でもどちらも妥協したくない場合はRAW現像で、人間の目で見た雰囲気の写真に近づけることができます。
それを行うのがRAW現像です。
そのかわり、RAW現像をするに当たり、撮り方を最終RAW現像ありきを見越しての撮り方をしないといけないのも現状です。
α7+SEL1635Z:16mm、F8.0、↑クリックで拡大
僕がいつも撮影に心がけているので、白トビ、黒つぶれです。
太陽を基準に白トビしないようにこれくらいアンダーで撮影します。
こう見ると建物は超アンダーで黒つぶれしてるように見えると思いますが、
ヒストグラムで確認していただいても分かるように、実は黒つぶれはしてません。
RAWで記録すると、暗部の情報量が凄く書き込まれていて、意外に持ち上げることができます。
そしてRAW現像で暗部を持ち上げたのが次の写真です。
α7+SEL1635Z:16mm、F8.0、RAW現像、↑クリックで拡大
これがRAW現像した写真です。
ねっ!目で見たときと同じくらい、空模様も写り、建物もはっきりと写すことができました。
もちろん、JPEGでも空が白トビしないように撮っておいて、暗部を持ち上げることもできます。
ただ、持ち上げたらものすごいノイズで正直使えるレベルの写真ではなくなります。
僕が昔そういう現像をしていました(笑)
RAW現像しなくてもJPEGでも十分にいじれるって、食わず嫌いでず~っと来てましたよ。
でもある時、いろいろな写真家たちのトークショーやセミナーを受けたら、そんな考えだと良い写真がいつまで経っても撮れないということに気づき、しっかりとRAW現像をするようになりました。
もちろん、カメラの「味」が好きな方はそのまましっかりJPEG撮りで良いと思います。
でもカメラも進化して、昔に比べると、ダイナミックレンジが広くなって、より人間の目の見た目に近づいた写真が撮れるようになってきました。
いつかAIが進化して太陽で逆行だとか、空の部分などがしっかりと検出されるようになれば、カメラ内現像ですごい写真に仕上がる時代がいつか来ると想います。
それを僕たちは今の段階から自分たちの手でやっているだけなので、こういう楽しみ方をされたい方はぜひRAW現像を体験してみてくださいね!(*^▽^*)
α7RII+SEL1635Z:16mm、ISO200、F8.0、1/10、-3.0EV、↑クリックで拡大
手持ち、撮影日時(2018.06.28、05:07)撮って出し
早朝夜明け直後に撮影した水田に広がる蓮の花。
あいにくの大雨で少し止んだ瞬間に撮影した一枚。
なので三脚は使わず手持ちで手ブレ限界のシャッター速度で撮影してみました。
こんなふうに曇り空が朝日で飛ばないようにかなりのマイナス露出で撮影しております。
いわゆるRAW現像ありきでイメージしながら撮った撮って出しの写真です。
これをRAW現像して仕上げたのが次の写真です。
α7RII+SEL1635Z:16mm、ISO200、F8.0、1/10、-3.0EV、↑クリックで拡大
手持ち、トリミング、RAW現像、撮影日時(2018.06.28、05:07)
トリミングもして印象的に仕上げてみました!
絶対に一発撮りでこんな印象的に撮れることはないですね(笑)
でも確実に言えることは、普通にカメラ任せに撮れば、
その場で見たイメージに近い写真が撮れるかと言えば絶対に撮ることは不可能。
特に暗い時なんて露出をどちらに合わすかってことになるので、いかにもカメラで撮影したって言う写真にはなりますが、撮りたい写真にはならないかと思います。
できるだけ見た目に近づける見え方で、さらに印象的に仕上げればインスタ映えするような写真が出来上がるかと思います。
ぜひ、RAW現像ソフトを使われたことがない方はチャレンジしてみてくださいね!(*^▽^*)
最後に、このRAW現像した写真は、まずSILKYPIXで現像して、JPEGではなく、TIFF出力し、さらにPhotoshopでCameraRAWで2重にRAW現像を行っています。
現像方法なんて答えなんか見つからないので、一つのソフトで調整する限界がくれば2重に編集してより自分の思うイメージに近づけれるのであればいろいろ試してくださいね!
▼RAW現像ソフト
・Adobe Photoshop Lightroom
・Adobe Photoshop
・Capture One(SonyのカメラならExpress版は無料)
・SILKYPIX
▼α<アルファ>デジタル一眼カメラ
→ ILCE-9、ILCE-7RM3、ILCE-7M3、ILCE-7RM2、ILCE-7SM2、ILCE-7M3、ILCE-7S、ILCE-7
→ ILCE-6500、ILCE-6300、ILCE-6000ILCE-5100
→ILCA-99M2、ILCA-77M2
-------------------------------
ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。
当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
ソニーストア直営店「銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」など
リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコードをお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです。
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:http://www.ones.co.jp