世界最小・最軽量のハイビジョンカメラ「HDR-TG1」をレビュー。
今日は最近発売になった
メモリースティックにハイビジョン動画記録ができる
「HDR-TG1」をレビューしていきたいと思う。
世界最小・最軽量 ハイビジョンビデオカメラ
HDR-TG1 128,000円(税込)
3年間保障<ベーシック付き> 特典:13,000ポイントが選べる。
とにかく実機を見ればその小ささ、造りの良さに驚く。
久しぶりの縦持ちビデオカメラだ。
あいかわらずソニーは名機を縦型の1発目に作ってくる。
その後も続けてこれを越える機種を作ってくれりゃいいのだが
だいたいこの手の商品は1号機が名機で名を残す雰囲気だ。
この高級感ある質感には、
民生用ビデオカメラで世界初のチタンボディを採用。
チタンボディはさびにも強く、普段使いに最適。
さらにプレミアムハードコーティングが擦り傷から本体を保護してくれる
とことんまでこだわった造りになっている。
世界最小・最軽量として極端に小さくなったボディは
性能さえも妥協せず、より進化しての登場で驚くことばかり。
左から、HDR-HC7、HDR-SR11、HDR-CX7、HDR-TG1
この間まで世界最小・最軽量だったHDR-CX7がデカく感じるくらい
HDR-TG1がほんとに小さいですね。
サイバーショット達と比べてみるとこんな感じ。
左から、DSC-H10、HDR-TG1、DSC-W170、DSC-T2
デジカメよりはさすがにデカイが
ビデオカメラとしてはかなり小さいのが分かっていただけるかと思う。
とにかくはずは外観をご覧ください。
かなり無駄のない造りになっており
飽きの来ないデザインだと思う。
端子カバー部も今までになく凝っていてしっかりしている。
HDMIミニ端子や電源入力端子、A/Vリモート端子が本体に装備。
最近はA/V入出力端子が進化してA/Vリモート端子になっている。
年明けに進化したソニーのリモコン三脚に対応しており、
A/Vリモート端子と三脚を接続することによって
ズームや録画・停止などの操作が行える。
いままで三脚持ってるよって方も便利だから買い換えなきゃね。
メモリースティックスロットとバッテリーは大きなカバー1つになっており、
かなり出し入れしやすくなっている。
バッテリーは大容量バッテリーってのは使えないが、
収納することにより見た目が変わることが無くいいですね。
小さいし予備を持っていても特に問題ないと思います。
ちなみにバッテリーはインフォリチウムHシリーズのNP-FH50。
連続撮影時間は約1時間35分(実撮影時間45分)。
普段のちょっと撮りの時はこれでいいけど
確実に予備バッテリーは持っておきたいところですね。
実際あまり長時間撮らないひとには必要ないが、
運動会やイベントなんかで120分くらいテープに残すことがある僕には
ちょっとつらいなぁ。
どれだけ予備バッテリーがいるんだ?
欲を言えば
ケーブルで接続する外付けのバッテリーアダプターなんかが
あってもいいのにと思ってしまう。
運動会や発表会の三脚での撮影時なんかは固定するから
三脚にバッテリーアダプターを固定できる機構でやってくれたらなぁと
今後に期待しています。
クリアビットCOMSの「Exmor」や高性能画像処理エンジンの「BIONZ」
を紹介するところにあった内部画像だが、
よくここまでこの性能を詰め込んだなぁと関心してしまう。
とにかく小さい、ありえないくらいに小さい
今までは何だったの?って疑問に思ってしまうくらい
ほんとコンパクトになっている。
この手の商品にいつも感じるのが
設計にこれ以上ないくらい詰め込んでいる。
遊んでいるところが見当たらない。
こういうのが名機になるんだよなぁ。
次に同梱物をチェック。
左から、
CD・説明書類、
ACアダプター・電源コード、
D端子・音声ケーブル
コンポジット・音声ケーブル
USBケーブル
USB変換アダプター
ストラップ
この標準で付いてくるストラップが以外に良い。
ストラップ外側の色は、本体ボディのこげ茶色と同じ色に
内側はかなり薄いベージュっぽい色。
個人的にはかなりお気に入りです。
あと一緒に撮り忘れていた付属のクレードル。
本体をここに乗せるだけで、充電やコンポジット映像出力が行える。
パソコンやブルーレイディスクと接続するためのUSB端子も装備している。
本体底面には三脚に固定するネジ穴と
付属のUSBアダプターと接続する端子がある。
クレードルを使う場合はUSBアダプターを使う必要がない。
欲を言えばクレードルにHDMI端子出力を備えてほしかった。
そうすれば文句なしなんだけどなぁ。
液晶は2.7型タッチパネルだ。
解像度は21.1万ドットと、HDR-SR12・SR11の92万ドットには及ばないが
サイズが小さい分これでも十分かなって思います。
ズーム、録画・停止、モード切替(動画・静止画・再生)、フォトボタン
すべての操作が親指一本で行える。
ほんと良く考えてあって操作の不便性はない。
ズームの速さ調整は特に今までのカメラの中でも微調整が楽にできる。
驚きはこの小さな液晶のヒンジにまでボタンをつけて、
無駄のない設計とデザインでとことんまでこだわっている。
ほんとたまんないねぇ~。
あと、液晶を空けた脇腹には
スピーカー、リセット穴、EASYボタン、
ディスプレイ/バッテリーインフォボタンがある。
細かなことだけどうれしいのは
内側の丸みを帯びたヘアライン。これがなかなかオシャレで
かなりカッコいい。
あとボタンのメッキ具合など細部にまでこだわっている。
男でも手が小さめな僕がもってもこれぐらい小さく見える。
レビュー冒頭にも書いたように
確実にこの機種はソニーのカメラでも名機入りになると思う。
1年後の次期モデルで、性能はどんどん良くなっていくと思うんだが
このデザイン・質感が維持できないと思う。
毎モデルこだわり続けることってなかなかできないと思うので
このモデルがなくなる前に
僕も計画して今年中には買い替えを考えていたほうがいいのかな?
最後に
メモリースティックの大容量化・低価格化がどんどん進んでいってるので
僕はHDDの時代もだんだん終わっていくかと思います。
実際小さいに越したことないし、
大きいとちょっとしたことでも持っていくのが面倒になるけど
これくらいなら絶対にHDDタイプの大きさのカメラよりは
3倍4倍使う頻度が多くなってくると思います。
僕はいつもいいますがカメラなんて使ってナンボです。
あまり撮らない人にはほんとこのカメラがお勧めです。
そしてどんどん撮ってあげてください。
最終的にはその撮った映像は思い出という財産にかわるんですから。
「撮っててよかったなぁ」って思える使い方のできる
カメラ選びをおすすめします。
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世界最小・最軽量 ハイビジョンビデオカメラ
HDR-TG1 128,000円(税込)
3年間保障<ベーシック付き> 特典:13,000ポイントが選べる。