VAIO type F [FWシリーズ] 商品レビュー 「地デジを楽しむ(準備編)」


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VAIO type F [FWシリーズ]で地デジを楽しもう!
 
VGN-FW90NS・FW90S・FW90HS   129,800円(税込)~

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ハイビジョンコンテンツを気軽に楽しんだり編集したり、残したりできる
ホームユースのノートPC VAIO type F [FWシリーズ]。 

今回、「地デジ」を楽しむのにFWだからできる3つの特徴を説明します。

ひとつめは、「液晶」。

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液晶テレビと同じ16:9の比率を採用したことにより
縦は15.4型、横は17型と同じ大画面での表示が楽しめます。
従来の16:10のときのような、黒帯などは出ません。

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16.4型ワイド液晶 (1600×900)という高精細液晶を採用しているので、
よりきめ細かな表示が可能。ちなみにFull HDは(1920×1080)。
従来の1280×800よりは格段と進化している。

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そして最大の特徴は液晶の色鮮やかさ。
新液晶[クリアブラック液晶](リッチカラー)は
色再現領域(NTSC比)約100%を実現しました。
色の情報量が多いハイビジョン映像やデジタル一眼レフカメラの高画質な写真を、
より繊細で色鮮やかに映しだします。

実際に現行のtype L 15.4型ワイド液晶との比較をしてみました。 

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誰が見ても差がわかるよね。
ただ液晶が明るいだけではないというのがよく分かるかと思います。
FWシリーズは、黒帯も出ず、はるかに大きな映像で「地デジ」を楽しむことができます。

これからは液晶の性能が購入のキモになってくるかもしれないですね。


ふたつ目は、新開発の「小型地上デジタルダブルチューナー」。
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ソニー独自の技術により、クレジットカード約1/3のコンパクトサイズに、
2つの高感度地上デジタルチューナーを搭載。
チューナーボードの表裏にデジタルチューナーを1つずつ実装することで、
薄型ノートPCでありながら地上デジタルダブルチューナーが可能になった。

2番組同時録画や、1つ録画していても他の番組を楽しめるので、
テレビパソコンとしての実用性も高いです。
何でもパソコンでこなしてやるって方にはおすすめの商品です。

みっつめは
ソニーが開発した新アプリケーション「GigaPocket Digital」。
このアプリケーションの登場により
「地デジ」搭載パソコンでの新しい楽しみ方が変わるかと思います。

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ソニーの開発した地デジダブルチューナーを生かせるのは「GigaPocket Digital」だけ。
ソニーの「
スゴ録」から特徴の「おまかせ・まる録」を搭載。
キーワードでどんどん録画してくれて録り逃しがありません。
番組タイトルで追跡録画する「シリーズ録画」。
当然7月4日より始まった「ダビング10」にも「GigaPocket Digital」のアップデートにより対応。
録画した番組を携帯やPSPなんかに書き出せる
「簡単モバイル書き出し」機能など
レコーダー並みの機能を備えて、パソコンならではの機能もたくさん盛り込んだ
今のところ最高の地デジ録画ソフトだと思います。

「GigaPocket Digital」については後日説明するとして、

まずは下準備として「B-CASカード」の挿入作業。

これは本体底面に取り付けるんだけどちょっとした作業があるので手順を説明。

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まずはドライバーをご用意ください。
ただし、この段階ですでに手遅れ。
実は電源を入れた状態で、光学ドライブを取り出した状態にしないといけません。
もう一度電源だけ入れておいて取り出しする。やりなおし。
※実はこの状態でも強制排出の穴にクリップくらいの細いピンで付くと開きますが
通常は手元にクリップなんかないので別の方法で説明します。


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光学ドライブが出ている状態なら「B-CASカード」カバーのネジがはずせるようになる。

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そして、黄色いシールのメッセージにしたがって奥まで挿入する。

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あとは元通りもどして終了。

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あとはアンテナをつないで完了なのですが、
アンテナ端子は正面から見て右サイド後方部にあります。
ついでに気が付いたんだけど、足の長さをみてください。

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放熱の関係かかなり高くしてあります。
でもデザイン的にうまく設計されているので、
使っているときは、そんなに高くは感じないんですけどねぇ。
反対に使いやすさを感じるくらいです。

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横から見ると気づかされるのですが、
高くしているのは、放熱って言うよりは、
液晶がシリンダーデザインのヒンジの後ろに回りこんで、
開けば開くほど沈んでいく構造になっている。
さらには16:10から16:9比率の液晶に変わって
縦が短くなったから、目線が特に下がるので見づらくなるって言うのもある。

そういった配慮からの設計かと思われます。
本体はそこそこ薄いですからねぇ。
さすがはCentrino2の高性能・省エネと
ソニーが開発したクレジットカードサイズよりも小さい
地デジダブルチューナーのおかげですね。
すばらしい。
ノートでここまでできるんだからねぇ。

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そしてアンテナを接続してみるとこんな感じになります。

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商品的にはかなりの魅力を感じる[FWシリーズ]なんですが、
不満を上げるなら、
アンテナ部をL型にしておいてくれればケーブル接続時でもすっきり出来たのに。

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ちょっとPhotoshopで作ってみたけど
こんな感じでL型にして
別売りででもケーブルを販売してほしいですね。

それでは
「GigaPocket Digital」を使ってみたいと思うのですが
長くなったので後日。

VAIO type F [FWシリーズ]で地デジを楽しもう!
VGN-FW90NS・FW90S・FW90HS   129,800円(税込)~

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