VAIOの修理。


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今日は僕の普段の仕事をご紹介。
自社・他社のWEB更新を行いながら接客したり、
たまに出すチラシの作成や、購入してもらったパソコンのセットアップ、
毎日のように持ち込まれるパソコン修理などが主な仕事内容です。

その中で今日は修理のことをネタに書いてみたいと思います。

昨日持ち込み修理の1つをご紹介。
持ち込まれたパソコンはVAIOノートFXシリーズで
XP搭載パソコンで発売から7年半程経っています。

症状はどういうことかって言うと、
パソコンの動きが遅いってこと。

メモリは増設しているとのことで128MB+256MB=384MB。

タスクマネージャでメモリの使用量を見てみると280MBで
使い方によっては十分な搭載量

たしかに動きがかなり遅く、どう考えてもメモリ不足な感じ。
システム上のメモリ搭載量を確認すると256MBだった。

あれっ?

いつからか片側のメモリが認識していない様子。
メモリの故障かどうかの確認に、認識しているメモリを差し替えたら今度は起動もせず。

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どうやら片側のメモリスロット(パソコンマザーボード部)がおかしいのがわかりました(またか...)。

どこか接触不良を起こしているのかと思い、目を凝らしてみてもわからない。
かなり細かいのでハンダ外れだと思うんですが
一本一本はずれていないかを確認することにしました。

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そして見つけました!
左から順番に当たっていって最後から二つ目のココがハンダ不良で外れていました。
原因がわかればハンダで修復。

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見事メモリも認識するようになりメモリ不足はなくなりました。
ただ長年使っているせいかディスクの読み取りエラーも出ていて
動きが遅いときがあるのを確認。
Windows XPも Service Pack 2で止まっているので
なんとかセキュリティのこともあるのでアップデートすることに。

この時期のパソコンはほんとサポート中に何があるかわからないので
念のためバックアップをとってからの修復作業になります。

Windows Update、VAIO Update、セキュリティソフトでウイルス対策など
作業が無事に全て完了。

快適に動作するようになって、お客様にも喜んでもらえました。

今回の修理は慣れている僕らがするのは差ほど難しいことではないのですが
不慣れな方はこのような修理を自分ではしないほうがいいかとおもいます。
止めを刺しかねないので。
メーカー修理にまかせるか技術のある方にたのむかをおすすめします。

パソコンは頭脳の性能だけではなく
トータル的なバランスが大事です。
使用内容によってはこの当時のパソコンでも十分に満足されるお客様もいます。
買い替えてもらってもいいのですが
メンテナンスをすることにより当時の快適さに戻すことは可能なので
このブログを見られたお客様でメンテナンスをしてほしいお近くの方は
店頭へパソコンを持ち込みください。
ソニーだけではなくどこのメーカーでもOKですよ。

気軽にお越しくださいね。

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