α1(ILCE-1)で撮る!野鳥写真(ツバメ・エナガ)。瞳AFの凄さも実感!
α1(ILCE-1)を少し使ってみて、野鳥撮影に挑戦してみました!
野鳥っていっても珍しい鳥ではなく、ごく普通に見かけるツバメなどを被写体にいろいろ撮ってみたので、撮ってみた雑感などを語っていきたいと思います。
▼このレビューにあたって使用したカメラとレンズです。
まずカメラボディはα1(ILCE-1)をチョイス!
なんと言ってもAF性能・連写性能はα<アルファ>最高峰の性能を誇ります。
▼α1の性能の凄さはこちらのレビュー記事をご参照ください
>これを見ればすべてわかる!α1(ILCE-1)徹底スペックレビュー!
電子シャッターを使用してる時は
最高AF/AE追随の秒30コマの連写が可能です。※レンズのAF性能によってコマ数が変わります。
しかもα1の何が凄いかって言うと実は秒30コマが凄いだけじゃなく、
1秒間にAF/AE演算を約120回も行って常にAFの微調整をしてくれるので超高精度なAFを実現するんです。
α1が登場するまでは、α9・α9IIのAF/AE演算約60回というのも凄いと思っていましたが、α1はあっさりその倍の精度を実現しちゃいました。
しかもそれを5,000万画素という高画素機で実現しているのがさらに凄い所です。
そんなα1の高画素・高精度AF・連写性能を活かして身近な野鳥を撮影チャレンジしてみました!
まず、誰でも簡単に撮れるのが、空に飛んでる逆光での野鳥写真ですね。
空に飛んでる鳥はコントラストや像面位相差でAFが掴みやすく、フォーカスモード・フォーカスエリアを、AF-C+ワイドで撮ればα7III以上のAF性能のカメラであれば確実に捉えることができます。
でも撮ってみてよく見る写真は左の撮って出しの逆光で暗くなった写真ですよね。
RAW現像で明るく編集してみましたが逆光写真で撮る鳥はクオリティが下がってしまいます。
空って本当に明るいので簡単に撮れたとしても作品としてはいまいちですし、クオリティも悪くなります。
しかし、背景が空じゃない時はAFが景色を捉えてしまって鳥がピンボケというケースが多いかと思います。
でも撮れた時は鳥も明るく撮れるのでできるだけ背景に風景を入れる撮り方を心がけました。
あと、飛んでる小鳥は超望遠400mm~600mmとかだとかなりフレームインさせるのが難しいので、素人でも簡単に撮れる焦点距離のレンズチョイスも考えてみました。
その結果、α1のAF性能に頼って意外と簡単に撮れたツバメの写真を御覧ください。
α1+SEL85F14GM:Mモード、85mm、ISO125(Auto)、F2.0、1/4000秒、0EV、画像を大きく見る
僕がチョイスしたレンズは85mmF1.4のGMレンズです。
明るいレンズだと、被写界深度を浅くできるので、こういう背景ボケを活かした風景写真としての野鳥写真が撮れます。
ツバメは凄い速さで飛ぶので手持ちで撮影していますが、85mmなので簡単にフレームインさせることはできます。
とりあえずツバメを捉えることができたので、トリミングして作品風にしてみたいと思います。
トリミング(3285×4927)約1600万画素、画像を大きく見る
こんな風に縦にトリミングしてみました!
これならツバメを入れた風景写真になりましたね!
α1は5000万画素あるので、これだけトリミングしても、1600万画素あります。
ある意味α7SIIIの1200万画素より、まだ画素数が高いですよね!
そして背景を逆行にしていないので、ツバメが明るく撮れています。
ツバメって明るく撮れるとすごく色鮮やかな鳥なんですよねぇ~(*^▽^*)
さらにこれだけトリミングしてみてもこのクオリティです。
背中はこんなに青々としてたんですねぇ~(*^▽^*)
α1+SEL85F14GM:Mモード、85mm、ISO100(Auto)、F2.0、1/4000秒、0EV、画像を大きく見る
トリミング
ちなみに僕は撮影モードは「Mモード」で撮っています。
ツバメの羽をしっかりと止めたかったのでシャッタースピードは1/4000秒に固定。
絞りはこの日の明るさで白飛びしないようF2.0くらいに設定。
そしてISOをオートにすることにより、これより暗いと自動的にISOが変化して適正露出で撮るように設定しました。
こちらも思いっきりトリミングするとこれくらいのクオリティで撮れています。
インスタに投稿するには十分の大きさですね!(*^▽^*)
α1+SEL85F14GM:Mモード、85mm、ISO100(Auto)、F2.0、1/4000秒、0EV、画像を大きく見る
超トリミング
藤の花が綺麗に背景になって撮れた一枚でした。
これを超望遠レンズで狙うと、頭にピントが合ってもお尻がボケているっていう被写界深度の関係が出てくるので、僕は高画素機で中望遠レンズを使ってトリミングありきで撮るのが腕を磨かなくても楽に撮れて良いかなって思いました。
α1+SEL85F14GM:Mモード、85mm、ISO100(Auto)、F1.4、1/2000秒、0EV、画像を大きく見る
トリミング
ちなみに、これは連写で撮った4枚の写真を位置合わせして合成したものです。
α1は秒30コマで撮影できるんですが、実は特定のレンズではレンズのAFモーター性能の関係で遅くなるレンズもあるんです。
この「SEL85F14GM」がAFモーターの遅いレンズとなっていて実は秒20コマでしか撮れないんです。
なので、この写真は秒20コマで撮った時の連写間隔が分かっていただけたらと思って作りました。
ちなみに、レンズ性能による連写枚数の違いを以下にまとめています。
AF-Cモード時の最高連写速度とEマウントレンズの関係
AF-S/DMF/MFモード時は装着するレンズに関わらず、最高30コマ/秒の連写速度に対応。
テレコンバーター使用時は、装着するレンズの最高連写速度に従います。
AF-Cモード時の最高連写速度は、装着するレンズによって異なります。
対応レンズは下表のとおりです。
【30コマ/秒】(AF-C時)
【20コマ/秒】(AF-C時)
【15コマ/秒】(AF-C時)その他のレンズ
※ FE 70-200mm F2.8 GM OSS、FE 85mm F1.4 GM、Planar T* FE 50mm F1.4 ZAはソフトウェアアップデートが必要になります
ちなみに、これがα1とSEL85F4GMの組み合わせでした。レンズフードは取り外しております。
α1+SEL70200GM:Sモード、200mm、ISO100(Auto)、F2.8、1/1250秒、-1.0EV、画像を大きく見る
トリミング
この日は夕陽に照らされた列車とレンゲ畑を撮影に。
列車が来る待ち時間にレンゲ畑の上を飛んでるツバメを撮影しました!
ちょっと距離感があったので、SEL70200GM(70-200mmF2.8)のレンズをチョイス!
できるだけ明るいレンズで被写界深度を浅くできるレンズと、適度な中望遠レンズチョイスしました。
200mmくらいで撮影しているのでフレームインさせることは容易でした。
ちなみに、凄いスピードで飛んでるツバメには鳥の瞳AFは効いていませんでした(泣)
ほんと綺麗にピーンと張った羽が西陽に照らされて綺麗に輝いていました
これがα1とSEL70200GMの組み合わせでした。
写真では、フードと三脚座は取り外しています。インナーズームなのでこれ以上出っ張ることはありません。
α1+SEL85F14GM:Aモード、85mm、ISO400、F1.4、1/12800秒、-0.7EV、画像を大きく見る
トリミング
ツバメを撮ってた時にたまたま2羽の蝶が飛んでたので撮ってみました!
これも思いっきりトリミングしています。
α1+SEL200600G:Sモード、600mm、ISO100、F6.3、1/500秒、0EV、画像を大きく見る
トリミング
さて、この鳥は何でしょう?
多分、びしょ濡れになったエナガだと思います。
この日は雨で、エナガ団子でも狙ってみようかとウロウロしてて撮れた一枚でした。
カメラとレンズは雨対策してましたが、肝心の自分はカッパも傘もなくびしょ濡れの中撮影してました(笑)
この写真は600mmの超望遠で撮影していて、三脚を使用して撮影しています。
そして、やっぱり小さな鳥でも超望遠を使って大きくすると、しっかり鳥の瞳にAFが来ていました!
なので拡大すると目のピントが凄いですよ!(*^▽^*)
っていうか、ほんと鳥もこんなにビチョビチョになるんですね(汗)
ちゃんと、雨が当たらないように木の中に隠れればいいのに…
α1+SEL200600G:Sモード、600mm、ISO100、F6.3、1/500秒、0EV、画像を大きく見る
トリミング
本格的に雨が降ってきて僕も一応は木の下で少し雨よけしながら撮影。
鳥達も直接雨が当たらないように木の中に移動していました。
この時も「鳥の瞳AF」がバッチリ働いてくれて、枝や葉っぱが手前にありましたが、しっかりと目にピントが合いました!
なんか写真的にはどうでもいいような一枚ですが、瞳AFで楽に撮れたのはすごく嬉しいですね!
α1+SEL200600G:Sモード、600mm、ISO1250(Auto)、F6.3、1/800秒、-0.3EV、画像を大きく見る
トリミング
最後にエナガの飛翔が撮れました!
思いっきりトリミングするとこんな感じです。
これでまた晴れた日にいろいろチャレンジしてみたいと思います(*^▽^*)
これがα1とSEL200600Gの組み合わせでした。レンズフードは外しております。
インナーズームなので、これ以上ズーム操作でレンズが出っ張ることはないです。
いかがでしたか?
超望遠レンズで遠くの小さい鳥を狙うといつも手前の枝や葉っぱに邪魔されて、マニュアルフォーカスでピント拡大してシビアに合わしている間に飛んで行っちゃうってことがよくあるので、鳥の瞳AFはかなり魅力的な機能ですね!
あと今までα7IIIくらいのAF性能しか撮ったことなかったので、α1のAF性能・追従性能がとてつもないことがよーくわかりました!
また晴れた日にがっつり野鳥を狙ってみたいと思わせてくれる最強のカメラだったので、次は作品級の撮れ高目指して野鳥チャレンジしてみたいと思います(*^▽^*)
α1(ILCE-1)
こんにちは、ワンズの taku です!
ソニーのα1(ILCE-1)が映えあるカメラグランプリ2021「大賞」を受賞しました!(*^▽^*)
そりゃ~性能はダントツですもんねぇ~!でもお値段もダントツですが!(泣)
選考理由が掲載されていたので御覧ください。
選考理由
有効約5,010万画素の高解像度と、ブラックアウトフリーで30コマ/秒の超高速連写を両立し、従来の常識を超えるモデル。AF関連では、人物・動物に加えて鳥にも対応したリアルタイム瞳AFの実用性と、連写中の安定感が注目された。これらの機能的高水準から唯一無二の存在であり、「今まで撮れなかったものが撮れる喜びがある」との評価が集まった。動画機能も約30分の8K 30p記録に対応している。
また、電子シャッターでのフラッシュ撮影対応や、メカシャッター時の同調速度向上など、プロ用カメラのレベルを引き上げた“究極のオールラウンダー”として評価する声も多かった。フラッグシップ機でありながらボディのサイズ感は既存モデルと共通とし、これまでのαシリーズとも違和感なく併用できる点も特徴的。あくまで小型であることを目指すソニー製カメラの世界観がここにも表れている。
いやぁ~ほんとマジで凄いカメラです!
当店でも展示していて、たまに作例用に使わせていただいているんですが、
一度AFを掴むとヤバいくらいに追従してくれるので驚くくらい凄いのが撮れています!
鳥の瞳AFは鳥を小さく入れすぎると枠すら出てくれないので適度な大きさで撮るほうが良いですね。
▼α1 α<アルファ>デジタル一眼カメラ Eマウント フルサイズ
・ILCE-1:880,000円(税込) → 詳細はこちらから
→10%OFFクーポンで792,000円(税込)
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
>残価設定クレジットでのご購入はこちらから
>これを見ればすべてわかる!α1(ILCE-1)徹底スペックレビュー!
>α1(ILCE-1)を月々16,300円~で楽に支払う方法!予算オーバーで諦めてしまった方必見!
▼単焦点レンズ(FE 85mm F1.4 GM)(Eマウント フルサイズ)
・SEL85F14GM:225,093円(税込) → 詳細・ご購入はこちら
→10%OFFクーポン使用:202,583円(税込)
>αあんしんプログラム加入者なら、長期保証3年ワイドが無料!
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
▼ズームレンズ( FE 70-200mm F2.8 GM) (Eマウント フルサイズ)
・SEL70200GM:329,593円(税込) → 詳細・ご購入はこちら
→10%OFFクーポン使用:296,633円(税込)
>αあんしんプログラム加入者なら、長期保証3年ワイドが無料!
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
▼α「Eマウント」用 望遠ズームレンズ(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)
・SEL200600G:277,750円(税込) → 詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用で:249,975円(税込)
>αあんしんプログラム加入者なら、長期保証3年ワイドが無料!
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
α1(ILCE-1)
>α<アルファ>で撮った作例記事!(α<アルファ>で撮る!)
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:https://www.ones.co.jp
兵庫県小野市にある唯一のソニーショップです。基本的に街の電気屋さんなので、Panasonicなどのエアコン・冷蔵庫・洗濯機などの白物家電の販売や取り付け工事も行っております。テレビの壁掛けもお任せください。
店頭ではメインでソニー製品の展示を行っております。
特にα<アルファ>コーナーは充実していて、カメラ本体やレンズなども多数展示しております。
実際に見て触って体験していただけるので気軽にご来店くださいね!(*^▽^*)
普段カメラの接客は、このブログの筆者takuこと、吉田が行っております。
自身で撮った写真の作例を大画面テレビをお見せしたり、レンズ選びのサポートをさせていただいております。
>takupocho(Instagram)
インスタグラムでも写真の撮影Exifデータの提供を行っているのでご参考にしていただければと思います。
店頭ではソニーストア商品をさらにお得にご購入していただける「ソニーストア取り扱い店」となっているのでご購入を検討される方は、ぜひご来店くださいね!
-------------------------------
ちょっとしたお願いごとです。
もし、ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。
当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
ホームページ・ブログを通してソニー製品の魅力をお伝えしつつ、
ご購入のアシストをさせていただいています。
【ソニーストア直営店】
・ソニーストアショールーム/ソニーストア銀座
・ソニーストア札幌
・ソニーストア名古屋
・ソニーストア大阪
・ソニーストア福岡天神
など、リアル店舗でご購入の際には
当店のショップコード「2029001」をお伝えいただくと当店の成績となります。
もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです(*^▽^*)
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
▼店舗情報 -----------------------------
ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:https://www.ones.co.jp
----------------------------------
さとう たかひろ
2021年5月27日 @ PM 11:17
初めてコメントさせて頂きます。
SONYのWALKMAN は初代を愛用していた者です。
WシリーズのNWD-W253を持っています。
が、ご存知かと思いますが、これは今、編集が出来ません。
PCで編集が出来なければ、新たに取り込んだ音楽を聴く事が出来ません。
そこで相談なのですが
私が持っているWALKMAN に近い最新のWALKMAN
お薦めのWシリーズを教えて下さい。
そちらまでは、車で1時間弱の所に住んでいます。
ワンズ店員taku
2021年5月28日 @ PM 2:12
こちらこそ初めまして!
WALKMAN NWD-W253をお持ちなんですね!
最新の音楽管理アプリ「Music Center」にWALKMANが対応していないということなんですね!
当店で現在展示しているWシリーズウォークマンはNW-WS620となるんですが、こちらは「Music Center」から音楽の転送ができました。
NW-WS413もWS620と内容が同じ機種となるので対応しているかと思います。
ただし、ウォークマンは音楽ファイルのドラッグ&ドロップ転送にも対応しているので、「Music Center」で音楽管理して、転送は音楽ファイルのドラッグ&ドロップでできるか一度お試しくださいね(*^▽^*)
転送の仕方は以下を参考にしていただければと思います。
https://www.sony.jp/support/walkman/dialogue/014/
佐藤貴洋
2021年5月28日 @ PM 10:01
ご丁寧な返事ありがとうございました
参考にさせていただきます
お店にも近々立ち寄らせていただきます
ワンズ店員taku
2021年5月29日 @ AM 9:46
ありがとうございます。
お越しの際はそのWALKMANも持参していただけたらと思います。
お待ちしております(*^▽^*)