画面の縦横比が16:10（1920×1200）になって使いやすくなった『VAIO S13（VJS1351）』実機レビュー！

VAIO S13（VJS1351）実機レビュー！

　
こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
13型のVAIO S13シリーズに第13世代Intel Core U プロセッサーを搭載。
画面の縦横比が16:10（1920×1200）になって使いやすくなった新 VAIO S13（VJS1351）の実機レビューを行いたいと思います。
　
（9/8発売）
▼VAIO S13
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VAIO S13のカラーはブラックとブロンズの2色から選べます。
　
　

　
VAIO S13は驚きの軽さで、最小構成1,084gで約1kgと超軽量！
　
　

　
今回レビューするのはブラックカラーとなります。
レビュー機のスペックは以下に
　
▼VAIO S13（VJS1351）の主な仕様
・OS：WIndows 11 Pro
・CPU：第13世代 Intel Core i5-1334U（1.30GHz）（10コア/12スレッド）
・GPU：Intel Iris Xe Graphics
・メモリ：16GB（オンボード）
・ストレージ：スタンダードSSD 256GB（PCIe Gen3.0 ×4 NVMe）
・その他：TDP 15W、無線WAN非搭載
　
ただし、このレビュー記事用のスペックは存在しなくて、通常、Core i5を選んでメモリー16GBモデルだと、SSDが最低でも512GBになるんですが…（謎）
まぁ～特注のSSD 256GBってことで（笑）ベンチマークテスト的には問題ないのでご了承ください。
　

　
カスタマイズ内容も非常にシンプルで、CPU＋メモリ＋ストレージでストレートで選べる。
　
　

　
何と言ってもVAIO S13（VJS1351）の最大の魅力は画面の縦横比！
縦横比16:10になって解像度1920×1200ドットで縦に長くなってパソコン的には使いやすくなっています。
あと反射を抑えたグレア液晶なので、仕事でもプライベートでも目が疲れにくく作業がはかどるかと思います。
ちなみにディスプレイはこれ一択なので4Kディスプレイやタッチパネル液晶などは選べません。
　
　

　
せっかくなので大きさ比較ついでに画面の見え方も見ていきましょう！
14型のVAIO SX14は16:9比率で（1920×1080ドット）となります。
パッと見の高さはほぼ同じに見えますね！

　
液晶部分を赤枠でわかりやすくしてみました。
本体サイズの液晶を開いた時の高さはVAIO S13がほんの僅か低く、でも赤枠で囲った液晶の縦は広くなっていて、カメラを搭載した上部のベゼルもVAIO S13はかなり薄くなっているのがわかりますね。
　

WEBブラウザを開いての見え方の違いが、右の赤枠の分広く見えるのでホームページを見るのには凄く見やすくなりました。
なのでワードでもエクセルでも縦に長く見えるようになったので、資料作りなどのアプリでも作業がはかどるかと思います。
　
　

　
液晶の開いた時の高さがほぼ同じってことは奥行きもほぼ同じですね。
　
　

　
大きく違うのは横幅だけですね。約2cmほど VAIO SX14に比べると小さいですね。
　
　

 
高さは約1.7mmVAIO S13の方が分厚い感じですね。
　
　

　
せっかくなので、VAIO SX12とも比較してみましょう！(*^▽^*)
13.3型と12.5型の比較なので、画面サイズは0.8型の差となります。
VAIO SX12はVAIO SX14と同様、液晶の縦横比は16:9なので、VAIO S13が縦に画面を広く使えて便利となります。
　
　

　
重ねてみると大きさがこれくらい違ってきます。
　
　

　
最小・最軽量を求めるのであればVAIO SX12ですが、やはり画面比率で使い勝手が向上した13.3型ディスプレイも魅力ですね！
サイズ感だけでの比較でしたが、そもそも性能が違ってくるので、SXシリーズとVAIO S13（VJS1351）の性能差も見ていきましょう。
　
　

　
インテルのCPUで Core i7、Core i5でも実は性能が違ってきます。
一番末尾のアルファベットが「U」となっていたら、超省電力の「Uプロセッサー」になります。
VAIO S13（2023年10月）はTDPが15Wの超低電圧の省電力CPUで性能がVAIO SX14に劣ります。
　
　

　
それではベンチマークテストをしていきましょう！

▼VAIO S13（VJS1351）の主な仕様
・OS：WIndows 11 Pro
・CPU：第13世代 Intel Core i5-1334U（1.30GHz）（10コア/12スレッド）
・GPU：Intel Iris Xe Graphics
・メモリ：16GB（オンボード）
・ストレージ：スタンダードSSD 256GB（PCIe Gen3.0 ×4 NVMe）
・その他：TDP 15W、無線WAN非搭載
　
テストするパソコンの性能はこちら。
　
　

　
CINEBENCH R23によるCPUのベンチマークテストです。
　
▼VAIO S13（13th Core i5-1334U）
マルチコア：6247pts、シングルコア：1683pts
　
参考までに以下にVAIO SX14のCore i7（Pプロセッサー）でのベンチマークテストです。
　
▼VAIO SX14（13th Core i7-1360P）
マルチコア：9203pts、シングルコア：1886pts
　
数字的に差はあるものの低電圧のモバイルノートPCとしては十分なスコアを出していますね。
　
　

　
続いてグラフィックスのベンチマークテストです。
　
▼VAIO S13　ドラゴンクエストX ベンチマークテスト
CPU：第13世代インテルCore i5-1334U（1.30GHz）（10コア12スレッド）
GPU:Intel Iris Xe
・（低品質）1280×720　スコア：12538（すごく快適）
・（標準品質）1280×720　スコア：11358（すごく快適）
・（最高品質）1280×720　スコア：11166（すごく快適）

・（低品質）1920×1080　スコア：10350（すごく快適）
・（標準品質）1920×1080　スコア：8397（とても快適）
・（最高品質）1280×720　スコア：11166（すごく快適）
・（最高品質）1920×1080　スコア：8384（とても快適）
　
　
参考までに以下にVAIO SX14のCore i7（Pプロセッサー）+グラフィックス：Intel IrisXeでのベンチマークテストです。
CPUに依存しないベンチマークテストソフトなら、同じインテルのGPU「Intel Iris Xe」なのでほぼ同等性能になります。
　
　
▼VAIO SX14　ドラゴンクエストX ベンチマークテスト
CPU：第13世代インテルCore i7-1360P（2.20GHz）（12コア14スレッド）
GPU:Intel Iris Xe
・（低品質）1280×720　スコア：12902（すごく快適）
・（標準品質）1280×720　スコア：11805（すごく快適）
・（最高品質）1280×720　スコア：11770（すごく快適）
　
・（低品質）1920×1080　スコア：10782（すごく快適）
・（標準品質）1920×1080　スコア：8983（とても快適）
・（最高品質）1920×1080　スコア：9004（とても快適）
　
　

▼VAIO S13　ファイナルファンタジーXV ベンチマークテスト
CPU：第13世代インテルCore i5-1334U（1.30GHz）（10コア12スレッド）
GPU:Intel Iris Xe
・軽量品質（ノートPC）1280×720　スコア：3564（普通）
・標準品質（ノートPC）1280×720　スコア：3003（普通）
・高品質（ノートPC）1280×720　スコア：1968（動作困難）

・軽量品質（ノートPC）1920×1080　スコア：2714（やや重い）
・標準品質（ノートPC）1920×1080　スコア：2050（重い）
・高品質（ノートPC）1920×1080　スコア：1465（動作困難）
　
　
参考までに以下にVAIO SX14のCore i7（Pプロセッサー）+グラフィックス：Intel IrisXeでのベンチマークテストです。
同じインテルのGPU「Intel Iris Xe」なのですが、CPUとの兼ね合いで、ドラクエのベンチマークテストよりは差が出ましたね。
　
　
▼VAIO SX14　ファイナルファンタジーXV ベンチマークテスト
CPU：第12世代インテルCore i7-1260P（12コア14スレッド）
GPU:Intel Iris Xe
・軽量品質（ノートPC）1280×720　スコア：3871（普通）
・標準品質（ノートPC）1280×720　スコア：3382（普通）
・高品質（ノートPC）1280×720　スコア：2114（重い）
　
・軽量品質（ノートPC）1920×1080　スコア：2843（やや重い）
・標準品質（ノートPC）1920×1080　スコア：2300（重い）
・高品質（ノートPC）1920×1080　スコア：1632（動作困難）
　
　

　
ベンチマークテスト最後はストレージ。
・ストレージ：スタンダードSSD 256GB（PCIe Gen3.0 ×4 NVMe）
　
VAIO S13では、スタンダードSSDの選択肢しかないのですがスコアは以下に。
Read：3170MB/s、Write：1231MB/s
　
十分な速さですね！
ちなみに参考までに、第四世代のハイスピードSSD（PCIe Gen4）のベンチマークテストなら
Read：6374、Write：2683
約2倍の読み書き速度を実現します。
　
　

　
インターフェースを見ていくと必要な端子はほぼ揃っていますね。
　
・USB Type-A ×3
・HDMI出力 ×1
・USB Type-C ×1
・有線LAN
・ヘッドホン出力
　
ここで注意したいのがUSB Type-CがThunderbolt4やUSB4には非対応。
仕様としては、USB Power Delivery, USB 10Gbps(USB 3.1), DisplayPort 1.4) となり、USB充電には対応します。あとドッキングステーションとの接続も大丈夫です。
※VAIOを株式会社の直販のみ無線WANモデルの搭載が選べて、その際にはThunderbolt4やUSB4に対応します。ソニーストア販売モデルでは無線WANモデルが購入出来ないので注意が必要です。
　
　

　
液晶を閉じている時は、液晶の厚みと本体の厚みで分厚く感じますが、液晶を開いた時にボディが驚くほど薄型なのに驚きますね。
　
　

　
この真横から見たデザインがVAIOノート特有の形で、液晶を開くと本体が持ち上がって使いやすい角度になるヒンジを採用している。　
LAN端子は本体を薄型にしているため折りたたんでコンパクトになっていますが、本体が持ち上がった状態で使えるようになります。
　
　

　
さらにこのヒンジは180まで開くことができます。
　
　

　
180度回転するメリットは、キーボードの「Fn」＋「2」を押せば、画面が180度回転して、対面相手に資料を見せたりプレゼンにも使えます。
　
　

キーボードは打ちやすいキーピッチ19mmのフルピッチキーボードを採用。
筐体左右ギリギリまでキーボードを配置している。
そしてキーボード周りも含めた一体成型パームレストでデザイン性も重視している。
コンパクトなモバイルノートながらも打ちやすさも妥協はしていません。
VAIO S13に関してはバックライトキーボードは不採用なので注意です。
　
　

　
さらに、耳障りなノイズの低減、心地よい打鍵感、手首にかかる負担をなくす傾斜。ユーザーがより快適にタイピングできるキーボードです。
指先にフィットするキートップで、キートップ中央を約0.3mm、ディッシュ（皿）形状にくぼませることで、タイピング時の指のフィット感を向上させ、タイプミスを軽減します。特別配合したUV硬化塗装によりキートップの防汚性も向上させています。
　
　

　
綺麗に撮れる高性能フロントカメラを搭載。
内蔵カメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証に対応。
カメラプライバシーシャッターで撮影を物理的に遮断することもできます。
約92万画素のフロントカメラでユーザーの顔を高精細・高画質に撮影。新たに搭載したノイズ除去技術により、従来製品を上回る解像感を実現している。
カメラの動作状態がわかるように撮影中はLEDランプが点灯します。
　
　

　
VAIOの設定からカメラの基本設定が行なえ、背景ぼかしや顔優先AE、逆光補正など一括でカメラ効果を設定管理することができるので、ズームなどのアプリ側の設定不要でカメラが楽しめます。
　
　

＞カメラ映りを最適化する機能
　
　
続いてソフトウェアに「AIノイズキャンセリング」が搭載。
このノイズキャンセリングはマジで凄いので、ZOOMやMicrosoft TEAMSなどのテレワークされる方には最高の機能です。
　

　
これに関しては実際に体験しないと凄さが分かってもらえませんが、救急車や消防車のサイレンの音が周りで聞こえるとします。
例えば「プライベートモード」にすれば、AIノイズキャンセリングではノイズとして処理されて、パソコンの前で喋っている方の声のみを届けてくれます。
隣で音楽が流れてたり、隣で喋られててもそれもノイズとして処理されて自宅でのテレワークでも安心して会話が楽しめますよ！(*^▽^*)
さらにもう一つ凄いのが、「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」機能です。
例えばリモートで、相手の方の環境音が酷くて聞き取りにくい時は「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」をONにすれば環境音をノイズキャンセリングして声だけを鮮明に届けてくれるのですごく便利でしたよ！
　
↓百聞は一見に如かず！AIノイズキャンセリングの威力を御覧ください
　

＞AIノイズキャンセリング機能を体験！（VAIO Official）
　
　

　
VAIO S13の電源ボタンは指紋認証にも対応します。
電源ボタンに指を当てるだけでWindowsのログインが可能。
顔認証と指紋認証をどちらも使えるようにすれば、手袋をつけてる時はカメラの顔認証。マスクをしている時は指紋認証とダブル生体認証で便利ですね！
　
　

　
VAIOの天面です。
　
　

　
天面のVAIOロゴプレートはめっきで高級感を醸し出しています。
　　
　

　
ヒンジ部のオーナメントはシルバーでアルミのヘアライン加工が施されている。
　
　

　
パームレストは一体成型になっていて、アルミのヘアライン加工が施されている。
　
　

　
ACアダプターと電源コードです。
　
　

　
小型軽量のACアダプターで、100-240Vに対応。
19.0V、3.42A、65W出力のタイプになります。

急速充電に対応していて、1時間で最大約14時間分の充電が可能に。短時間でバッテリー残量を回復できます。
フル充電状態を維持し続けると劣化し、寿命が短くなる内蔵バッテリーを長く使えるようにする「いたわり充電モード」も搭載。
　
　
別売りのUSB ACアダプターを使えば、USB Type-CでPD充電が可能、USB Type-CでPD充電に対応したモバイルバッテリーをお持ちであればいざって時にどこででも充電が可能です。
　
　

　
VAIOの底面は余計なシールもなくシンプルなデザインです。
ビスも隠しネジは使わずに簡単に取り外して内部にアクセスできる。
パソコンに強い方なら保証が切れてからSSDを大容量にしたり交換することもできるので安心ですね。
メモリーはオンボードなので、最初に容量を選んだらあとから増やすことができないので注意してくださいね！
　
　

　
いかがでしたか？
VAIO S13の魅力は軽量コンパクトで画面が16:10で縦に長く作業がし易いので購入の際の参考にしていただければ幸いです。
VAIO S13の10%OFキャンペーンも10/3の10時までなので悩んでsる方はお早めに！(*^▽^*)
　
　
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VAIO S13（VJS1351）
　
　
▼VAIOレビュー記事－－－－－－－－－－－－
　

＞【VAIO SX14（VJS1461）実機レビュー】第13世代インテルCoreプロセッサー搭載VAIO SX Lineハイエンドモデルモバイルノート
　
　

＞【VAIO SX12（VJS1261）『勝色特別仕様』実機レビュー】第13世代インテルCoreプロセッサー搭載VAIO最小・最軽量モデルだけどハイエンドモバイルノートだ！
　
　

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＞【VAIO S15レビュー】超爆速に進化した『VAIO S15 | ALL BLACK EDITION（VJS155シリーズ）』 実機レビュー！
　
　
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▼当店ブログレビュー記事

＞【α7RV徹底スペックレビュー！】 6100万画素の高画素機に新開発AIプロセッシングユニットや4軸マルチアングル液晶モニターを搭載したα7RV（ILCE-7RM5）が発表！　
　
　
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＞α＜アルファ＞で撮った作例記事！（α＜アルファ＞で撮る！）
　
　
　

　
▼店舗情報 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ソニーショップ ワンズ （ショップコード：2029001）
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL：0794-63-7888、URL：https://www.ones.co.jp
　
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〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
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