HDR-HC1 ハイビジョンカメラ 実機レビュー

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昨日ソニーショップの集まりに参加したときに
なんと!
今度発売する世界最小のハイビジョンカメラ「HDR-HC1」がありました。

ついでに光学12倍ズーム搭載で手ぶれ補正機能付きのサイバーショット「DSC-H1」も!

あー早くこの感動を伝えたいと思いつつお店に帰ってきたら、

VAIO typeR VGC-RA73Sも発表。

開きかけた口を閉じて昨日は「typeR」ネタに集中。

 

やっと時間ができたので
「HDR-HC1」の実機レビューをしていきたいと思います。

まずは、

 

SONY Hi-Vision Handycam (ソニー ハイビジョン ハンディカム)

「HDR-HC1」 (市場予想価格18万円前後
ソニースタイルでは178,000円(税込)3年間の保証サービス<ベーシック>付

 

ほんと普通に手が届くようになったハイビジョンカメラ。

HDR-FX1も、カメラ好きの方なら約40万円でも気軽に買ってくれますが、

「値段じゃなく大きさがね」という声もありました。

ほんとにそんな方におすすめのお手軽ハイビジョンカメラが登場。
 

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まずはそのサイズを見てください。
決してぼくの手が大きいわけではない(どっちかっていうと小さい方)のに

このサイズ。

 

この小ささの秘密は、

FX1では5枚使っていたメイン基盤もHC1では3枚に集約。
それでも、

MPEG2に圧縮するHDコーデックエンジンはFX1と同等。

 

あと世界最小のハイビジョンカメラである最大の理由は、「CMOS」。

FX1は3CCDだが、

小さくするのに、CCDを使わずに

1/3型CMOSセンサーを採用。

長年CCDで培ったソニーの技術が可能にしました。

 

CMOSの特徴としては、

高速読み出し、低消費電力などがありますが、

目に見えてわかる違いは、「ワイドダイナミックレンジ」。

 

ワイドダイナミックレンジにより、
逆光に強く、逆光でつぶれてしまうような暗部でもよくでます。
今回テストしたのがDCR-HC90とHDR-HC1で撮った映像で、

静止画キャプチャーで比較みました。
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HDR-HC1なら、かなり逆光が抑えられており、全体的によく映っていました。

次の特徴としては、スミアが出ない。
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一目瞭然ですね。

この性能をわかっていた上での、

ハイビジョン画質チェックでは。

えっ?

何この画質。

このコンパクトなカメラでこの画質が撮れる時代が来たか!

FX1で撮影したことがある僕が見て思ったのが、

 

「これでええやん」。 

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この言葉で勘違いされては困るのが、
決してFX1じゃなくても良いというわけではなく、

これからハンディカムを買おうと思っている方は、
迷わずこれでしょってことです。

素人目で見て、正直な話、ぶっちゃけ、
明らかに違うほどの画質の差が感じなかった。

シーンや状況によっては、差が出るところもあるかと思いますが、
明るい外の撮影ではほんとに綺麗ですね。

こーなったら、DCR-HC90やDCR-PC1000はアウトオブ眼中。
どうせ重い高画素数カメラを持つならHDR-HC1だ!
迷うなら世界最小のDCR-PC55か世界最小ハイビジョンのHDR-HC1かですね。

でもね、ハイビジョン画質を見てしまうと、フツーのSD画質は見れないです。
見れないというか、「何でこの画質で残す必要があるねん」とか、
「どうせ同じ撮るなら」って本当に思っちゃいます。

僕はこういう仕事してるから、
ちょこちょこFX1を借りて子供を撮影しているが、
ほんとハイビジョンで撮りだしたら戻れないですよ。

ただFX1のネックなのがでかいところ。
気軽でというのは不可能。
実際撮影しやすいのはFX1ですけどね。
取っ手が付いてローアングルからの撮影がものすごく楽。
ある程度の重みがプラスに感じるマシンです。
僕的にはあの大きさは全然OKなんですが、
さぁデジカメも撮ろうとしたときにその場に置いとくというのができない。
しかも借り物なので傷など意識するとだめですね。
体力的じゃなく、精神的にまいっちゃいます。

その点、HDR-HC1は腰掛けのカバンに入れて、
デジカメとビデオカメラの切り替えができるので実用的。

あー、
2年前にMICROMV方式のDCR-IP55Kに換えたけど
やっぱりほしいなー。いいかな?嫁!

まー自分ごとはさておき、
いろいろと触ってきたことをもーちょい説明していきます。
と思ったが続きは明日。
明日はキャプチャーした画質を載せたいと思います。
お楽しみに。

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