【VAIO S13実機レビュー】第12世代インテルコアUプロセッサーを搭載して復活!ベンチマークテスト(VJS134)
VAIO S13実機レビュー
こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
モバイルノート「VAIO S13」が
第12世代インテルコア Uプロセッサー搭載で復活しました!
早速実機が触れたのでレビューしていきたいと思います。
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ソニーストアでは、ブラックとシルバーの2色から選べます。
今回レビューするVAIO S13の色はシルバー。
VAIO S13は、最軽量構成時は約1.5kgと軽量かつコンパクトで抜群のモバイル性能。
最大連続約24時間駆動が可能です。
サイズ的にも、VAIO SX14、SX12の中間的なサイズに!
実機で重ねて写真撮ろうと思ったけど、正しく伝わらないので寸法合わせたイラストでご紹介。
VAIO SX14の特長でVAIO S13のサイズで14型って言ってたけど、
VAIO S13が小型化したことで謳い文句がなくなりましたね(笑)
天板はマグネシウム合金により剛性向上と軽量化を実現。
天板中央にはソニーロゴプレートと、ヒンジ部にはプレート型のオーナメントを採用。
ヒンジ部のオーナメントはヘアライン加工がされています。
そして透明の突起した足は液晶を開いた時にヒンジ部が地面につかないように樹脂製の足が左右に付いてて、ヒンジ部が傷つかないようになっている。
天板のロゴプレートはメッキされたVAIOのロゴプレートが埋まっています。
各部端子など、インターフェースを見ていきましょう。
本体向かって左側面には、ヘッドホン端子、USB3.0(Type-A)端子を備える。
排気口もこちら側にあるので暖かい空気がここから出てくるので注意です。
本体向かって右側面には、USB3.0(Type-A)、HDMI、LAN、USB3.1(Type-C)×2搭載する。
マザーボードの設計上、仕方がないことかもしれませんが、できればUSB Type-Cは両サイドに一つづつ配置して欲しかったかな。
LAN端子に関してはギガビットの1000BASE-Tに対応する。
USB Type-Cは2つとも同じ仕様で、Thunderbolt4にも対応。VAIO本体の充電もUSB Type-CのUSB PD(PowerDelivery)対応での充電が標準となる。
あと、モバイルバッテリーなどの5Vアシスト充電にも対応する。
USB Type-C端子1つに対して、DisplayPort出力にも対応しているので、HDMI出力と合わせれば、VAIO本体の液晶も含め4つの画面を出力することができる。
無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax準拠でWi-Fi6に対応。
BluetoothはVer5.1に対応している。
ソニーストアでの購入時のカスタマイズで無線WANの選択肢が可能。
通常モデルなら無線WAN(SIMフリー4G LTE)の有無が選べます。
液晶はパームレストに手を添えることなく、片手でディスプレイを開閉できる「片手で開ける新開発ヒンジ」を採用。
この真横から見たデザインがVAIOノート特有の形でVAIO Z譲りのデザインとなります。
液晶が直接地面に設置するのではなく、ヒンジ部のオーナメントにくっついてる透明の樹脂製の足でオーナメント部が傷つくことはありません。
ディスプレイは最大180度まで開けるフルオープン構造。
専用のショートカット(Fn+2)で表示を反転させることも出来ます。
回転させれば対面の相手に画面を見せてプレゼンすることが出来ます。
タッチパッドの操作も画面に合わせて反転するので操作がややこしくならずに済みますよ。
13.3インチワイド液晶のノートで、キーボードは打ちやすいキーピッチ19mmのフルピッチキーボードを採用。
そしてキーボード周りも含めた一体成型パームレストでデザイン性も重視している。
モバイルノートながらも打ちやすさも妥協はしていません。
さらに、耳障りなノイズの低減、心地よい打鍵感、手首にかかる負担をなくす傾斜。ユーザーがより快適にタイピングできるキーボードです。
指先にフィットするキートップで、キートップ中央を約0.3mm、ディッシュ(皿)形状にくぼませることで、タイピング時の指のフィット感を向上させ、タイプミスを軽減します。特別配合したUV硬化塗装によりキートップの防汚性も向上させています。
VAIO S13にはキーボードのカスタマイズが用意されていなくて、「日本語キーボードのかなあり」になります。
バックライトも選べないのでVAIO SX14との差別化が図られていますね。
タッチパッドも広く、カーソル操作も快適に行なえます。
左クリック右クリックも押しやすく静音設計となる。
一体成型パームレストはアルミのヘアライン加工で高級感があります。
左端にはVAIOロゴが刻印されているのもポイントです。
ディスプレイは13.3型ワイド液晶で、フルHD(1920×1080)となります。
液晶は映り込みを抑えたノングレア液晶で快適に作業が行なえます。
綺麗に撮れる高性能フロントカメラを搭載。
カメラプライバシーシャッターで撮影を物理的に遮断することもできます。
あとカメラは生体認証にも使え、ソニーストアのカスタマイズにて、顔認証を+3,000円で選択すると、207万画素のカメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証でWindowsのログオンが出来ます。
約207万画素のカメラにより、ズームなどのWEB授業やオンライン会議も綺麗な画質で楽しめます。
VAIOの設定からカメラの基本設定が行なえ、背景ぼかしや顔優先AE、逆光補正など一括でカメラ効果を設定管理することができるので、ズームなどのアプリ側の設定不要でカメラが楽しめます。
続いてソフトウェアに「AIノイズキャンセリング」が搭載。
このノイズキャンセリングはマジで凄いので、ZOOMやMicrosoft TEAMSなどのテレワークされる方には最高の機能です。
これに関しては実際に体験しないと凄さが分かってもらえませんが、救急車や消防車のサイレンの音が周りで聞こえるとします。
例えば「プライベートモード」にすれば、AIノイズキャンセリングではノイズとして処理されて、パソコンの前で喋っている方の声のみを届けてくれます。
隣で音楽が流れてたり、隣で喋られててもそれもノイズとして処理されて自宅でのテレワークでも安心して会話が楽しめますよ!(*^▽^*)
さらにもう一つ凄いのが、「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」機能です。
例えばリモートで、相手の方の環境音が酷くて聞き取りにくい時は「スピーカー出力のAIノイズキャンセリング設定」をONにすれば環境音をノイズキャンセリングして声だけを鮮明に届けてくれるのですごく便利でしたよ!
↓百聞は一見に如かず!AIノイズキャンセリングの威力を御覧ください
>AIノイズキャンセリング機能を体験!(VAIO Official)
VAIO S13の電源ボタンは指紋認証にも対応します。
ソニーストアのカスタマイズにて、顔認証を+2,200円で選択すると、電源ボタンに指を当てるだけでWindowsのログインが可能です。
顔認証と指紋認証をどちらも使えるようにすれば、手袋をつけてる時は顔認証。マスクをしている時は指紋認証とダブル生体認証で便利ですね!
さぁ、それではVAIO S13の性能を見ていきましょう。
CPUには最新の第12世代インテルCoreプロセッサーUライン(10コア 12スレッド 2.5GHz)(Alder Lake)を搭載。
VPT(VAIO True Performance)には非対応の機種となります。
▼GPU性能は選択したCPUに依存します。
・インテルIrisXeグラフィックス(Core i7、Core i5 CPUに内蔵)
・インテルUHDグラフィックス(Core i3、Celeron CPUに内蔵)
TDP15Wと低消費電力のVAIOで、久しぶりにCore-i7やCore-i5に「Uライン」を採用したVAIOの登場でモビリティを重視している。
続いてベンチマークテストを行ったので御覧ください。
こちらはレビュー機のスペックです。
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▼VAIO S13(VJS134シリーズ)2022年7月
・Windows 11 Pro
・CPU:12th Gen Intel Core i5-1235U 1.30GHz(10コア 12スレッド 2.5GHz)TDP15W
・GPU:Intel Iris Xe
・メモリ:16GB(オンボード)
・ストレージ:スタンダードSSD 256GB(PCIe M.2)
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ベンチマークテスト【CPU編】
CINEBENCH R23で行ったスコアです。
・CPU(マルチコア):5891
・CPU(シングルコア):1627
ベンチマークテスト【グラフィックス編】
▼ドラゴンクエストX ベンチマークテスト
・(低品質)1280×720 スコア:11590(すごく快適)
・(低品質)1920×1080 スコア:8722(とても快適)
・(標準品質)1280×720 スコア:9734(とても快適)
・(標準品質)1920×1080 スコア:6627(快適)
・(最高品質)1280×720 スコア:9745(とても快適)
・(最高品質)1920×1080 スコア:6548(快適)
▼ファイナルファンタジーXIVの紅蓮のリベレーターベンチマークテスト
・標準品質(ノートPC)1280×720 スコア:10074(非常に快適)
・標準品質(ノートPC)1920×1080 スコア:7016(非常に快適)
・高品質(ノートPC)1280×720 スコア:8164(非常に快適)
・高品質(ノートPC)1920×1080 スコア:4880(とても快適)
▼ファイナルファンタジーXV ベンチマークテスト
・軽量品質(ノートPC)1280×720 スコア:3417(普通)
・軽量品質(ノートPC)1920×1080 スコア:2547(やや重い)
・標準品質(ノートPC)1280×720 スコア:2966(やや重い)
・標準品質(ノートPC)1920×1080 スコア:2006(やや重い)
・高品質(ノートPC)1280×720 スコア:1822(動作困難)
・高品質(ノートPC)1920×1080 スコア:1379(動作困難)
グラフィックに関しては格段に上がりましたね!
さすがは「Intel iris X」で、VAIO Zと同等のグラフィックス性能になりました。
ベンチマークテスト【ストレージ編】
SSDは第四世代のハイスピードSSD(PCIe)が選べます。
Read:6385、Write:2674と超爆速で楽しめるのでおすすめです。
VAIOの底面部です。
隠しネジもなく凄くシンプルなだけに分解もしやすく、デザイン性も全く損なわないので持ち運ぶ際にもダサくなくて良いですね!
こちらが付属のUSB ACアダプターです。
今までとちょっと違ったタイプで、電源コードが分離できるタイプでした。
パソコンとの接続端子がUSB Type-Cとなります。
65Wまで対応しています。
USB Type-Cで充電ができるので、他社の便利でポートも多いUSB ACアダプターも使えますよ。
これなら超コンパクトで、折りたたみのコンセントでモバイルに最適です。
USB Type-Cケーブルも好みの長さを複数もっていればいろいろと便利です。
AnkerのPowerPort III 3-Port 65Wです。
USB Type-C×2つに加えてUSB-A端子も付いているので、パソコンに限らず1つあればすごく便利なガジェットです。
やっぱパソコンもスマホも他のモバイル機器も同時に充電したいですよね!
参考までに以下に仕様を記しておきます。
・サイズ:約 38 x 29 x 66 mm (プラグ部を除く)
・重さ:約 130g
【短ポート利用時】
・USB-C : 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=3.25A (最大65W)
・PPS出力 : 3.3V-16.0V=3.25A (最大52W)
・USB-A : 4.5V=5.0A / 5.0V=4.0A / 5.0V=4.5A / 5.0V=3.0A / 9.0V=2.0A / 12.0V=1.5A (最大22.5W)
【2ポート利用時】
・USB-C (2ポート同時):45W+20W (合計最大65W)
・USB-C (上部) + USB-A : 40W+22.5W (合計最大62.5W)
・USB-C (下部) + USB-A : 12W+12W (合計最大24W)
【3ポート利用時】
・40W+12W+12W (合計最大64W)
USB PD対応のモバイルバッテリーでも充電できるのが便利です。
モバイルバッテリー PD 20000mAh PD対応 60W USB-A+USB-C 2ポート
【VAIO S13とVAIO SX14の違い】
VAIO S13 | VAIO SX14 | |
CPU | Uプロセッサー | Pプロセッサー(i7,i5) Uプロセッサー(i3,Celeron) |
VAIO True Performance |
非対応 | 対応 ※Pプロセッサーのみ |
天板 | マグネシウム合金 | 立体成型カーボンファイバー |
液晶 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) 4KUHD(3840×2160) |
タッチパネル | 非対応 | 選択可※フルHDのみ |
カラー | ブラック、シルバー | ファインホワイト、アーバンブロンズ、ファインブラック、ブライトシルバー、オールブラック |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
5G | 非対応 | 対応 ALL Black Editionのみ |
キーボードバックライト | 非対応 | 対応 |
オーナメント | プレートタイプ | ドームタイプ |
その他、質量、バッテリー駆動時間、タッチパッドサイズが異なります。
いかがでしたか?
必要最低限の機能を搭載し、スペックも下げることでリーズナブルに手に入れられるモバイルノート、VAIO S13が帰ってきた!って感じですね。
とは言え、Core i7やi5を選択時はグラフィック性能がIntel Iris Xeとグラフィックスはハイパフォーマンスを実現しているのでなかなか贅沢でリーズナブルなモバイルノートだと言えますね。
13.3型という選択肢も増えたのでVAIOのラインナップも豊富になってきました。
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VAIO S13実機レビュー
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もし、ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で
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当店はソニーストアと業務提携をしている「e-ソニーショップ」です。
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もし、ブログの内容など参考になり気に入っていただけるのであれば
ぜひともご協力いただければ幸いです(*^▽^*)
厚かましいですが、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL:0794-63-7888、URL:https://www.ones.co.jp
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