VAIO SX12 『VJS1211』 内部設計秘話も大公開しつつ、開梱・外観フォトレビュー！

VAIO SX12 『VJS1211』

　
遅くなりましたがVAIO SX12 『VJS1211』の開梱レビューをお届けします！
今回、内部設計秘話もじっくりと、開梱・外観フォトレビューしながら説明するので要チェックですよ！
それでは行ってみよう！(*^▽^*)
　
　

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＞これは便利！VAIO SX12（VJS1211）でUSB充電（PD充電・5Vアシスト充電）を試す！

　
VAIO SX12 『VJS1211』

　
発売日に届いてた展示機。
まずパッケージと言うか、VAIOはこのようなダンボールで梱包されています。
昔はこの部分が黒いダンボールパッケージで、それをさらにダンボールで保護されてたのですが、今は一緒になっています。
　
　

　
それでは開けていきましょう。
　
　

　
本体が小さくなったので、VAIO本体のみが収納されているこんなちっちゃなパッケージが中から出てきました。
　
　

　
こちらが同梱物です。
・VAIO本体
・ACアダプター
・電源コード
・その他書類関連
　
　

　
付属のACアダプターです。USBの充電端子もついていて、スマホやデジカメの充電も可能です。
基本的にVAIO SX14、S13、S11と共通のACアダプターです。
　
　

　
型番は「VJBAC10V9」。
出力1（DC IN）：10.5V、3.8A
出力2（USB）：5.0V、1.0A
　
　

　

VAIO SX12はブラック、ブラウン、ピンク、シルバーのカラー4色展開。
VAIO S11のサイズを継承しつつ、画面サイズが12インチを実現しています！
　
それでは本体の外観を見ていきましょう！
　
　

　
当店展示のVAIO SX12はブラックとなります。
天板はUDカーボン素材を採用し、堅牢性を確保している。
VAIOのロゴプレートはメッキ加工されていてハメ込まれています。
　
　

　
ヒンジ部背面のオーナメントはシルバーでアクセントになっていますね！
　
　

　
オーナメントはアルミでヘアライン加工されています。
液晶画面を持ち上げたときに設置する部分は硬めの透明樹脂素材を使っています。
　
　

液晶を閉じたときのこのデザイン性はVAIOならではのデザインですね。

左側面です。
・DC-IN端子
・USB3.0×2
・ヘッドホン出力
　
　

　
右側面です。
・SDカードスロット
・USB3.0
・USB Type-C
・HDMI出力
・LAN端子
・VGA出力
　
LAN端子は液晶を閉じたときはこのようにコンパクトになる設計。
なのでLANケーブル挿しっぱなしで液晶を閉じるとバランスが悪くなってしまいます。
　
　

　
とにかく、ビジネスの現場で求められる充実のインターフェイスをフル装備してます！
　
　

　
HDMIなら4K出力も可能。
SDカードスロットはSDXCまで対応し、UHS-Iに対応。
USB3.0端子は左右合計3つも用意されているのでモバイルなので十分すぎますね！
　
　

　
さらにUSB Type-Cも装備しているので、ドッキングステーションを用意すれば、さまざまな周辺機器との接続や充電などを1本のケーブルで行えますよ。LAN端子挿しっぱなしで液晶を閉じたい方はドッキングステーションとの組み合わせがおすすめですね！
　
　

　
USB Type-Cも合わせれば、モニター出力も3画面（HDMI、VGA、USB Type-C）出力が可能です。
　
▼USB Type-C（対応機能）
・USB 3.1
・DisplayPort1.2
・Power Deliverly
・5Vアシスト充電
　
　

　
液晶をオープンするとヒンジ部が下に回り込んでチルトアップすることにより傾斜が生まれる設計になっています。
　
　

　
LAN端子はこのようにチルトアップされたときに挿せるようになります。
　
　
今回、11.6型の本体サイズで12.5型を実現しているのですが、それには本体を
　

　
チルトアップすればしっかりとした空間ができるので放熱効果も生まれます。
　
　　　

　
VAIO SX12の最大の特徴はこのフルピッチキーボード。
本体横サイズギリギリにまでキーボードを広げることにより、コンパクトモバイルでありなが打ちやすさが重視されています。
　
　

コンパクトモバイルの欠点がキーボードのピッチサイズ（間隔）。
どうしてもこじんまり打つ必要があったんですが、SX12はフルピッチ19mmを実現しているので、モバイルでも妥協しない設計を実現しました。
　
　

　
S11と比べると全然違うでしょ！
このキーボードを実現するのにかなりの設計変更の努力が伺えました。
　
少しだけ内部的な設計変更の努力をご説明したいと思います。
　
　

　
まずはこちらの写真を御覧ください。
VAIO SX12はキーボードを幅いっぱいに広げることによりキーピッチを広げ打ちやすく、さらには薄型にもかかわらず強度を得ることを実現しています。

ただし、端子部と重なってしまうので、基盤自体をさらに下げて、端子との干渉を避ける必要があります。
これを口では簡単に言えますが、かなりの苦労されてました。
　
　

　
基盤を下げるにあたって分厚い電子パーツをなんとかしないといけません。
この電子パーツはうまく、背面に移動させています。
　
　

　
この電子パーツは薄型のに変更。
しかしながら、インピーダンスが下がると回路全体的な見直しが必要となるのでかなり苦労されていました。
　
　

　
そうした基盤を下げる設計を実現することにより、VAIO S11のときには実現できなかった端子の枠をVAIO SX12ではしっかりと作り込むことができるようになったので、さらに強度にも繋がりました。
　
　

　
その他、細かな変更が必要になったのが、セキュリティロックの内部パーツの設計変更。
SIMカードカバーの薄型化。
LAN端子カバーは、切り欠きを入れることにより、基盤自体を下げることに実現しています。
　
　

　
LAN端子の切り欠きで、なんとか本体厚みをキープしつつLANケーブルが使えるように。
　
　

　
基盤を下げたことにより、空間が詰まってしまい、放熱が悪くなる気もするんですが、逆にそれを利用して僅かな隙間で効率よく空気の流れの動線をつくることにより冷却機構を高めている。
　
2番の赤丸の上辺りにファンが設置されるんですが、アルミシート1枚分をファンの形状にカットして冷却の隙間を確保しています。
　　
　

　
吸気口は液晶を開いたときのと本体との隙間になります。
実は吸気口で穴が開いてるのは赤丸の部分です。
あえて、全体的に空気を取り込むことはせず、取り込み口を小さくすることで、排気ファンが回ることにより、取り込む空気の流れがはやくなって、より効率よく熱が発生する電子パーツを冷やせるように工夫がされています。
　
　

　
ほんと、ちょっっとした工夫で、より冷却効率を上げVAIOのパフォーマンスの底上げにつながっています。
　
　

　
店頭展示機は第8世代のCore i5ですが、VAIO TruePerformanceによりモバイルの限界を超えるハイパフォーマンスを実現しています。
　
　

『VAIO TruePerformance』が第8世代の中でも
最新のインテルCoreプロセッサーの真の力を引き出すVAIO独自機能 。
　
4コア/8スレッド駆動となり、第7世代から飛躍的に性能が向上した、第8世代の中でも最新のインテルCoreプロセッサー Uプロセッサーラインを搭載。
　

VAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」によって、さらに高性能化している。
このパフォーマンが生きてくるのも、冷却機構がしっかりとしているため、同じCPUでも他のパソコンに比べてパフォーマンスがグッと上がっています。
　

　
Core i7のほうが明らかにパフォーマンスが上がっていますね！
　
　
  
　
パームレストとキーボード周りは一体成型なので、シームレスで強度が上がっています。
VAIOロゴはエンボス式に刻印されています。
　
　

　
VAIO底面部です。
ネジは露出していますが、無駄のないシンプルなデザインですね！
　
　
   
　
液晶を最大に開いたところです。丁度見やすい角度まで開くようになっています。
　
　

　
液晶は表示品質も良好です。
映り込みの少ないアンチグレア液晶なので、蛍光灯の真下や、明るい太陽光下でも見やすさが損なわれません。
高品質液晶パネルを採用したことで、高輝度・広視野角・ハイコントラストな表示を実現しています。
　
　

ベゼルをギリギリまで液晶のサイズを大きくすることにより、コンパクトで大画面を実現している。
　
　
       
　
液晶の解像度は1920×1080のフルHDディスプレイ一択ですが、明るいところでも映り込みを抑えて非常に見やすいディスプレイを採用してますね！
　
　

　
いかがでしたか？
ぜひコンパクトで生まれ変わったVAIO SX12を店頭に見に来てくださいね！
次回はベンチマークテストをお伝えできればと思います。
　
　　

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