α<アルファ>で撮る!SEL24F14GM手持ちで撮れるクリスマスイルミネーション!
SEL24F14GM
クリスマスも終わってもうすぐお正月ですが、
今回24mmF1.4『SEL24F14GM』のGMレンズを使ってクリスマスイルミネーションを撮影したのでご紹介したいと思います。
明るい広角レンズでの撮影メリットは手持ちで撮影できることろ。
三脚を持っていくと邪魔なロケーションや三脚禁止の場所でも、手持ちでこれだけこのクオリティで撮れるということと、絞らず開放で撮ることによるメリットやちょっとしたコツで玉ボケをコントロールして表現が変わるというところが分かったいただければ幸いです。
▼今回使用したカメラとレンズ
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/10秒 ↑クリックで拡大
広角レンズF1.4の開放で撮ったこの一枚。
ISO50に敢えてしたのは1/10秒のスローシャッターにするため。
イルミネーションは点滅したりするので、手持ちでブレないギリギリのシャッター速度で撮りました。
この自然でなめらかなボケ味により、立体感や空気感までも描写する凄いレンズですね!
F1.4の開放なので被写界深度が浅いけど24mmの広角というのもあってボケすぎず、自然でなめらかなボケが生まれます。
ここでのポイントはフォーカス位置。
先程の写真を拡大してみました。
実はフォーカス位置は奥のツリーのイルミネーションではなく、途中の灯籠に合わせています。
F1.4なので、この位置にフォーカスを合わせれば、奥のイルミネーションが適度に玉ボケになって、広角レンズで小さくなってしまいがちの光を太く明るく目立つように撮ることができます。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
いまからご紹介するのはフォーカスの合わせる位置によるイルミネーションの玉ボケの見え方です。
タッチフォーカスで赤丸のところにピントをあわせてみました。
ピントを合わせたところのツリーの光が目立たなくなりましたよね。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
続いて一気に手前の飾りにフォーカスを。
奥のツリーのイルミネーションが少し玉ボケしました!
そのかわり、ピンと近くの黄色いイルミナーションが目立たなくなりましたね。
僕個人的にはこれくらいのバランスが丁度いいかなぁ~って思いました!(*^▽^*)
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
さらに手前の装飾にピントを合わせました。
なんか中途半端なフォーカスって感じですよね。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/10秒 ↑クリックで拡大
ここまでくると何が撮りたいのか分からない、ただのピンボケ写真って感じです(笑)
とにかく、フォーカスを合わせる位置によって立体感・奥行き感をコントロールすることができることが分かりました。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
とにかく広角でも簡単に玉ボケが作れるという点と手持ちで十分撮れるので構図探しが凄く楽ちんです。
ローアングルだと、前ボケを敢えて入れなくても、地面が前ぼけになってくれるので立体感・奥行き感が簡単に作れちゃいます。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/50秒 ↑クリックで拡大
これは階段を利用した滝が流れるような動きをするイルミネーションでした。
普通に広角レンズで絞って撮ったら何これ?って感じでしたが、F1.4の開放で撮るとなかなかいい雰囲気で撮れましたよ!(*^▽^*)
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/50秒 ↑クリックで拡大
それでは手持ちで24mm F1.4の開放で撮影した作例を御覧ください。
広角でこれだけ簡単に玉ボケが作れちゃいます。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
本当はF2.0くらい少し絞ったほうがまんまるの玉ボケになるんでしょうが、できだけ大きく玉ボケさせたかったので敢えて開放F1.4で撮影しています。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/80秒 ↑クリックで拡大
雪の結晶の形をしたイルミネーションの左側にピントを合わせて、右下をボカシてみたボケ感です。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/10秒 ↑クリックで拡大
メリークリスマスの文字にピントを合わせて玉ボケを作りつつ、さりげなく見に来られた人物もボケ味でアクセントにすることもできます。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/30秒 ↑クリックで拡大
自分で用意した小物を絡ませて撮ってみました(笑)
イルミネーションで物足りないなぁ~って思ったらいろいろ自分で世界観を足すのも楽しいですね。
ISO100でシャッター速度が1/30秒稼げるので、もう写真だけでなく、4K動画で表現するのも面白そうですね!
ロウソクのゆらぎもと暖かい光が照らされたダンボーや後ろでイルミネーションが点滅したりして動画でも撮れば良かったとあとから後悔です(泣)
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO125、F1.4、1/20秒 ↑クリックで拡大
つぎに引き構図で撮影。
さすがに被写体の大きさに対してこの距離感だと玉ボケは一切作れません。
さらに夜で印象的な空模様でもないので、空間埋めに悩んでしまうんですが、下を見ると雨が降ってなくってもタイルの光沢感で綺麗にリフレクションしていたのでローアングル手持ち開放F1.4で撮影してみました!(*^▽^*)
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO64、F1.4、1/13秒 ↑クリックで拡大
手持ちで撮影できるほどのシャッター速度が稼げるので人物もブレること無く撮ることができるのも良いですね!
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/10秒 ↑クリックで拡大
ISOを上げることがないので明るく現像してもノイズ感が少ないのが良かったです。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/15秒 ↑クリックで拡大
これもフォーカスの位置を操作して広角でツリーを玉ボケさせました。
何が正解かは分かりませんが、写真全体のパット見のイメージが良ければそれでも良いのかなって思いました。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/10秒 ↑クリックで拡大
フォーカスを右側のツリーに合わせてF1.4で撮ることにより、手前のイルミネーションもボケすぎず、奥の建物の「Merry Christmas」や「コミセンおの ありがとう」のイルミネーションが適度にボケてより明るく太い光になっていい表現ができています。
絞るとどうしてもシャープになるように光も小さな点光源になるのでイルミネーションはボケすぎない適度なボケ味がおすすめです。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO50、F1.4、1/5秒 ↑クリックで拡大
この手前の灯籠のやりすぎない、自然なボケ味がほんと気に入りました。
絞りを絞った写真では表現できない光の柔らかさが表現できるのも良いですよねぇ~。
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/13秒 ↑クリックで拡大
よくマクロレンズを使って撮ってたこういう撮り方も24mmでもこれだけの玉ボケが作れるので楽ちんでした!
α7RIII+SEL24F14GM:24mm、ISO100、F1.4、1/5秒 ↑クリックで拡大
最後にこれだけ三脚を使って撮った自撮りの一枚。
カメラをスマホと接続させてリモコン代わりに撮影。スマホに映し出された画面を見ながら自分の立ち位置が確認できるのですごく便利でした。
長時間露光じゃないので人物もブレること無く撮影ができましたよ。
F1.4の開放で表現するイルミネーションの世界観はいかがでしたでしょうか?
ついついイルミネーションは三脚を使って、絞って長時間露光するっていう撮り方をしますが、こういう手持ちで手軽に撮影できることがわかれば、いろんなイルミネーション撮影に気軽に足を運んでしまいそうです。
もちろん三脚を否定するわけではありません。
長時間露光による人物を消す手段の一つとしても使えますし、絞って光の光芒でウニウニさせるのも良いかと思います。
でもどちらかと言えば人間がなんとなく目で見てる近い雰囲気で撮れるレンズだなぁ~って思いました。
人間の目は一点にしかピントが合わないF1.0相当のレンズです。
なのでカリッカリの写真よりは柔らかさのある絞りF1.4のレンズならではの柔らかさが心地良い雰囲気の写真を作り出してくれたと思います。
店頭ではこれらの写真を大画面の4Kテレビで見ていただくことができます。
年末の営業は明日までですが、また年明け1/6の営業再開以降ご来店いただければと思います。
ぜひ4Kテレビでご確認くださいね!(*^▽^*)
最後に今回使用したカメラとレンズです。
この作例ブログ記事がご購入のきっかけになるのであれば幸いです<(_ _)>
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