やっぱり星撮りにも凄かった！『SEL20F18G』で撮る天の川星景写真！

『SEL20F18G』で撮る天の川

　
先日発売した新レンズ「SEL20F18G」を使って天の川を撮影してきました！
やはり超広角で明るい凄いレンズでしたよ！(*^▽^*)
　

「SEL1635GM」で撮った16mmや「SEL24F14GM」で撮った24mmとの画角比較も行っているので参考にしていただければと思います。
それでは行ってみましょう！
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO5000、F1.8、10秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
自宅から車で高速を使えば1時間20分程で行けるロケーション。
瀬戸内海の小さな島々の光害や、さらにその奥には淡路や四国の光害がある場所なのですが、光害を抜けると天の川が鮮明に現れるので、RAW現像で光害を抑えつつ、天の川を炙り出してみました(*^▽^*)
ここでの構図・焦点距離的には20mmは理想の画角でしたね。

四隅で起こりやすいコマ収差（サジタルフレア）も確認してみましょう。

サジタルフレアとは、点光源の像が点として集光せず、鳥が羽ばたいているようににじむ現象。
一般的に、大口径レンズの画面周辺で起こる現象になります。
　
ソニーさんの製品ページに記載されていた
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
高度非球面AA（advanced aspherical）レンズ2枚とED（特殊低分散）ガラス3枚を最適に配置した最新の光学設計により、コントラストが高く、サジタルフレア（点光源の像のにじみ）を抑制した鮮鋭な描写を実現。特に夜景や星景撮影などにも威力を発揮します。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
この言葉どおり、強い光では若干起こっていますが、サジタルフレアもかなり抑えられて優秀なレンズだと思いました。
　
続いて、SEL24F14GMで撮影した同じロケーションでの天の川。
　
　

α7RII+SEL24F14GM：24mm、ISO1600、F1.4、10秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
この日はボディ2台体制で撮っていました。
24mm画角もここでは悪くないですね。
16mmは去年撮影しましたが、ここでは広過ぎでした（笑）
ここでの理想の画角は20mmで新レンズがちょうど良かったように思えます(*^▽^*)
　
せっかくなので、「SEL24F14GM」の四隅で起こりやすいコマ収差（サジタルフレア）を確認してみましょう。
　
　

　
おぉ～いっぱい鳥が飛んでますねw
まぁ～F1.4とレンズが明るいのでより起こりやすいのですが、それでもこのレンズのコマ収差は抑えられて優秀だと思います。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO4000、F1.8、10秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
こちらは兵庫県の佐用町で撮った天の川。昨日の夜中撮影しました。
うまくいけば雲海と撮れる場所だったんだけど、この日は雲海ならずで薄霧が発生してました。
西播磨天文台の近くで星が綺麗に見れる地域なのですが、薄霧と街明かりで下のほうが霞んでしまって、光害を抜けたときには綺麗な天の川が現れました！(*^▽^*)
もちろん現像で明るいところを抑えて天の川を炙り出しています（笑）
　
　

α7RII+SEL1635GM：16mm、ISO6400、F2.8、15秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
次に16mm画角で撮影するために「SEL1635GM」を使って撮影しました。
ロケーションによっては16mmの広さが欲しいなぁ～って時もありますよね！
ここでは16mmがちょうど良かった感じがします(*^▽^*)
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO6400、F1.8、10秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
続いて同じ場所で時間が経って天の川がかなり上の方に登ってきたときにパチリ。
下は光害がひどかったので白飛びしないようISOを4000くらいで止めましたが、光害の影響がなければ思い切ってISO6400まで上げました。
この時間帯びっくりするほど人工衛星ラッシュで、空を見上げれば常に光の点が動いてる変な感覚に襲われました。
10秒間の長時間露光で撮ると、光の筋になって10秒であれだけ動いてるんですね！
さらに一直線上の軌道に連続して衛星が飛んでてそれがタイムラプス動画を作ったら面白いことになりましたよ。
この連なってる衛星をスターリング衛星と言うみたいですね(*^▽^*)

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO6400、F1.8、10秒、RAW現像（LightroomCC+PhotoshopCC）
＞写真を直接大きく見るにはこちらから

　
最後に天の川ではありませんが、地元小野市で撮った菜の花とオリオン座です。
こういう星座を入れた星景写真も良いかなぁ～って思います。
ちなみに、星座が目立つようにこの写真はソフトフィルターを使用しています。
使用したソフトフィルターはプロソフトンAです
＞Kenko レンズフィルター MC プロソフトン (A) N 82mm ソフト効果用 382905
　
普段はSEL1635GMもよく使うので、フィルター径が82mmなので82mmのソフトフィルターを買っていました。
SEL24F14GMやSEL20F18Gで使う際はステップアップリングで67-82mmを使えば1枚のフィルターでいろいろなレンズで使えて便利ですよ。

＞Kenko フィルター径変換アダプター ステップアップリングN 67-82mm 日本製 887813
　
　
いかがでしたか？
明るい超広角レンズでバッチリ天の川が撮影できました！
軽量コンパクトで、テント泊登山される方にもいおすすめな一本かなって思いました。
このブログが購入のきっかけとなれば幸いです。
さて、明日の明け方も天の川狙いに行ってきま～す！(*^▽^*)
　
　
『SEL20F18G』で撮る天の川
　
　

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＞SEL20F18Gのような明るい広角レンズはどんな写真が撮れるのか？SEL24F14GMで作例紹介！
　
　

＞星撮りにおすすめな明るい超広角単焦点レンズ20mmF1.8G「SEL20F18G」が国内で正式発表！スペックレビューやレンズ比較など！
　

　
　

α7RIII+SEL24F14GM：24mm、ISO3200、F1.4、10秒（2020.02.21、04:58撮影）
＞画像の直リンはこちら（写真を大きく見たい場合はこちらを）

　
　

α7RII+SEL1635GM：16mm、ISO3200、F2.8、25秒（2020.02.21、05:10撮影）
＞画像の直リンはこちら（写真を大きく見たい場合はこちらを）

　
　
　

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