こんなに小さいのにハイレゾ&ノイキャンの『LinkBuds S』実機レビュー!
『LinkBuds S』実機レビュー!
こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
先日発表された『LinkBuds S』を早速試す機会があったので実機レビューをお届けします!
(6/3発売)
▼ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(LinkBuds S)
・WF-LS900N:26,400円(税込) → 詳細・ご購入はこちらから
→10%OFFクーポン使用:23,760円(税込)
LinkBudsの読み方はリンクバッズ。
まず最初に誰もが思っただろう一言を代弁して敢えて言おう、おまえも「LinkBuds」なのか?と(笑)
LinkBudsってドーナッツ型で穴が空いてて外の音をリアルに取り込む左のタイプのヘッドホンの事だと思っていたのは僕だけではないはず(笑)
budは「つぼみ」や「芽」。小さいワイヤレスヘッドホンに使われる事が多い言葉です。
左右2つあるので「Buds」。「Link」が「つながる」なので、リアルの世界の音とオンラインの音をつなぐ小さなワイヤレスヘッドホンみたいな感じ。
とにかく、LinkBudsはシリーズとして超小型のワイヤレスヘッドホンの部類としてブランド化。
一つはドーナッツ型で外の音が直接聞こえる左の白い「LinkBuds」と、今回新しく登場したのが密閉型の超小型なワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンで外音もしっかりと取り込めてハイレゾ音質な注目の商品でした。
「LinkBuds S」は、ホワイト、ブラック、エクリュの3色展開。
エクリュって聞き慣れない色ですが、いわゆるベージュに近い色だと思っていただければと。
今回レビューするのは、こちらのエクリュカラーとなります。
人肌に限りなく近い色なので耳に装着した時に目立ちにくいことを想定しているカラーだと思います。
肌触りもすべすべで皮脂も気にしなくて良いタイプでした。
本体とケースの外装部分には、向上から回収した樹脂を使用した再生プラスチックを使用。
環境にも配慮したサスティナブルな商品となっています。
パッケージはシンプルで可愛い。
スクエアなボックスにスリーブで包まれています。
スリーブを外せば紙でできたスクエアなエコケースが登場。
何気にLinkBudsのロゴが刻印されていて良い感じ♪
こんな風に直接ダイレクトに商品が入っていますが、本体ケースが傷つきにくい表面なので問題ありませんでした。
付属品はこのように引き出し式で収納されています。
こちらが内容物です。
保証書などの書類関連と
・ハイブリットイヤーピース(SS、S、M、LL 各2)
・USBケーブル(Type-C、Type-A)約20cm
・充電ケース
・ヘッドホン本体
こちらがハイブリットイヤーピース(SS、S、M、LL 各2)
標準でMサイズが装着されている。
耳の穴の大きさに応じて最適なサイズを装着することをおすすめします。
ちなみに右耳と左耳の穴の大きさは必ずしも同じ大きさではないのでしっかりとフィットするサイズを必ず選んでくださいね!(*^▽^*)
充電ケースの背面にはUSB Type-C端子と、Bluetoothペアリング用のボタンがある。
Bluetoothのペアリングは5秒以上ボタンを押しっぱなしにすれば表のランプが点滅し始めてペアリングモードになります。
それではAndroidスマホと繋いでみましょう。
ヘッドホンをBluetoothペアリングモードにすると、最近の「Google Fast Pair」に対応したAndroid端末なら、自動的に上の写真のような画面が現れて、「接続してペアリングしますか?」的なことを聞いてきます。このまま「接続」ボタンを押せばしばらくすると接続できるのですごく便利です。
さらにWindows端末でもBluetooth接続も簡単に!
ヘッドホンをペアリングモードにし、Windows10またはWindows11搭載PCに近づけると、ペアリングのガイダンスがポップアップで出現して簡単にBluetooth接続できる「Swift Pair」にも対応しています。
このようにOSが進化してよりBluetooth接続が便利になってきているので、最近のソニー製品には「NFC」が非搭載になってきています。
スマホと接続すると、「Headphones Connect」アプリを使って接続しよう。
左右それぞれのバッテリー残量も分かる上に充電ケースのバッテリー残量までも確認できる。
それではまずは一番気になる音質をチェックしていきたいと思います。
実際に音楽を聴いてみました♪
まずは素直に感じたことは、マジか!って思えるほどの音質。
このヘッドホン本当にちっちゃいんですよ!
耳穴にスッポリって感じででっぱり感がなくて最高にストレスフリーなヘッドホンです。
大きくないので耳から落ちにくく、イヤーピースのサイズ感が若干違っていても落ちにくいサイズ感で着けてて凄く安心できます。
ハイレゾ対応のノイズキャンセリングヘッドホンとして世界最小最軽量を実現しているので、正直このサイズでこの音質には驚きました。
低音が想像以上に出てて凄く良かったです。
Bluetoothコーデックの「LDAC」に対応していて、SBCコーデックの約3倍の情報量でハイレゾコンテンツもハイレゾ級ワイヤレスで楽しんでいただけます。
あと、AIによりあらゆる音源をその楽曲に合った最適なハイレゾ級の臨場感をもたらす「DSEE Extreme」も搭載していて、MP3やYouTubeの音楽などハイレゾ音源でなもない圧縮音源も、ハイレゾ級にアップスケーリングしてくれるのも魅力の一つですね♪
本体とケース内のデバイスレイアウトを見直したことにより、本体及びケースのコンパクト軽量設計を実現。
女性や耳の小さな方でも快適に長時間装着できるモデルとなっています。
本体の重さは各約4.8g、ケースの重さは約35gと軽量で持ち運びにも便利。
本体が小さいので、耳から飛び出す量を抑えることで、イヤホンの重心が頭に近く、安定した装着性を実現している。
イヤホン本体と耳の接触面を増やすような「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用し、耳の複雑な凹凸にも干渉しにくい形状になっており、快適に装着ができます。
イヤーピースはこんな風に簡単に取り外しができて、耳穴のサイズに替えることができます。
WF-1000XM3やWF-1000XM4ユーザーなら分かるように耳からポロッと落ちやすいのはイヤーピースにフィット感に左右される部分もあるので、低反発なアイソレーションイヤーピースなんかがフィット感あって落ちにくくなって安心できるんですが、耳の良い方から言えば本当はこのシリコンのイヤーピースのほうが音質的には良いみたいなんですよね。ちなみにこのLinkBuds Sはシリコンのイヤーピースでも凄くフィット感があるので無理にアイソレーションイヤーピースに替える必要性は無いかと思います(*^▽^*)
イヤーピースの最適なサイズの必要性はこのヘッドホンの場合はノイズキャンセリング性能の向上のため。
スマホアプリの「Headphones Connect」では様々な設定が可能です。
ヘッドホンから測定に最適化された楽曲を再生し、マイクで集音することで、その人の耳の中の特微量を算出し、その結果から、イヤーピースが耳にぴったりフィットしているか、どのイヤーピースが最適かはかれます。
最適なイヤーピースを装着することで、装着安定性の向上と、ノイズキャンセリング性能を最大限に発揮できるようになります。
続いてノイズキャンセリング性能をチェック。
フラグシップモデルのWF-1000XM4にも使われているソニー独自で開発した統合プロセッサーV1を搭載。
チップの処理能力が向上し、ノイズに対して低遅延での処理が可能になり特に高音域でのノイズキャンセリング性能が向上しているらしい。
実際にノイズキャンセリングの性能を検証してみました。
ちょっと調子の悪くなっているお店の大型エアコンの前で聴いてみたけど検証。
印象としてはなかなか良い感じにノイズキャンセリングの効果を確認できました。
たしかにこの小型サイズのノイズキャンセリング性能ではありませんでした。
WF-1000XM4と比べてみてどうかってところでは、さすがのフラッグシップには及ばずといったところでした。
どちらかと言えば、WF-1000XM3に近いノイズキャンセリング性能でしたね。
今回力を入れているのは外音取り込みです。
密閉型のヘッドホンなので音楽などの没入体験をしつつ、アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにすれば周りの音をマイクで拾って聞きやすく増幅してヘッドホンを外さなくても会話も楽しめてしまう。
実際に聴いてみたけど、周りの騒音はノイズキャンセリングで落としつつ、人との会話の声をしっかりとマイクで拾って届けてくれるのはなかなか優れています。
もちろんマイクで拾った感があるので自然な感じではありませんが、逆に言えば補聴器のような使い方も出来なくもないなって思いました。
この辺は実際に体験していただいて自分の耳で確かめていただければと思います。
特に屋外で外音を楽しむ際に今まで風の音が最大の難点でした。
どうしてもマイクで外音を拾う際に風があると風切り音が邪魔してうまく外の音が拾えないんですよね。
今回マイク部分をメッシュで覆うことにより驚くほどに風切り音を低減することに成功しています。
ランニングで使われる方でもこのヘッドホンなら快適に外音を取り込みながらの快適に入ることができるかと思います。
ランニングなど屋外で楽しむ際に安心して楽しんでいただけるのが、IPX4相当の防滴性能です。
雨天や汗をかく場面でも使用可能なため、外出時やスポーツ時もいつでも使用頂けますよ。
自分の声を相手にクリアに届けるマイク通話技術がなかなか優れています。
スマートフォンで電話をしたり、パソコンと繋いでWEB会議などで会話する際に便利な「高精度ボイスピックアップテクノロジー」を搭載。
5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声とそれ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムによって周囲の環境ノイズを抑え、自分の声をクリアに抽出。さらに、本体内側のマイクを通話に利用することで、発話者の声をよりクリアに通話相手に届けることができる。
どんな感じなのか以下の動画で確認してみてください。
> ヘッドホン:マイク通話音声ビデオ:LinkBuds S【ソニー公式】
充電ケースです。ヘッドホンを外した時の状態です。
ここにヘッドホンを入れるとマグネットで吸い付くようにセットできるので、しっかりカチッとセットしそこねて充電ができていなかったってことはなさそうです。
こんなにコンパクトなのにバッテリー性能は十分。
ノイズキャンセリングONの場合は本体最長6時間バッテリーと、ケース充電込で合計最長20時間バッテリーが持続。さらに、ノイズキャンセリングOFFの場合は本体のみで最長9時間、ケース充電込で合計最長30時間バッテリーが持続し、丸一日楽しむことも可能です。
また、5分充電で60分再生可能のクイック充電にも対応。突然の外出時も安心です。
ヘッドホンを外したけどケースに入れない時は、マグネットのおかげでこのようにくっついてくれるので便利(笑)
それでは大きさ比較をしてみましょう。
LinkBuds、LinkBuds S、WF-1000XM4の3つを並べてみました。
こう見ると、WF-1000XM4もかなり小さいように見えますね!
真横からだとこんな風に見え方が違ってきます。
ヘッドホンを取り出せば大きさの違いは一目瞭然。
耳からはみ出るWF-1000XM4に対して、ほとんど出っ張らないサイズの「LinkBuds S」。
これだけのサイズ感の差なのに音質やノイズキャンセリング性能もかなり頑張っているので手軽にワイヤレスヘッドホンを始めたい方にぴったりですよ。
簡単に仕様比較表を作りました。
LinkBuds S |
WF-1000XM4 |
LinkBuds |
|
ソニーストア価格 |
26,400円(税込) |
33,000円(税込) |
23,100円(税込) |
発売日 |
2022.06.03 | 2021.06.25 | 2022.02.25 |
ノイキャン性能 |
★★★★ |
★★★★★ |
なし |
マイク外音取込性能 |
◎ |
○ |
なし |
直接外音 |
なし |
なし |
◎ |
Bluetooth |
LDAC |
LDAC |
SBC、AAC |
ドライバーユニット |
5mm密閉 |
6mm密閉 |
12mm開放 |
防滴 |
IPX4相当 |
IPX4相当 |
IPX4相当 |
質量 |
約4.8g×2 |
約7.3g×2 |
約4.1g×2 |
充電方法 |
USB充電 |
USB充電 |
USB充電 |
電池持続時間 |
最大6時間(NCオン) / 最大9時間(NCオフ) |
最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
最大5.5時間 |
この表を見る限りではワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンのフラッグシップモデル「WF-1000XM4」と比べると、超小型・軽量にも関わらず、かなり性能が高いことが分かっていただけるかと思います。
冷静に考えたら値段差も極端に変わらなくて、「LinkBuds S」もそこそこのお値段となります。
LinkBudsシリーズでは、共通する部分は小型軽量って所だけ。
この2つのLinkBudsシリーズは、そもそも密閉型か開放型かの根本的な違いがあるので性能を比べるよりは用途が根本的に違ってくると思っていただければいいかと。
密閉型で外の音をマイクでしっかり拾いつつ、ノイズキャンセリングで快適に音楽を楽しみたい方は「LinkBuds S」がおすすめ。
開放的で着けてることを忘れてしまうくらい開放的で自然に外の音が聞こえる中で音をさりげなく楽しみたい方は写真左の「LinkBuds」がおすすめです。
なのでこの2つは、どちらが良いか悪いかじゃなく、衣装を選ぶような感覚で、今日の環境だとこっちで楽しもう的な感じでどっちも買って使い分けていただければと思います。
いかがでしたか?
6/3(金)発売で当店も店頭展示予定しているので、ぜひ実際にノイズキャンセリング性能や外音取り込み性能を楽していただければと思います。
なにより密閉型でソニーもやっとここまで小さいくて高性能なワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンを作ってくれたことが嬉しいですね!
発売が楽しみです(*^▽^*)
(6/3発売)
▼ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(LinkBuds S)
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