14mm F1.8で星撮りにもおすすめ! 超広角単焦点レンズ『SEL14F18GM』徹底スペックレビュー!
SEL14F18GM
こんにちは、ワンズの taku です。
凄く魅力的なレンズが発表されたのでスペックレビューしたいと思います。
(5/28発売)
▼FE 14mm F1.8 GMレンズ
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▼SEL14F18GM (FE 14mm F1.8 GM)
・焦点距離(mm) : 14
・開放絞り : F1.8
・最小絞り : F16
・画角(35㎜) : 114°
・フィルター径 (mm) : – (対応しておりません)
・レンズ構成 : 11群 14枚
・絞り羽根 : 9枚
・最短撮影距離 (m) :0.25 m
・最大撮影倍率 : 0.1倍
・外形寸法 : 直径 83 × 長さ 99.8mm
・質量: 460 g
昨今、明るいレンズが軽量コンパクト化しているのは
ジンバルを使った動画撮影や大型ドローンでの撮影も見越した設計になっていると思っちゃいます。
超広角で明るいレンズということで、星撮りにもおすすめなレンズですよ!
それにしてもこのコンパクトさにもかかわらず、出っ張りのないフォーカスホールドボタンやAF/MF切り替えスイッチや絞りリングクリック切り替えスイッチが備わっています。
レンズ側でAF/MFが切り替えられるのは便利ですよね。絞りリングのクリックをONにすると、カチカチッっと振動とかすかな音で間隔で絞りの段数が数えられるので便利ですね!
フォーカスホールフォボタンはカメラボディ側から好みの機能を割り当ててカスタマイズできる。
【圧倒的な解像感】
α7RIV+SEL14F8GM:14mm、ISO100、F8.0、1/2秒 →サンプルページはこちら
14mmの超広角を活かしたダイナミックな撮影が楽しめます。
開放からコントラストの高い描写を実現し、木々の葉の一枚一枚まで緻密に表現することができるため、遠近感を生かした風景・景色の撮影に適しています。そしてソニーEマウントレンズ最高峰ブランドのG Masterレンズによる圧倒的な解像感で撮れるのも魅力の一つですね。
レンズ構成 は11群 14枚。超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズを2枚採用している。
極めて高い加工精度で作られる2枚の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズは、大口径レンズで顕著な球面収差や、広角で発生する歪曲収差など諸収差を低減し、最新の光学設計で画面全域での高い解像性能を実現。
星空の撮影では、周辺部に起こりやすいサジタルフレアを抑制し、高い点像再現性を実現。
高解像度カメラの性能を最大限に引き出します。
スーパーEDガラスは色収差を良好に補正。ED(特殊低分散)ガラスは色収差を良好に補正。
2枚の超高度非球面XAレンズと1枚の非球面レンズが圧倒的な解像性能を実現。
MTF曲線を見れば超高性能っぷりが伺える。
α1+SEL14F18GM:14mm、ISO100、F1.8、1/80秒 →サンプルページはこちら
G Masterならではの高い設計基準で、周辺の歪みを極限まで抑えられるため、巨大な建造物をしっかり収めることができる。
α1+SEL14F18GM:14mm、ISO100、F1.8、1/1000秒 →サンプルページはこちら
ポートレイト撮影で「人物」に寄った撮影時も超広角の特性を活かし、「背景」を取り込んだ表現が可能です。
F1.8ならではのボケの効いた背景が楽しめますよ!
ただ14mmなので人物の顔は中心よりで撮ることをおすすめします。
最短撮影距離はセンサーの位置から25cmですが、
ワーキングディスタンスはレンズフードの先端から約13.5cmでピントが合います。
α7RIV+SEL14F18GM:14mm、ISO100、F1.8、1/20秒 →サンプルページはこちら
最大撮影倍率0.1倍ですが、こんな小さな被写体でもこんな風に撮れます。
さらに超広角14mmでF1.8の開放だと表現の仕方が変わってきますね!
α7RIV+SEL14F18GM:14mm、ISO400、F1.8、1/30秒 →サンプルページはこちら
こういう暗い場所でのロケーションでもF1.8の開放が強い武器になりますね。
ISOを上げて1/30秒のシャッター速度でも14mmの広角なので手持ち撮影も楽々ですね。
14mmだと、下からの撮影でこんなにダイナミックな撮影が楽しめます。
正直こんな撮影の発想なんてでませんよね!
先程の写真の撮影風景が右の写真。持ってみた大きさも本当にコンパクトですね!
同じ14mm F1.8でも、こんなにサイズや重さが違います。
今までソニーには14mm F1.8というレンズが無かったので、超広角で明るい単焦点レンズと言えばシグマの14mmF1.8 DG HSMを買われてた方が多かったと思います。
僕も星撮りにお客様から一度借りて使ったことありましたが、とにかく重い…いつもは星撮り2台体制で撮ってるんですが、移動する際に片手で三脚ごと運ぶのが前玉が重くてかなり大変でした(泣)
シグマの14mmF1.8はAFが超音波モーターを採用していて、回転運動を直進運動に変換するメカ駆動なので、機構的な誤差やノイズ摩擦によるパワーロスなどが生じるみたいです。
ソニーの14mm F1.8は小型でありながら高い推力効率を実現する2基のXDリニアモーターを採用しています。
静粛かつ低振動なAFも可能で、静止画・動画を問わず、高レベルな描写をサポートするAF性能を実現する。
開放F値1.8の浅い被写界深度においても、プロフェッショナルが作品の撮影に求める信頼性の高いAFが可能。
中央部のレンズ群を動かすだけの構造で高速なAFを実現するインターナルフォーカシングを採用しています。
フォーカスリングはリニア・レスポンス MFを採用し、MF時も精緻なピント合わせが可能です。
リニア・レスポンスとは、フォーカスリングを速く回せばフォーカスが速く変わり、ゆっくり回せばゆっくり変わるので、タイムラグが少なく応答性にも優れていて、より高精度なフォーカシングが楽しめます。
フッ素コーティングや防塵・防滴性能など、フィールドワークをサポートする信頼性を確保。
最前面と最後部のレンズにフッ素コーティングを施しており、レンズ表面に指紋、ほこり、水滴、油、泥などが付きにくく、付着しても簡単に取り除くことができます。さらに、防塵・防滴に配慮した設計で、屋外での過酷な撮影環境にも耐えられる信頼性を確保しています。
市販のシートタイプのフィルター(ND、色補正など)を装着できるリヤフィルターホルダーを搭載。
また、シートタイプのフィルターを切り抜く際に役立つフィルターテンプレートも付属している。
以前、SEL1224GMでのレビュー記事でもご紹介したリアシートフィルター。
>【SEL1224GM作例】α<アルファ>で撮る!うへ山の棚田、猿壺の滝、シワガラの滝。NDフィルターも使ってみた!
FUJIFILMやLEEが出しています。
>【国内正規品】 LEE 角型ポリエステルレンズフィルター SP-26 09ND 100mm×100mm 光量調節用 207012
03ND(ND2)
06ND(ND4)
09ND(ND8)
LEEでは3種類のNDフィルターから選べる。
フィルターテンプレートを使って型ってハサミでチョキチョキ。
こんな感じでSEL14F18GMも付属のフィルターテンプレートで切るとる事ができるでしょう。
花形固定式のレンズフードと専用のロック付きレンズキャップ
レンズフードはSEL1224GMと同じ四箇所でキャッチするので外れにくく安心ですよ。
レンズ一体型のフードで、フレアやゴーストの原因となる光をカットします。また、フードまで覆う専用キャップを付属しています。
ソニーの最近のレンズ設計の傾向は、ジンバルや大型ドローンにも使えるように軽量コンパクトにしていますね。
約460gの小型・軽量化によりジンバルでの動画撮影に便利ですね。
α7RIV+SEL14F18GM:14mm、ISO3200、F1.8、8秒 →サンプルページはこちら
なんと言っても楽しみは星撮影ですね!
F1.8の明るさを使えば凄く綺麗な星空が撮影できるはずです。
超広角レンズで気になるレンズ隅っこのコマ収差。
SEL14F18GMは、曲率の大きなXAレンズの採用に加え、XAレンズと非球面レンズを最適に配置することで、サジタルフレア(点光源の像のにじみ)を抑制した鮮鋭な描写を実現しています。
拡大してみると、開放F1.8でコマ収差が全く発生していませんね!
この星空写真は暗めに撮影されているので、これをもっと長秒でISOを上げて明るく撮るとどうなるのかはまた自分でレビューしてみたいと思います。
α7RIII+SEL1224GM:14mm、ISO12800、F2.8、15秒 → 画像を大きく見る
これは3月に鳥取県で撮影した「大山と天の川」。
ちょうど14mmで撮影してたので、天の川との画角的にはこんなイメージだと思っていただければいいかな。
F2.8とF1.8では1段以上明るくなるので秒数を短くして、さらにISO感度を下げるのも良いかもですね。
星撮りに最適な明るいF1.8の単焦点レンズに14mmが揃ったのは嬉しいですね!(*^▽^*)
高画素機をお持ちの方は14mmを買えばトリミングありきで楽しめるのでおすすめです。
(5/28発売)
2021年4月23日(金) 10時より予約販売開始予定
▼FE 14mm F1.8 GMレンズ
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SEL14F18GM
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