【α7IIIレビュー】恐るべし!ベーシック機の進化!α7III(ILCE-7M3)の実機比較&おすすめカスタムキー設定を紹介。
ほんと恐るべし進化を遂げたベーシック機、α7III(ILCE-7M3)。
α7IIとの進化点やおすすめのカスタムキー設定をご紹介したいと思います。
▼α7III α<アルファ>デジタル一眼カメラ フルサイズ Eマウント
・ILCE-7M3:229,880円+税 → 詳細はこちらから
※SEL2870(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS)とのズームレンズキットもご用意。
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▼α7IIIおすすめアクセサリー
まずマウント。レンズを装着するこの金属部分。
ビスが4本から6本に増え強度を向上。
初代α7の時は結構ゆるゆるでしたが、α7IIになってかなりしっかりし、
α7IIIでは、さらにもう一段階マウントとレンズのかみ合わせがしっかりしました。
ちょっと硬いくらいに感じられるほうが良いと思いました。(*^▽^*)
ぱっと身のボディ形状はα7IIと同じように見えて、実はかなり使いやすく改善されていて、
α9やα7RIIIと同じボディ形状を採用している。
シャッターボタンの高さがより押しやすい位置へ高くなって、
その分前ダイヤルは斜めになってたのが少し高い位置になり水平に変更。
▼寸法・質量
・α7III:約126.9×95.6×73.7mm、約565g
・α7II:約126.9×95.7×59.7mm、約556g
上部にはカスタムボタンとして「C1」「C2」が用意されていて、α7IIと同様の使い勝手。
モードダイヤルに変更があってパノラマが無くなってスロー&クイックモーション撮影(S&Q)に変更。
退化したといえば、パノラマが無くなって、さらにPlayMemories Camera Appsが使えなくなっています。
これはα7RIIIやα9も同様。なぜカメラアプリが使えなくなったかは謎ですが悔しいですね。
▼α7III、α7IIの比較GIFアニメ
背面のイメージはガラリと変わりました。
AFポイントが素早く移動できるジョイスティックを搭載。
動画用の録画ボタンもうっかりが防げる場所に移動しました。
見た目は「α7III」「α9」とほぼ同じですね。
タッチAFを使わない方はジョイスティックは役に立つと思いますが、
タッチAFを使われる方は、ほぼジョイスティックを使わなくなると思います。
だってタッチのほうが一瞬で素早くAFポイントが変えられますからね!
ただ、手袋をつけた状態ならジョイスティックがおすすめとなります。
α7IIIと言えば、α史上最もAFポイントが多く、検出率の高いAF性能となります。
やっぱり普段使いは「像面位相差AF」がおすすめ。
693点で撮像エリア全体の約93%もカバーする驚異のAFエリア。
普段はフォーカスエリアをワイドにして、フォーカスモードをAF-Cにすれば、
像面位相差AFで動き者でも追従して捉えやすくなっています。
ただ、どうしても手前の被写体にピントがいってしまうのでピンポイントに狙いたい時はタッチAFが超便利なんです。
ってことで、僕なりに便利なカスタムキー設定を考えてみました。
メニューからカスタムキーの設定ができるんですが、自分がよく使う項目を細かく割り当てることが出来ます。
以下僕のおすすめ設定
▼カスタムキー
[1]
・コントロールホイール:ISO感度
・カスタムボタン1:フォーカスエリア
・カスタムボタン2:フォーカスモード
・カスタムボタン3:最押しAF/MFコントロール
・カスタムボタン4:ブライトモニタリング
[2]
・マルチセレクターの中央ボタン:タッチ操作切換
・中央ボタン:ピント拡大
・左ボタン:ドライブモード
・右ボタン:ホワイトバランス
・下ボタン:サイレント撮影
[3]
・AELボタン:最押しFELロック
・AF-ONボタン:瞳AF
・フォーカスホールドボタン:フォーカスホールド
フォーカスモードとフォーカスエリアは隣り合わせが便利かと。
AF/MF切替も欲しいのでどれかに割り当てたいですね。
MFに切り替えてピント拡大でシビアにマニュアルでピント合わせも風景撮影で便利。
瞳AFはこの位置が押しやすくベストかなと。
AELは再押しがベストかな。指が空く方が瞳AFとかに使えるし。
ISOはすぐに変えられるようにコントロールホイールに割り当てるのがベスト。
サイレントシャッターもすぐに変えられるようにしたいから下ボタンに割り当て。
ホワイトバランスも普段良く触るので右ボタンに割り当て。
暗闇での夜景撮影に便利なブライトモニタリング、
すぐにON/OFFできる方が便利かもしれないのでカスタムボタン4に設定。
これで機動性重視のカスタムキー設定ができたかなと思います。
フォーカスホールドボタンもいろんな機能に割り当てることができるんですが、やはりこれはフォーカスホールドに使う方がベストかと思います。
ファインダーを覗き込むと自動で液晶からファインダーに切り替わるんだけど、意図としてないときにセンサーが反応して液晶画面が消えてしまったりすると凄くイライラしてたけど、α9、α7RIII、α6500くらいから液晶を少しでも持ち上げてたら液晶画面使っていると判断して自動的に切り替わらなくなったのは凄く便利ですね。
電子ビューファインダーも進化しています。
0.5型で約235万画素、倍率が0.71倍→0.78倍になりました。
ファインダーを覗いたときにより大きく表示されます。
これはα7RIIと同等性能になりましたね。
デュアルスロットも便利ですよね!
高速転送に対応しているのが下のスロット1で、UHS-IIに対応します。
振り分け機能にも対応して、4K動画をスロット2にしたり、JPEGとRAWをそれぞれに振り分けたりとできますが、正直撮ったデータを取り込むのに2回もって面倒ですよね。
個人レベルで使う方には普通にスロット1のみで使用して、スロット2は予備のメモリーカードのホルダーとして使ってもらったらいいかなって思います。
いざって時にメモリーカードをパソコンに取り込んだまま挿しっぱなしにして「メモリーカードなし」って時にスロット2に予備を指しておけば便利かと。
バッテリー性能が大幅に進化!
Wバッテリーの約2.2倍の高容量バッテリー『NP-FZ100』で、ミラーレスカメラとして業界最大の710枚の静止画撮影が可能。
ほんと2倍の容量は凄く安心できます。
当店で買っていただいたお客様は予備を1本一緒に買われてます。
ただ、高速の充電器は別売りとなっているのでそれも一緒に売れていますね。
α9やα7RIIIは急速充電器「BC-QZ1」が付属してるんですが、
α7IIIは別売りとなっているので予備バッテリーと合わせてご購入いただけたらと思います。
充電はUSB Type-C端子、またはmicroUSB端子を使用。
給電しながら撮影もできるのでいざってときに超便利です!
あと、なんといっても連写性能が凄すぎる。
サイレントシャッターで無音シャッターも実現するし、
サイレント状態での連写にも対応するのは本当に便利だ。
ピアノの発表会や静かな場所での撮影には欠かせない機能ですね!
あとビデオカメラと同時撮影時にシャッター音がビデオに入らないのは助かります。
とにかく恐るべし連射性能です。
秒10コマの連写に加えて、AF速度がα7IIの2倍。
瞳AFもAF-Cコンティニュアスに対応はポートレート撮影に心強い!
センサー測距点はα9以上で初動のAFの食いつきはα9同等。
AF追従性能はα7RIIIとほぼ同等なので、動き者、野鳥撮影でもかなり使える。
AF性能は以前のブログを参考にしていただければと思います。
>α7III(ILCE-7M3)実機レビュー!ベーシック機とは思えない実写から見るAF性能の凄さ!(実写作例多数)
ベーシック機だけど基準がハイエンドクラスになっているので
これからのミラーレス時代の始まりに最高のベーシック機となりました。
いかがでしたか?
桜のシーズンも到来して、兵庫県小野市でも桜が咲き始めました。
カスタム設定で自分仕様にカスタマイズし、快適操作で春を撮影してみてはいかがでしょうか?
次回便利なケースやアクセサリーもご紹介できたらなと思います。
(追記)
>α7III・α7RIII・α9におすすめなお手頃カメラボディケース「TP Original 本革カメラケース」のご紹介!
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