【α7C実機レビュー】噂通りのコンパクトで軽量!α7C(ILCE-7C)を触ってきました!
α7C実機レビュー
早速ソニーストア大阪でα7Cの実機を触ってきました!
実際に触ってみて気づいたことなどをお伝えしていきたいと思います。
※追記
>コンパクトフルサイズ機!α7C(ILCE-7C)開梱レビュー&作例多数掲載!店頭展示も開始しております!
世界最小最軽量のフルサイズ標準ズームレンズを装着したα7C。
手の平の上でバランス良く乗ってしまうほどの携帯性の良さは、ガチのカメラマン向けというよりは街角スナップを撮られる方に魅力的なコンパクトさでした。
カラーはシルバーとブラックの2色展開ですが、ソニーストア大阪ではシルバーが展示されていました。
色はシルバーはブラックとのツートンカラー。
シルバーというよりも少し黄色が入ったような色で、凄くクラシカルでいい感じ!
今回新たに発表された標準ズームレンズは非常にコンパクトでバランスも良好。
デザインもマッチして購入時に一緒に手に入れたいレンズですね。
α7IIIのレンズキットとの差はなんと、269g(945g-676g) もあります。
新しいレンズ「SEL2860」は単体販売はあるものの、発売予定は来年2021年春とまだまだ先の話。
なので、やっぱりキットレンズ欲しかったってならないように、お得に買えるレンズキットを選んでくださいね!
ちなみにα7Cの「C」はコンパクトのCです!
小型・軽量ながらもズーム全域で高画質な撮影が可能とする新型レンズ。
28-60mmの焦点距離で(F4-5.6)と決して明るくはないが、ボケを活かした写真は撮れるのでご安心を。
>撮影サンプルはこちらから
α6600と比較すると、ボディが大きくなっているにもかかわらず、重さが変わらないですよね。
なので、APS-C機のサイズ重さでフルサイズが楽しめるのは、これからの新しい選択肢が増えましたね。
前にスペックレビューで披露した3機種比較。
この時はあることに気づいていなかたんですが、実際にα7Cを見て、持ってみて思ったことをお話します。
パッとこの写真を見て、気づいた方は凄い観察力!
よく見るとボディの厚みがかなり違ってきます。
バリアングル液晶を採用したのもありますが、フルサイズになると厚みも必要になるようですね。
ただ、シルバーを登場させてツートンカラーにすることにより厚みをうまく目の錯覚で感じさせないデザインとなっていました。
ソニーストア大阪ではブラックカラーは置いていなかったので比較できませんでしたが、ブラックだと、視覚的にかなり厚みを感じたでしょうね。
それと奥行きが変わらない分ボディの厚みが増すということは、グリップの長さが短くなって、実際α6600と持ち比べてみるとα7Cは少し持ちにくい印象でした。
α6600はグリップが長くなって持ちやすくなったから比べるとあれっって思ってしまいましたが、よく考えたらα6400と同じようなグリップ感でした。
なので実際の撮影に影響が出るかと言えば、そこは特に重要な感じでもないと思いました。
バッテリーはα7IIIと同じ「NP-FZ100」を採用。
バッテリーの持ちはα7IIIより良くなっていて、さらに長時間撮影が可能です。
以下表でまとめてみました。
静止画撮影可能枚数/時間 | 実動画撮影時 | 連続動画撮影時 | |
α7C |
ファインダー 液晶モニター |
ファインダー 液晶モニター |
ファインダー 液晶モニター |
α7III | ファインダー 使用時:約610枚 液晶モニター |
ファインダー 液晶モニター |
ファインダー 液晶モニター |
これから当たり前になってくる、このバリアングル液晶。
ソニーのミラーレス一眼ではα7SIIIに続く2台目、VLOGCAMも含めれば3台目となります。
バリアングルになれば、縦位置構図のローアングルでも寝転がって撮る必要がなくなりますよね!
この機能を待たれてた方には「やっと!」という印象でした。
ちなみに縦構図で動画を撮った際に、縦構図で撮ったというタグ情報が入るので、パソコンで再生するときには縦で動画が視聴できますよ。
メニュー画面は従来の表示。α7SIIIのフルタッチパネル操作には対応していませんでした。
気になっていた、ファインダーのアイピースカップには対応していませんでした。
α6600のアイピースカップを無理やり着けれるかと思ったけど無理でした(笑)
これに関しては、実際に覗いてみましたがそんなに不便には感じませんでした。
ちなみに3機種のファインダーサイズは以下に。
・α7C:1.0cm (0.39型)電子式ビューファインダー (OLED)、235万ドット、倍率約0.59倍
・α6600:1.0cm(0.39型) 電子式ビューファインダー(OLED)、235万ドット、倍率約0.70倍(35mm換算)
・α7III:1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー (OLED)、235万ドット、倍率約0.78倍
α7Cとα6600はサイズ・解像度は同じで、同等性能かと思いましたが、APS-C機とフルサイズ機では倍率計算が変わってくるみたいで、α6600は35mm換算で言えばファインダー倍率が約0.70倍と、α7Cの約0.59倍より大きく見える計算になります。
ただし、実際に覗きましたが個人的には見え方の大きさにあまり違いは感じませんでした。
これはスマホのカメラでファインダーの中身を撮影しています。
あと、メガネを着けた方に見え方を聞いてみましたが、メガネを着けた状態でも文字も全体的にしっかり見えて、メガネを着けていても見やすいように配慮がされているそうです。
続いて、α7IIIと比べてダウングレードした機能や、アップグレードされた機能を書き出してみました。
【α7III からのダウングレードした機能】
・電子ビューファインダーEVF:α7III=0.5型 → α7C=0.39型
・SDカードスロット:シングル
・AEロックボタン:(α7C非搭載)
・カスタムボタン数:4 → 1
・フロントダイヤル:(α7C非搭載)
・マルチセレクター:(α7C非搭載)
・Multi / Micro USB端子(有線リモコン非対応)
・AVCHDファイルフォーマットでの動画撮影
・赤外線リモコンセンサー(赤外線リモコン非対応)
・縦型グリップの設定なし
・フラッシュ同調速度:(α7III:1/250) → (α7C:1/160)
・メカシャッター速度:最高 1/4000秒(電子シャッターでは最高 1/8000秒)
インターフェースでmicroUSB(Multi)端子がなくなったことが少しだけ残念です。
充電はUSB Type-Cで行える(PDは非対応)ので問題ないのですが、microUSB(Multi)端子ななくなったことで、有線接続のリモコンは非対応になります。
Bluetoothリモコンに対応しているので、基本リモコンも問題は無いのですが、社外品の有線型タイマーリモコンが使えないのがちょっとだけ残念かなってところですね。でもタイマーリモコンの使いみちがわからない方は一切必要ないから細かいことを考えなくても大丈夫ですよ(*^▽^*)
メカシャッター時のシャッター速度が1/4000秒について。
今回α7Cに最適化されたシャッターユニットを新設計していて、これによりボディのコンパクト化に貢献しているようですが、シャッター幕が片側だけを採用して、メカシャッター時は電子先幕を使用しています。
電子シャッターで1/8000秒が実現しているのであれば、メカシャッターを使うと1/4000秒に落ちるということは、逆に性能を落として小型軽量化を図ったってことになりますよね。
とにかく、電子シャッター時は1/8000秒で撮れるので、1/4000秒以上の高速シャッターの時はサイレント撮影で対応するしかないですね!
シャッター音はこの記事の後の方でYouTube動画でご紹介します。
【α7III からのアップグレードした機能】
・大幅な小型軽量化
・α7R IV 同等の色再現性能
・リアルタイムトラッキングAF搭載
・リアルタイム瞳AF左右選択可能
・AFボタンでのリアルタイムトラッキング発動対応
・ワンプッシュAF機能の搭載
・動画AF時の速度・感度の詳細設定
・WiFi接続の5G帯対応
・USB3.2 Gen1(5Gbps)への対応(高速化)
・デジタルオーディオインターフェース対応
・Movie edit add-on 対応
・動画縦位置記録対応
・フラッシュの顔認識とのリンク
・スタミナ性能向上
カスタムキーの数は減りましたが、AF-ONボタンがめっちゃ便利になりましたよ!
α7IIIにない「リアルタイムトラッキング」機能。
「AF-ON」のカスタムキーで、「押す間トラッキング+AFオン」を設定することができます。
AF-S、AF-A、DMFモード設定時でも、AF-ONでリアルタイムトラッキングが自動的に作動。
リアルタイムトラッキングとは、AI で狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しすると被写体をロックオンして、自動でAFを追い続ける機能。
いわゆるロックオン・AFの進化版ですね!(*^▽^*)
AIの物体認識アルゴリズムは、「色」「模様」「距離」「顔」「瞳」の5つで判断しています。
新しいコンパクトレンズについてご紹介。
実はこのレンズ沈胴型で、よくAPS-C機にあるパワーズームレンズ「SELP1650」の手動版だと思っていただけたらと思います。
パワーズームレンズって電源を入れるとレンズがニョキって出てきて、撮影できる状態になりますよね。
このフルサイズ標準レンズも普段は持ち運びやすいようにコンパクトになるようこのように収納されています。
レンズの焦点距離ラインに白丸が来てる時は収納している状態です。
なので、この状態で電源を入れるとこんなメッセージがでます。
「レンズが収納状態であるためさつえいできません。レンズを繰り出してください」
うっかり防止のためにメッセージがでてきますが、ちょっぴりうっとおしいメッセージですね。
シャッターボタンを押したときに出てきてくれるように改善してほしいなぁ~って思いました。
焦点距離ラインを28mmまでまわすとレンズがニョキって出てきます。
この状態で初めて撮影できる状態になります。
最初は不便だなぁ~って思ってたんですが、冷静に考えたら、パワーズームレンズってうっかり電源を切ってしまった場合にレンズが自動で収納されるんですがそのタイムラグがちょっとうっとおしくも思っていました。
そう思えば電源を切れば、自分の意志で収納したり出したりできるので逆に良いかもって思いましたよ!
ほんの少しだけですが動画でも伝えれたらと撮ってきたので、YouTubeで見てください。
>α7C(ILCE-7C)をソニーストア大阪で触ってきた!
シャッター音聞きました?
シャッターが片側だけなので今までにない音を奏でていますね!
バリアングル液晶は自由自在に動かせて、自撮りも縦構図のローアングルでも気軽に撮影しやすくなるのでほんと良いですよねぇ!
片手で撮影しながら、もう片方の手で操作してたのでお見苦しいところがたくさんありますが参考にしていただければ幸いです。
α7Cのマルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースに対応。
デジタルオーディオインターフェースに対応のマイク「ECM-B1M」を使えば、音声をデジタル信号のままダイレクトに伝送可能で、劣化のない高音質録音を実現します。
ケーブルレスなところも良いですよね!
VLOGや自撮りユーザーに便利なBluetooth接続のシューティンググリップとの組み合わせも最高。
バリアングル液晶でフルサイズ一眼カメラでVLOGが楽しめますね!
Bluetoothリモコンとしても使えるし、小型の三脚代わりにも使えるので手軽でおすすめです。
いかがでしたか?
実際に触ってみて思ったことは、α7IIIユーザーのステップアップ機では無いという所。
APS-C機からの乗り換えユーザーや、フルサイズ一眼カメラって大きくて重たいってイメージでなかなか決めかねていた人達が新たな選択肢の1つとして登場したモデルでした!
でも基本スペック的には全く問題ないし、むしろAF性能がトラッキングのおかげで格段に良いので7Rシリーズの高画素機使いの僕としてはサブ機としても魅力的な一台だと思いました。
もし僕が買うとすれば、シルバーのレンズキットかな(*^▽^*)
久しぶりにカメラを所有する喜びみたいなものが感じれる可愛い機種でしたよ♪
α7C実機レビュー
>α7C発売記念 フルサイズウェルカムキャンペーン
・キャンペーン期間:2020年10月23日(金)~2021年1月11日(月)
(10/23発売)
2020年9月18日(金) 10時より予約販売開始
▼デジタル一眼カメラ「α7C」(Eマウントフルサイズ機)
・ILCE-7C:209,000円+税 → 詳細・ご購入はこちらから
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
※24回分割払手数料0%キャンペーン
(10/23発売)
2020年9月18日(金) 10時より予約販売開始
※SEL2860(FE 28-60mm F4.0-5.6)とのズームレンズキットもご用意。
・ILCE-7CL:239,800円+税 → 詳細・ご購入はこちらから
>新規の方も安心!My Sony ID新規登録特典 10%OFFクーポン
※24回分割払手数料0%キャンペーン
>世界最小・最軽量コンパクトフルサイズ機!α7C(ILCE-7C)徹底スペックレビュー!
(12/11発売)
▼フラッシュ
・HVL-F28RM:25,364円+税 → 詳細・ご購入はこちらから
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(2021年春予定)予約販売開始日は未定です
▼デジタル一眼カメラα Eマウント用レンズ『FE 28-60mm F4-5.6』
・SEL2860:メーカー希望小売価格:60,000円+税 → 詳細・ご購入はこちらから
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α7C実機レビュー
>α7C:機能説明ビデオ【ソニー公式】
>α:FE 28-60mm F4-5.6 機能説明ビデオ【ソニー公式】
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>α6400・α6100『αスタートアップ サマーキャンペーン』
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▼以下カメラの関連情報
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もし、ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で
商品ご購入の際には、当店のショップコード「2029001」をお伝えいただければ幸いです。
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ソニーショップ ワンズ (ショップコード:2029001)
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