20mmF1.8G 超広角単焦点レンズ『SEL20F18G』開梱レビュー！JPEG撮って出しの作例もあり！

『SEL20F18G』開梱レビュー

　
昨日発売した20mmF1.8G 超広角単焦点レンズ『SEL20F18G』が早速届きました！
『SEL20F18G』開梱レビューをお届けしたいと思います。
JPEG撮って出しの作例もあるので要チェックですよぉ～(*^▽^*)
　
　
（3/13発売）
▼超広角単焦点レンズ（FE 20mm F1.8 G）
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▼この記事のもくじ １．開梱 ２．外観 　・レンズ比較（SEL20F18G vs SEL24F14GM） 　・レンズ装着例（α7III、α6400） 　・絞り羽根（円形絞り） ３．作例（JPEG撮って出し）

　
　

　

　
パッケージをオープン！
ソフトケースはビニールにくるまれている。
　
　

　
レンズはソフトケースの中に収納されています。
　
　

　
全て取り出しました。
　
▼付属品
・フード（ALC-SH162）
・レンズフロントキャップ（ALC-F67S）
・レンズリアキャップ（ALC-R1EM）
・ソフトケース
・その他 書類関連
　

　
　

　

　
とにかくめっちゃコンパクト！
絞りリングもオート「A」設定もあって機能が充実したコンパクトなレンズとなります。
　
　

各部名称をまとめたのがこちら。
　
・AF/MF切り替えスイッチ
・フォーカスホールドボタン
・フォーカスリング
・絞りリング
・クリックスイッチ
　
約11万円で買えるGレンズにもかかわらず、GMレンズと遜色のない機能に感心してしまう。
　
　

　
質感もGMクラス同等の質感でこだわりを感じて満足の所有感が得られる。
　
　

　
花形レンズフードを付けてみた。
　
　

　
レンズのマウント周りです。
　
　
　

　

「SEL24F14GM」とのレンズ比較です。
「SEL24F14GM」のレンズも24mmでF1.4と明るいのにかなりコンパクトで驚きでしたが、それよりさらに広角の20mmF1.8にもかかわらず、さらにコンパクトとなっています。
　
・SEL20F18G　：73.5×84.7mm、重量：373g
・SEL24F14GM：75.4×92.4mm、重量：445g
　

　
ほんと外観や質感、操作性に至るまで瓜二つ。
単純にコンパクトになったってだけで兄弟のようなレンズですね。

　
クリック機能まで備わってまさにGM同等(*^▽^*)
　
　

　
レンズのフィルター径も同じ67mmでした。
　
　

　
装着した状態での比較は以前紹介したこちらを参考に。
総重量も僅かですが、軽くなって山上りのお供にも良さげですね！
　
 

▼主な仕様	SEL20F18G	SEL24F14GM
焦点距離	20mm	24mm
開放絞り（F値）	F1.8	F1.4
最小絞り（F値）	F22	F16
絞り羽根	9枚	11枚
円形絞り	◯	◯
最短撮影距離	0.19m（AF時） 0.18m（MF時）	0.24m
最大撮影倍率	0.20倍（AF時） 0.22倍（MF時）	0.17倍
フィルター径	67mm	67mm
手ブレ補正	－（ボディ側対応）	－（ボディ側対応）
レンズ構成	12群14枚	11群13枚
ED（特殊低分散）ガラス	3枚	3枚
XAレンズ （超高度非球面レンズ）	2枚	2枚
ナノARコーティング	◯	◯
フッ素コーティング 防塵・防滴	◯	◯
AF駆動	XDリニアモーター	DDSSM
フードタイプ	花形バヨネット式	花形バヨネット式
寸法	73.5×84.7mm	75.4×92.4mm
質量	373g	445g

　
　
　

　

　
α7IIIに装着してみました。
バランス的にも良い感じですね！これで20mmの超広角だなんて信じられないですね！
　
　

　
レンズフードをつけてみました。花形で超広角なので浅いレンズフードでかさばらず良いですね！
　
　

 
APS-Cカメラα6400に装着。こちらもなかなかいいバランスでした！
APS-C機にこのレンズを付ければ30mmF1.8になります。
レンズの良いところが使えるので割り切ってAPS-C機に使うのも良いかもしれないですね。
　
　
　

　

　
絞り羽根を写真でご紹介。
こちらの写真が、最小絞りF22まで絞った状態です。
レンズの真ん中にちっちゃな丸い穴ができているのが分かりますかね？
　
　

　
SEL20F18Gでは9枚の絞り羽根で綺麗な丸を作り、これが玉ボケの丸い精度につながっていきます。
　
美しく自然なぼけの実現と高い近接撮影能力
開放F値1.8ならではの大きいぼけ量、
円形絞り（9枚羽根）の採用とともに、ぼけ味を左右する球面収差をコントロール。
Gレンズならではの美しく自然なぼけ描写を実現します。
　
　

　
これがF1.8の開放。絞り羽根が一番広がって光を沢山取り込む開放状態です。
9枚なのに本当に綺麗な円ができててビックリです。
　
　

　
レンズ構成は12群14枚で、ED（特殊分散）ガラスが3枚、高度非球面AA（advanced aspherical）レンズを2枚使用。

　
EDガラス3枚による色にじみのない描写
色収差を大幅に除去するED（特殊低分散）ガラスを3枚採用することにより、画面周辺まで効果的に色収差を抑制し、色にじみを軽減します。　　
　
高度非球面AAレンズ2枚による高解像性能
高度非球面AA（advanced aspherical）レンズ2枚を採用。
広角レンズで目立ちやすい像面湾曲や非点収差を良好に補正し、被写界深度の浅い開放から、画面すみずみまで高い解像性能を実現しています。
　
　
　

　
せっかくなので、少し絞った時の円形具合も確認ください。
F2.8に絞ってみました。
　
　

　
F4.0に絞ってみました。
なかなか良い感じですね！
それでは作例を少し撮ってみたので御覧ください。
　
　

　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/8000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
作例を撮ろうと店頭から徒歩2分圏内でいろいろ撮影しました。
時間的には夕方17:30～16:00までの間で作例撮り。
この写真は敢えてF1.8の開放で撮影してみました。僅かな広角風景のボケ味で空気感が感じれたらと思います。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/2500秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
こちらもF1.8の開放とボケ味をご確認ください。
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/2500秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
こちらもF1.8の開放。ピントは奥の「Argo　Eclat　Library」に合わせています。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/1600秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
太陽を背に逆光で花に近づけるだけ近づいて撮影しました。
　
　

　
最短撮影距離は、AF時19cm、MF時18cmとかなり寄れます。
この19cm、18cmというのはセンサーの位置からの距離となります。
なので、レンズ先端からの被写体までのピントの合う距離をワーキングディスタンスと言いますが、レンズ先端からだと約7.6cmまで寄って撮れると思っていただければいいですね。
参考までに、FE 24mm F1.4 GM「SEL24F14GM」だと、このような距離感だと思ってください。
　
最大撮影倍率0.22倍と、SEL24F14GMの0.17倍に比べると、SEL20F18Gの方がより被写体を大きく写すことができますね。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/1000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
一番手前のパンジーにピントを合わせてみました。
ぜひ拡大してもらってピントの合ってる部分のシャープさと、背景のボケ味を確認していただけたらと思います。

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/1000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
こちらも開放F1.8でフォーカスの位置を一つ奥の青いパンジーに合わせてみました。
　
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F8.0、1/60秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
この写真はF8.0に絞ってみました。フォーカスの位置は赤いパンジーです。
いくら20mmの広角と言えど、これほど被写体に近いとF8.0で手前から奥までバシッと撮れないですね。

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/3200秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
太陽を背に開放F1.8で撮影。
被写体との距離感がしっかりあるとF1.8の開放でも手前から奥までバシッとピントが合います。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/1000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
今度はF4.0に絞ってみました。
開放F1.8の描写がいかに凄いかがよく分かりますね。

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/1000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
今度は手前に気を入れてみた時のF4.0での描写を確認していただけたらなと思います。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/8000秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
開放F1.8で撮る風景。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/160秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
太陽が沈んでからF4.0に絞って撮影。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/125秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
店内でぬいぐるみを撮影。
マニュアルフォーカスでピントが合うところまで接写してみました。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/15秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
少し絞って接写撮影。カエルの目にピントを合わせています。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F1.8、1/200秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
最後に同じ構図で、F1.8～F8.0まで絞りを変えて撮ってみました！
フォーカスはワンコの目に合わせています。
まずは開放F1.8。周辺光量落ちが少し気になります。
RAWで現像される方はレンズ補正でなんとでもなると思います。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F2.0、1/160秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
続いてF2.0。周辺光量落ちはまだ目立ちますね。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F2.8、1/80秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
続いてF2.8。ここまで絞れば気にならない程度になりました。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/40秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
続いてF4.0。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/20秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

　
続いてF5.6。一番後ろのSONYのロゴが読めるようになってきました。
　
　

α7RIII+SEL20F18G：20mm、ISO100、F4.0、1/10秒、AWB
＞写真を大きく見るにはこちら

続いてF8.0。このレンズはレンズ内の手ブレ補正はなく、ボディ側での手ブレ補正頼み。
1/10秒でも広角なのでボディ内手ブレ補正で十分手持ちでブレずに撮影ができました！
　
　

　
いかがでしたか？
これは僕も揃えたいレンズの一つですね！
個人的には星撮りにも使ってみたいので早く撮りに行きたくてウズウズしています。
とりあえず撮って出しのJPEG作例はお店の周りでサクッと撮影したものばかりなので、このレンズを使ってしっかり作品作りの撮影がしたいですね！
これからも作例が撮れればご紹介したいと思うのでお楽しみに！
　
早速レンズの初回出荷分が球切れしたようで、現在ソニーストアでは「入荷次第出荷」ステータスに。
これから桜のシーズンでも使えそうなだけに早く在庫復帰してほしいですね。
納期がどんどん遅くなる前に早めの注文をおすすめします。
このブログ記事が購入のきっかけになれば幸いです(*^▽^*)
　
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〒675-1371 兵庫県小野市黒川町1687
TEL：0794-63-7888、URL：http://www.ones.co.jp

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