αで撮る!「天の川の星景写真」おすすめレンズと星撮影時の設定について!
天の川の星景写真
こんにちは、ソニーショップ ワンズの takuです。
2月に入ってから天の川シーズンが到来しています。
いったいどんなレンズを買ったらいいのかわからないですよね!
そこで今日は今の時期におすすめのレンズをご紹介したいと思います。
2022年2月11日(金) 05:01に撮影
α7RIV+SEL1635GM:Mモード、24mm、ISO4000、F2.8、10秒
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この写真は24mm画角で撮影。「SEL1635GM」で撮影しました。
SEL1635GM
このズームレンズの良いとことはレンズ交換無しで16-35mmと幅広く画角が決められる万能レンズです。
16mmから35mmまでの焦点距離でF2.8の明るさで撮れるのが最大の魅力!
特に2月3月4月の天の川は低い位置から撮影できるので、風景と絡めた星景写真で寝た天の川が大きくフレームに入れることができます。
そんな時は24mmくらいで大きく撮影してF2.8の適度な絞り値なので風景も星空もくっきり撮れます。
ピント合わせは明るい星にピント拡大でマニュアル(MF)でピントを合わせればOKです。
これで星空も景色もしっかりくっきり撮ることができます。
2022年2月11日(金) 05:01に撮影
α7RIV+SEL1635GM:Mモード、24mm、ISO4000、F2.8、10秒
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ちなみにこちらがJPEG撮って出しです。
このロケーションは兵庫県にある赤穂御崎で撮影してて、瀬戸内海で光害の多いロケーションとなり、明るいF1.4などのレンズは必要ありません。
もちろん明るいレンズに越したことありませんが、F2.8でも十分なロケーションとなります。
天の川は現在南東の方角になります。2月~4月にかけてはこの方向がメインとなりますが、5月くらいになると、南東から南にかけて天の川の角度が変わってきます。
なので、天の川が低く、寝た天の川で撮れるのは2月3月4月までだと思っていただければと思います。
本当は天の川をもっと明るく撮るためにISO感度をもっと上げて15秒の長秒で撮りたいのですが、光害が白飛びする恐れが出てくるので適度な明るさでしか撮影ができません。後はRAW現像で天の川を持ち上げて仕上げます。
光害の多い地域なら秒数を減らして星の流れを抑えたり、ISO感度を下げてノイズ感を抑えたりと写真のクオリティアップに繋がる設定が可能です。
ちなみにこれが天の川の撮って出しのヒストグラムです。
個人的にはベストな明るさで撮れたかなって思っています。
そしてこれが現像後のヒストグラムです。
天の川をあぶり出していますが、不自然さがない現像を心がけています。
RAW現像ソフトは AdobeのLightroomを使用しています。
マスクの円型グラデーションを多用して、一気にパラメーターをいじるのではなく、こまめに調整して不自然さが無いように仕上げています。
2月の最初は天の川のすぐ下に凄く明るい金星があって、その明かりが海にリフレクションして幻想的なビーナスロードを作り出してくれました。
2022年2月28日(月) 04:33に撮影
α7IV+SEL1635GM:Mモード、16mm、ISO4000、F2.8、13秒
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前回より17日後に撮影しました。
金星の位置が天の川よりかなり離れてきました。
手ブレ補正を切っていなかったからか、少しブレてしまってて実は失敗写真となっていますがご了承ください。
金星が登ってきてビーナスロードを入れようとした場合に、天の川がかなり上の方に上がってきたので16mmの画角にしました。
このようにレンズ1本でズームして構図が自由自在に変えられるのがズームレンズの魅力ですね。
現在、広角ズームレンズはF2.8の明るさしかありませんが、16-35mmF2.8と12-24mmF2.8の選択肢があります。
ロケーションによって、より広角が必要となる場所では12-24mmはかなり幅広く撮れる万能レンズとなります。
2022年3月3日(木) 03:49に撮影
α1+SEL1224GM:Mモード、12mm(トリミング)、ISO12800、F2.8、20秒
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これは三重県の「鬼ヶ城」で撮影した一枚です。
これ以上下がれないってロケーションには、12-24mmなどの超広角レンズが便利ですね!
結果して星撮りで25mm-35mm画角で撮らない方はこのレンズがおすすめです。
SEL1224GM
ただ、16-35mmと12-24mmの選択肢の一つとして、手軽なフィルター経に対応しているのが16-35mm。
12-24mmは出目金レンズとなるのでレンズの前にフィルターが取り付けられません。
ソフトフィルターならシート型をリアに取り付けることができるので問題ないと言えば問題ないですけどね。
ある意味これを買っておけば16-35mmF2.8は必要ないかもしれませんね!
2022年3月8日(火) 04:21に撮影
α7RIV+SEL14F18GM:Mモード、14mm、ISO3200、F1.8、13秒
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まだ雪が残っている京都府の夜久野にある宝山からの雲海と天の川です。
寝た天の川は横構図で収めやすいので木々を額縁に14mmで撮ってみました。
超広角14mmともなれば、開放F1.8で星にピントを合わせてても風景までバッチリピントがきているのでなかなか良いレンズですね!
かなり広く撮れるので風景と天の川の割合的に風景を広く入れる場合におすすめです。
ソフトフィルターはリアシート型を使っています。
こちらのLEEのシート型のフィルターを切って使っています。
あとこちらのレンズもおすすめです。
単焦点20mmF1.8Gレンズです。
2022年3月9日(水) 04:05に撮影
α7RIV+SEL20F18GM:Mモード、20mm、ISO3200、F2.0、10秒
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光害だらけの赤穂御崎で天の川をRAW現像で炙り出しました。
2022年3月10日(木) 04:32に撮影
α1+SEL20F18GM:Mモード、20mm、ISO6400、F1.8、13秒
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最後に兵庫県養父市にある別宮の棚田で残雪と一緒に撮った天の川です。
レンズの前にソフトフィルター「プロソフトンA」を装着して撮影しました。
天の川でソフトフィルター使いましたが、凄く神秘的な一枚になるので今後使っていきたいと思います。
ちなみにソフトフィルターはSEL1635GMにも使える82mm径の大きなサイズを買っておいて、ステップアップリングでサイズを変えて67mm径のSEL20F18GやSEL24F14GMなのに使えるのでおすすめですよ(*^▽^*)
最近は景色のにじみを抑えたプロソフトンクリアが良いみたいなのでこれから買われる方におすすめです。
いかがでしたか?
レンズは明るい単焦点レンズが基本おすすめです。
ズームレンズはレンズを差し替えることなく、いろんな画角で撮影できるメリットもあって便利ですね。
このブログを見て自分に合ったレンズ選びをしていただければ幸いです。
最近天の川のRAW現像講座をしましたが、僕自身天の川の現像をどんどん進化させていってて、かなりシンプルな現像で良い色味が出せるようになりました。
みなさんもどんどん撮影して、自分なりの現像方法を見つけてみてくださいね!(*^▽^*)
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